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公開番号2025150507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051411
出願日2024-03-27
発明の名称音声情報出力システムおよび音声情報出力装置
出願人大阪瓦斯株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類G10L 19/00 20130101AFI20251002BHJP(楽器;音響)
要約【課題】人が望まないタイミングでの音声情報の出力の抑制が可能な装置を提供する。
【解決手段】外部から伝送された人の言葉で成る音声情報を出力する出力端末Tは、音声情報を出力する音声出力器5と、出力端末Tが設置された環境内音声を取得するマイクロホン9とを有し、音声情報の出力が可能な状況において、マイクロホン9で取得した環境内音声に基づき音声情報の出力を抑制する出力抑制モジュール24aを有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
人が存在し得る環境内に設置される音声情報出力装置と、前記音声情報出力装置における音声情報の出力を制御する情報制御ユニットと、を備えており、
前記音声情報出力装置は、
前記音声情報を出力する音声出力器と、前記音声出力器から前記音声情報を出力する出力制御部と、を有し、
前記情報制御ユニットは、
判定情報を取得する判定情報取得部と、
外部情報を取得する外部情報取得部と、
前記外部情報が前記判定情報に合致する合致成立と前記判定情報に合致しない合致不成立との判定を行う判定モジュールと、
前記判定モジュールによって前記合致成立が判定された場合に前記音声出力器からの前記音声情報の出力を抑制する出力抑制モジュールと、
前記判定情報を記憶する記憶部と、を有している音声情報出力システム。
続きを表示(約 2,800 文字)【請求項2】
前記音声情報出力装置が、出力端末として構成され、
前記出力端末は、前記音声出力器と、
前記出力端末が設置された環境内の音声を取得するマイクロホンと、を有し、
前記判定情報取得部と前記外部情報取得部として機能する声紋処理部を有し、
前記声紋処理部は、予め設定された人の声紋情報を前記判定情報として登録声紋情報を取得すると共に、前記マイクロホンで取得した前記音声の声紋情報を、前記外部情報としての対象声紋情報を取得し、
前記判定モジュールが、前記対象声紋情報と前記登録声紋情報との合致率が設定値を超える場合に前記音声情報の出力を抑制し、前記合致率が前記設定値以下である場合に前記音声情報の出力を許容する前記出力抑制モジュールとして構成されている請求項1に記載の音声情報出力システム。
【請求項3】
前記音声情報出力装置が、出力端末として構成され、
前記出力端末は、前記音声出力器と、
前記出力端末が設置された環境内の音声を取得するマイクロホンと、
前記判定情報取得部と前記外部情報取得部として機能する用語処理部と、を有し、
前記用語処理部は、予め設定された人の用語情報を前記判定情報としての登録用語情報を取得すると共に、前記マイクロホンで取得した前記音声の前記用語情報を、前記外部情報としての対象用語情報として取得し、
前記判定モジュールが、前記対象用語情報と前記登録用語情報とが合致したことを判定した場合に、前記音声情報の出力を抑制し、前記合致しない場合には前記音声情報の出力を許容する前記出力抑制モジュールとして構成されている請求項1に記載の音声情報出力システム。
【請求項4】
前記音声情報出力装置が、出力端末として構成され、
前記出力端末が設置された環境に情報端末が設置され、
前記出力端末は、前記音声出力器を有し、
前記判定情報取得部が、前記判定情報としての特定情報を登録する特定情報登録部として構成され、
前記外部情報取得部が、前記外部情報としての取得情報を通信ネットワークを介して取得する情報取得部として構成され、
前記判定モジュールが、前記特定情報登録部に登録された前記特定情報と、前記取得情報とが合致することを判定した場合に前記音声情報の出力を抑制する前記出力抑制モジュールとして構成されている請求項1に記載の音声情報出力システム。
【請求項5】
前記情報端末が、テレビジョンであり、
前記取得情報が、前記テレビジョンの番組情報に含まれる用語であり、
前記特定情報が、登録用語情報であり、
前記出力端末は、前記情報取得部として構成される番組情報取得部が、前記テレビジョンで視聴する番組を選択するための人の操作に基づき前記番組情報を取得し、前記取得情報としての用語情報を当該番組情報に含まれる用語に基づいて設定し、
前記判定モジュールは、前記特定情報と、前記用語情報との合致の有無を判定し、
前記出力抑制モジュールは、前記判定モジュールで合致したことが判定された場合に、前記音声情報の出力を抑制し、前記合致しないことを判定した場合に前記音声情報の出力を許容する請求項4に記載の音声情報出力システム。
