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公開番号2025151375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024052770
出願日2024-03-28
発明の名称交換可能型プレフィルタおよびそれを有するエアフィルタユニット
出願人東レ株式会社
代理人
主分類B01D 46/52 20060101AFI20251002BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】
プレフィルタとエアフィルタの接合を、装置本体とエアフィルタの間にプレフィルタを挟んで固定するなどして行われており、挟み込んだ際に破断してしまうなどの問題があった。
【解決手段】
エアフィルタに取り付けた場合でもエアフィルタユニットの通気性を損なうことなく、またエアフィルタに対し静電力によって設置が可能な交換可能型プレフィルタとする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
帯電性繊維シートを有する交換可能型プレフィルタであって、前記帯電性繊維シートの構成繊維の平均繊維径が０．１～５０μｍであり、エアフィルタに対して自立的に設置可能であることを特徴とする交換可能型プレフィルタ。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
抗菌性、抗ウイルス性および防カビ性から選ばれる少なくとも１つの機能を有することを特徴とする請求項１に記載の交換可能型プレフィルタ。
【請求項３】
請求項１または２に記載の交換可能型プレフィルタおよびエアフィルタを有することを特徴とするエアフィルタユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、エアフィルタに対して自立的に設置可能であることを特徴とする交換可能型プレフィルタよびそれを有するエアフィルタユニットに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、空気清浄機やエアコン、自動車などの用途におけるエアフィルタ市場において、エアフィルタに抗菌・抗ウイルス等の様々な機能を付与するニーズが存在する。
【０００３】
エアフィルタに機能を付与する方法としては、エアフィルタを構成する支持体層に予め機能付与を行い、メルトブロー不織布と貼り合わせてプリーツ加工を施しエアフィルタを構成する方法が挙げられる。
【０００４】
またエアフィルタユニット（プレフィルタ＋エアフィルタ）に機能を付与する方法としては、プレフィルタに機能付与を行った後に、プリーツ形状を有するエアフィルタの上流面に貼り付け、プレフィルタに機能を付与する方法が挙げられる。
【０００５】
たとえば特許文献１には、濾材と層状をなすプレフィルタが接合されたフィルタが記載されており、上記プレフィルタは、抗菌、防かび、抗ウイルス、芳香、脱臭の機能のうちの少なくとも１つの機能を付与している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２００１－９６１１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら特許文献１においては、プレフィルタとエアフィルタの接合を、空気清浄機本体とエアフィルタの間にプレフィルタを挟んで固定することで行っており、強度が低いプレフィルタを用いた場合には、挟み込んだ際に破断してしまう問題があった。
【０００８】
また、エアフィルタに貼り付けるプレフィルタはシート状であるため、圧力損失が大きいメルトブロー不織布をプレフィルタとして使用した場合は、エアフィルタユニットの通気性が著しく損なわれる問題があった。
【０００９】
またプレフィルタとエアフィルタが一体となった一体型のエアフィルタユニットの場合は、使用途中にプレフィルタの設置ができないため、エアフィルタユニット使用中に機能を変更したり追加したりすることができず、使用者は所望の機能が予め付与されたエアフィルタユニットを選択する必要があった。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
上記課題を解決するため、本発明の交換可能型プレフィルタおよびそれを有するエアフィルタユニットは以下の特徴を有する。
（１）帯電性繊維シートを有する交換可能型プレフィルタであって、前記帯電性繊維シートの構成繊維の平均繊維径が０．１～５０μｍであり、エアフィルタに対して自立的に設置可能であることを特徴とする交換可能型プレフィルタ。
（２）抗菌性、抗ウイルス性および防カビ性から選ばれる少なくとも１つの機能を有することを特徴とする（１）に記載の交換可能型プレフィルタ。
（３）（１）または（２）に記載の交換可能型プレフィルタおよびエアフィルタを有することを特徴とするエアフィルタユニット。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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