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公開番号
2025151351
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052727
出願日
2024-03-28
発明の名称
診療記録支援装置、システム、方法及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
,
個人
代理人
個人
主分類
G16H
10/60 20180101AFI20251002BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】問診を基に診療記録を作成することを効率化すること。
【解決手段】本開示にかかる診療記録支援装置は、問診時の医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得する第1の取得手段と、テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成する生成手段と、指示文章を言語モデルへ入力することにより患者の診療記録情報を取得する第2の取得手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
問診時の医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得する第1の取得手段と、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成する生成手段と、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する第2の取得手段と、
を備える診療記録支援装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記診療記録支援装置は、前記問診時に前記医療従事者が装着している眼鏡型ウェアラブル端末であり、
前記第1の取得手段は、前記眼鏡型ウェアラブル端末により収音された前記会話音声データに基づいて前記変換された前記テキスト情報を取得し、
前記眼鏡型ウェアラブル端末の装着者用画面に、前記第2の取得手段により取得された前記診療記録情報を表示する表示手段をさらに備える
請求項1に記載の診療記録支援装置。
【請求項3】
前記眼鏡型ウェアラブル端末により収音された前記会話音声データにおける音量又は収音方向の少なくとも一方に基づき、話者を区別して音声認識を行う音声認識手段をさらに備え、
前記第1の取得手段は、前記音声認識手段により前記話者を区別して音声認識された認識結果から変換された前記テキスト情報を取得する
請求項2に記載の診療記録支援装置。
【請求項4】
前記第1の取得手段は、前記問診時に前記医療従事者が装着している眼鏡型ウェアラブル端末により収音された前記会話音声データに基づいて前記変換された前記テキスト情報を取得し、
前記眼鏡型ウェアラブル端末の装着者用画面に前記診療記録情報を表示させる表示制御手段をさらに備える
請求項1に記載の診療記録支援装置。
【請求項5】
前記眼鏡型ウェアラブル端末により収音された前記会話音声データにおける音量又は収音方向の少なくとも一方に基づき、話者を区別して音声認識を行う音声認識手段をさらに備え、
前記第1の取得手段は、前記音声認識手段により前記話者を区別して音声認識された認識結果から変換された前記テキスト情報を取得する
請求項4に記載の診療記録支援装置。
【請求項6】
前記テキスト情報は、前記問診の前後における前記医療従事者による発話音声データに対して音声認識により前記医療従事者の発話内容として変換されたテキスト情報を含む
請求項1、2又は4のいずれか1項に記載の診療記録支援装置。
【請求項7】
前記医療従事者は、看護師であり、
前記診療記録情報は、看護記録の情報を含む
請求項1、2又は4のいずれか1項に記載の診療記録支援装置。
【請求項8】
問診時に医療従事者が装着している眼鏡型ウェアラブル端末と、
前記眼鏡型ウェアラブル端末と通信可能に接続された情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記眼鏡型ウェアラブル端末により収音された、前記問診時の前記医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得する第1の取得手段と、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成する生成手段と、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する第2の取得手段と、
を備え、
前記眼鏡型ウェアラブル端末は、前記第2の取得手段により取得された前記診療記録情報を装着者用画面に表示する
診療記録支援システム。
【請求項9】
コンピュータが、
問診時の医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得し、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成し、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する、
診療記録支援方法。
【請求項10】
問診時の医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得する第1の取得処理と、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成する生成処理と、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する第2の取得処理と、
をコンピュータに実行させる診療記録支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、診療記録支援装置、システム、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
医療現場では、医師又は看護師等の医療従事者が患者に対して問診を行い、診療記録を作成する必要がある。そして、例えば、看護師は、他の看護師と共に、共通の患者を多数、担当することが一般的である。そのため、特定の患者に関する診療記録の一例である看護記録は、他の看護師や医療従事者と共有される。
【0003】
特許文献1には、医師と患者の会話の音声データから電子カルテを作成する処理に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-026640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、医療従事者にとって診療記録を作成する負担が大きいという問題点がある。その理由は、医療従事者が多数の患者を担当するために多忙である一方で、診療記録の作成業務に多くの時間が割かれるためである。それ故、医療従事者が本来の業務(診察、看護、治療等)に時間を費やし難くなる。
【0006】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、問診を基に診療記録を作成することを効率化するための診療記録支援装置、システム、方法、及び、プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる診療記録支援装置は、
問診時の医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得する第1の取得手段と、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成する生成手段と、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する第2の取得手段と、
を備える。
【0008】
本開示にかかる診療記録支援システムは、
問診時に医療従事者が装着している眼鏡型ウェアラブル端末と、
前記眼鏡型ウェアラブル端末と通信可能に接続された情報処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記眼鏡型ウェアラブル端末により収音された、前記問診時の前記医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得する第1の取得手段と、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成する生成手段と、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する第2の取得手段と、
を備え、
前記眼鏡型ウェアラブル端末は、前記第2の取得手段により取得された前記診療記録情報を装着者用画面に表示する。
【0009】
本開示にかかる診療記録支援方法は、
コンピュータが、
問診時の医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得し、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成し、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する。
【0010】
本開示にかかる診療記録支援プログラムは、
問診時の医療従事者と患者との会話音声データに対して話者を区別した音声認識により変換された発話内容のテキスト情報を取得する第1の取得処理と、
前記テキスト情報から診療記録の形式で出力させるための言語モデルへの指示文章を生成する生成処理と、
前記指示文章を前記言語モデルへ入力することにより前記患者の診療記録情報を取得する第2の取得処理と、
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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