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公開番号
2025151702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053255
出願日
2024-03-28
発明の名称
加湿器
出願人
ウエットマスター株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
11/41 20180101AFI20251002BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】加湿対象空間内に供給される空気の風量に起因するユーザの体感温度も考量した上で、ユーザにとって心地良い加湿対象空間の加湿を可能とした加湿器を提供する。
【解決手段】加湿器は、加湿対象空間の温度及び湿度を検出するセンサ36と、風量を制御する風量制御部45と、センサ36が検出した温度及び湿度を用いて現在体感温度を算出する体感温度算出部42と、体感温度算出部42が算出した現在体感温度と、予め設定されている目標体感温度を比較する体感温度比較部43と、体感温度比較部43が現在体感温度が目標体感温度以下と判断した場合、温度リミッタ機能を作動させる温度リミッタ部44と、を備える。風量制御部45は、温度リミッタ機能が作動されている場合、目標体感温度を上回るように風量を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
加湿対象空間の温度及び湿度を検出するセンサと、
空気にエネルギーを与え、前記加湿対象空間に前記空気を供給する送風機と、
前記送風機が供給する前記空気の風量を制御する風量制御部と、
前記空気の風速、前記センサが検出した温度及び湿度を用いて現在体感温度を算出する体感温度算出部と、
前記体感温度算出部が算出した前記現在体感温度と、予め設定されている目標体感温度を比較する体感温度比較部と、
前記体感温度比較部が前記現在体感温度が前記目標体感温度以下と判断した場合、温度リミッタ機能を作動させる温度リミッタ部と、
を備え、
前記風量制御部は、前記温度リミッタ機能が作動されている場合、前記目標体感温度を上回るように前記風量を制御する、
加湿器。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記温度リミッタ部は、
前記風量の下限値となる最小風量を設定する最小風量設定部と、
前記目標体感温度における目標体感温度風量を算出する目標体感温度風量算出部と、
前記目標体感温度風量と前記最小風量を比較する最小風量比較部と、
を有し、
前記風量制御部は、前記最小風量比較部が前記目標体感温度風量が前記最小風量よりも少ないと判断した場合、前記最小風量と同一になるように前記風量を制御する、
請求項1に記載の加湿器。
【請求項3】
前記センサが検出した温度と、予め設定されている適用温度を比較する適用温度比較部を更に備え、
前記温度リミッタ部は、前記適用温度比較部が前記センサが検出した温度が前記適用温度以下である場合に、前記温度リミッタ機能を作動させる、
請求項1又は2に記載の加湿器。
【請求項4】
前記風量について、手動モード及び自動モードをユーザが切り替え可能であり、
前記温度リミッタ部は、前記自動モードを選択されている場合に前記温度リミッタ機能を作動させる、
請求項1又は2に記載の加湿器。
【請求項5】
前記体感温度算出部は、前記温度リミッタ機能が作動中、加湿器を前記温度リミッタ機能を作動させず通常運転させた場合における仮の体感温度である仮想体感温度を算出し、
前記体感温度比較部は、前記目標体感温度と前記仮想体感温度を比較し、
前記温度リミッタ部は、前記仮想体感温度が前記目標体感温度よりも上回った場合に、前記温度リミッタ機能を停止させる、
請求項1又は2に記載の加湿器。
【請求項6】
前記温度リミッタ部は、
前記通常運転で加湿器を動作させた場合における通常風量を算出する通常風量算出部と、
目標体感温度風量算出部によって算出された目標体感温度風量と、前記通常風量算出部よって算出された通常風量を比較する通常風量比較部と、
を有し、
前記風量制御部は、前記通常風量比較部が前記目標体感温度風量が前記通常風量よりも多いと判断した場合、前記目標体感温度風量が前記通常風量と同一になるように制御する、
請求項5に記載の加湿器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿対象空間内に空気を供給する送風機を備えた加湿器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
室内の湿度をより快適に保つための装置として、加湿器が広く利用されている。加湿器は、部屋などの加湿対象空間に供給する空気を加湿用の水分を含んだ加湿モジュールに接触させることで加湿を行う。加湿器は送風機を備え、送風機は加湿対象空間の空気を吸入し、加湿モジュールに向けて排出される。
【0003】
加湿器の運転中、加湿モジュールには加湿用の水分が給水装置により供給される。給水装置により加湿モジュールへ供給された水分は、気体と接触して気体を加湿する。そして、加湿された気体は、加湿対象空間内に放出される。このようにして、加湿対象空間内の湿度がユーザの所望の湿度に維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6611823号公報
特開2017-003205号公報
特開2008-281241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来技術の加湿器においては、ユーザが設定した相対湿度の目標値を得るために必要な運転条件が予め設定され、この運転条件に基づいて送風機を運転すると共に加湿モジュールに給水し、加湿対象空間に供給する空気の風量を調整する。
【0006】
しかし、加湿器をこの運転条件に基づいて運転するだけの従来技術では、加湿対象空間内に存在するユーザの体感温度としては、加湿対象空間内が必ずしも適切な温度になっていると感じることができない問題があった。例えば、加湿対象空間内に放出された加湿された空気は、加湿対象空間内で流動することから、ユーザの体に当たることが避けられないが加湿対象空間内が低温であると、放出された空気がユーザの体に当たることで、ユーザは寒さを感じ不快になることがある。人が感じる体感温度は、同じ気温であっても、例えば、風速が1m/s増加すると、体感温度は1℃ほど低くなると言われている。そのため、従来技術のように単にユーザが設定した湿度となるように予め設定された運転条件に基づいて加湿を行っても、ユーザにとって心地良い空間を提供することは不可能である。
【0007】
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものである。本発明の目的は、加湿対象空間内に供給される空気の風量に起因するユーザの体感温度も考量した上で、ユーザにとって心地良い加湿対象空間の加湿を可能とした加湿器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の加湿器は、加湿対象空間の温度及び湿度を検出するセンサと、空気にエネルギーを与え、前記加湿対象空間に前記空気を供給する送風機と、前記送風機が供給する前記空気の風量を制御する風量制御部と、前記空気の風速、前記センサが検出した温度及び湿度を用いて現在体感温度を算出する体感温度算出部と、前記体感温度算出部が算出した前記現在体感温度と、予め設定されている目標体感温度を比較する体感温度比較部と、前記体感温度比較部が前記現在体感温度が前記目標体感温度以下と判断した場合、温度リミッタ機能を作動させる温度リミッタ部と、
を備え、前記風量制御部は、前記温度リミッタ機能が作動されている場合、前記目標体感温度を上回るように前記風量を制御する。
【0009】
前記温度リミッタ部は、前記風量の下限値となる最小風量を設定する最小風量設定部と、前記目標体感温度における目標体感温度風量を算出する目標体感温度風量算出部と、前記目標体感温度風量と前記最小風量を比較する最小風量比較部と、を有し、前記風量制御部は、前記最小風量比較部が前記目標体感温度風量が前記最小風量よりも少ないと判断した場合、前記最小風量と同一になるように前記風量を制御するようにしてもよい。
【0010】
前記センサが検出した温度と、予め設定されている適用温度を比較する適用温度比較部を更に備え、前記温度リミッタ部は、前記適用温度比較部が前記センサが検出した温度が前記適用温度以下である場合に、前記温度リミッタ機能を作動させるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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