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公開番号
2025150559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051497
出願日
2024-03-27
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム
出願人
株式会社サトー
代理人
弁理士法人グローバル・アイピー東京
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20251002BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】発行前のラベルと発行済みのラベルとを特定できるようにする。
【解決手段】本発明のある一態様に係る情報処理装置は、複数の印字媒体の集合体を識別する集合体識別情報と、複数の印字媒体のそれぞれに含まれる無線タグを識別するタグ識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、印字媒体発行装置に収容される前記集合体識別情報を取得する第1取得部と、印字媒体発行装置から発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報を取得する第2取得部と、第1取得部により取得された集合体識別情報と、第2取得部により取得されたタグ識別情報とに基づいて、集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する特定部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の印字媒体の集合体を識別する集合体識別情報と、前記複数の印字媒体のそれぞれに含まれる無線タグを識別するタグ識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
印字媒体発行装置に収容される前記集合体識別情報を取得する第1取得部と、
前記印字媒体発行装置から発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報を取得する第2取得部と、
前記第1取得部により取得された前記集合体識別情報と、前記第2取得部により取得された前記タグ識別情報とに基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、前記印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する特定部と、を備える、
情報処理装置。
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【請求項2】
前記集合体が収容される印字媒体発行装置を識別する装置識別情報を取得する第3取得部を有し、
前記特定部は、
前記第1取得部により取得された前記集合体識別情報と、前記第2取得部により取得された前記タグ識別情報と、前記第3取得部により取得された装置識別情報とに基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、前記装置識別情報に対応する印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記集合体は、前記複数の印字媒体が連続して配置され、
前記記憶部は、前記集合体識別情報と、前記集合体に配置される各印字媒体の発行順序と、前記印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報とを対応付けて記憶する、
請求項1又は2に記載された情報処理装置。
【請求項4】
前記特定部は、前記第2取得部により取得されたタグ識別情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている発行順序で前記複数の印字媒体が発行されていない場合に、警告出力を行う、
請求項3に記載された情報処理装置。
【請求項5】
前記特定部は、前記第2取得部により取得されたタグ識別情報に基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち発行済みの印字媒体の数に関する情報、又は未発行の印字媒体の数に関する情報を取得する、
請求項2に記載された情報処理装置。
【請求項6】
前記特定部は、前記装置識別情報と、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち前記装置識別情報に対応する前記印字媒体発行装置によって発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報と、を対応付ける、
請求項2に記載された情報処理装置。
【請求項7】
前記記憶部は、複数の装置識別情報を記憶しており、
前記特定部は、前記第3取得部により取得された前記装置識別情報が、前記記憶部に記憶された前記複数の装置識別情報に含まれていない場合に、警告出力を行う、
請求項6に記載された情報処理装置。
【請求項8】
印字媒体発行装置と、前記印字媒体発行装置と通信可能な情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
複数の印字媒体の集合体を識別する集合体識別情報と、前記複数の印字媒体のそれぞれに含まれる無線タグを識別するタグ識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
印字媒体発行装置に収容される前記集合体識別情報を取得する第1取得部と、
前記印字媒体発行装置から発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報を取得する第2取得部と、
前記第1取得部により取得された前記集合体識別情報と、前記第2取得部により取得された前記タグ識別情報とに基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、前記印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する特定部と、を備える、
情報処理システム。
【請求項9】
複数の印字媒体の集合体を識別する集合体識別情報と、前記複数の印字媒体のそれぞれに含まれる無線タグを識別するタグ識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を備える情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
印字媒体発行装置に収容される前記集合体識別情報を取得し、
前記印字媒体発行装置から発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報を取得し、
前記第1取得部により取得された前記集合体識別情報と、前記第2取得部により取得された前記タグ識別情報とに基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、前記印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する、
情報処理方法。
【請求項10】
複数の印字媒体の集合体を識別する集合体識別情報と、前記複数の印字媒体のそれぞれに含まれる無線タグを識別するタグ識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を備える情報処理装置にインストールされたときに、
印字媒体発行装置に収容される前記集合体識別情報を取得する手順と、
前記印字媒体発行装置から発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報を取得する手順と、
取得された前記集合体識別情報と、取得された前記タグ識別情報とに基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、前記印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する手順と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ICチップ及びアンテナを有する無線タグ(インレイともいう。)を有するラベルを発行するプリンタが知られている。このようなプリンタでは、複数のラベルを有する帯状の連続紙が巻回されたラベルロールを収容し、このラベルロールから連続紙を引き出して順にラベルを発行する。ラベルを発行する際には、ラベルに含まれる無線タグに対して、プリンタに搭載されたリーダライタによりデータの書き込み(エンコード)を行う(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-157521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
無線タグを有するラベルを発行する際にはトレーサビリティを確保することが要求される。改竄防止用途等に使用される比較的高価なラベルの場合には尚更である。例えばラベルロールを使用する場合、例えば収容されているラベルロールのうち発行済みのラベルと、未発行のラベル(これから発行されるラベル)とを特定できるようにすることが求められている。
【0005】
そこで、本発明は、発行前のラベルと発行済みのラベルとを特定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は、
複数の印字媒体の集合体を識別する集合体識別情報と、前記複数の印字媒体のそれぞれに含まれる無線タグを識別するタグ識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、印字媒体発行装置に収容される前記集合体識別情報を取得する第1取得部と、前記印字媒体発行装置から発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報を取得する第2取得部と、前記第1取得部により取得された前記集合体識別情報と、前記第2取得部により取得された前記タグ識別情報とに基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、前記印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する特定部と、を備える、情報処理装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明のある態様によれば、発行前のラベルと発行済みのラベルとを特定できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態のラベル発行システムの概略的なシステム構成を示す図である。
RFIDラベルが取り付けられたロール紙の斜視図である。
ラベルデータベースのデータ構成例を示す図である。
プリンタデータベースのデータ構成例を示す図である。
内部が見える状態の一実施形態のプリンタの概略的な側面図である。
一実施形態のラベル発行システムの機能ブロック図である。
一実施形態のラベル発行システムの処理を示すシーケンスチャートである。
ラベルデータベースのデータ更新の例を示す図である。
ラベルデータベースのデータ更新の例を示す図である。
一実施形態のラベル発行システムにおいて、ラベルロールIDをプリンタに認識させる作業を説明する図である。
変形例に係るラベル発行システムの処理を示すシーケンスチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に記載する形態は、図面の簡単な説明により説明される図面に限定されるものではない。
【0010】
本発明のある態様の第1の態様は、複数の印字媒体の集合体を識別する集合体識別情報と、前記複数の印字媒体のそれぞれに含まれる無線タグを識別するタグ識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、印字媒体発行装置に収容される前記集合体識別情報を取得する第1取得部と、前記印字媒体発行装置から発行された印字媒体に含まれる無線タグのタグ識別情報を取得する第2取得部と、前記第1取得部により取得された前記集合体識別情報と、前記第2取得部により取得された前記タグ識別情報とに基づいて、前記集合体識別情報に対応する複数の印字媒体のうち、前記印字媒体発行装置により発行される前の印字媒体又は発行された印字媒体を特定する特定部と、を備える、情報処理装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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