【請求項6】
前記テレビジョンが、赤外線を出力することで番組の選択を行えるリモートコントローラの使用が可能であり、
前記出力端末は、前記赤外線を受信する受信センサを備えており、
前記番組情報取得部は、人為操作に伴い前記リモートコントローラからの出力される前記赤外線を受信することにより前記通信ネットワークを介して外部のサーバから前記番組情報を取得する請求項5に記載の音声情報出力システム。
【請求項7】
前記音声情報出力装置が、出力端末として構成され、
前記出力端末は、前記音声出力器を有し、
前記出力端末は、前記出力端末が設置された環境に位置する情報端末にて、通信ネットワークを介して所定のサーバからの伝送される情報に基づいて制御されるアプリケーションが実行された場合に、前記通信ネットワークを介して前記サーバから取得する前記外部情報から前記アプリケーションが実行中であることを取得する前記外部情報取得部と、
前記外部情報から前記アプリケーションの実行の有無を前記判定情報として取得する前記判定情報取得部とを備え、
前記判定モジュールが、前記アプリケーションが実行中であると判定した場合に、前記音声情報の出力を抑制し、前記アプリケーションが実行されていない場合に前記音声情報の出力を許容する前記出力抑制モジュールとして構成されている請求項1に記載の音声情報出力システム。
【請求項8】
外部から伝送され人の言葉で成る音声情報を出力する出力端末として構成され、
前記出力端末は、外部から伝送された前記音声情報を出力する音声出力器と、
前記出力端末が設置された環境内音声を取得するマイクロホンと、
前記音声情報の出力が可能な状況において、前記マイクロホンで取得した前記環境内音声に基づき前記音声情報の出力を抑制する出力抑制モジュールと、を有している音声情報出力装置。
【請求項9】
予め設定された人の声紋情報を登録声紋情報として記憶する記憶部と、
前記マイクロホンで取得した前記環境内音声から声紋情報を対象声紋情報として抽出する声紋処理部と、
前記対象声紋情報と前記登録声紋情報との合致率を出力する声紋判定モジュールとを有し、
前記出力抑制モジュールは、前記声紋判定モジュールで判定される前記対象声紋情報と前記登録声紋情報との前記合致率が設定値を超える場合に前記音声情報の出力を抑制し、前記合致率が前記設定値以下である場合には前記音声情報の出力を許容する請求項8に記載の音声情報出力装置。
【請求項10】
予め設定された用語を登録用語として記憶する記憶部と、
前記マイクロホンで取得した前記環境内音声に含まれる人の言葉に含まれる用語を対象用語として抽出する用語処理部と、
前記対象用語と前記登録用語との合致の有無を判定する用語判定モジュールとを有し、
前記出力抑制モジュールは、前記用語判定モジュールが前記対象用語と前記登録用語とが合致することを判定した場合に前記音声情報の出力を抑制し、前記合致がない場合には前記音声情報の出力を許容する請求項8に記載の音声情報出力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音声情報出力システムおよび音声情報出力装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
音声情報出力装置として特許文献1には、例えば、警報装置のスピーカから出力された音声情報を聴き取れなかった場合には、設定音圧レベル以上の音響を入力することにより、音声情報の再出力を可能にする技術が記載されている。つまり、音声情報の再出力を必要とする場合、ユーザーは大きな声を発することや、手をたたくことにより再出力を可能にしている。
【0003】
特許文献2には、スピーカから出力される音声情報がユーザーにとって耳障りである場合に、音声情報の出力を抑制させる発話抑制機能が記載されている。また、発話優先度が高い音声情報の出力時には、発話抑制制御の実行を禁止も記載されている。
【0004】
つまり、ユーザーは大きな声を発することや、手をたたく等、設定音圧レベル以上の音響入力があった場合、この設定音圧レベル以上の音響入力が設定回数連続して入力された場合に音声情報の出力を抑制するものである。
【0005】
更に、この特許文献2には、発話抑制指令から設定時間が経過するまでに、条件を満たす音響入力があった場合に、音声情報の再発話を可能にする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-131267号公報
特開2022-131268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献2に記載される技術は、耳障りな音声情報の出力の抑制を可能にするものである。また、特許文献2では、音声情報の一部はユーザーの耳に入るため、ユーザーの生活状況によっては行動に支障を来すことも想像できる。
【0008】
例えば、ユーザーが好きなテレビ番組を視聴中に音声情報が割り込んだ場合には、テレビ音声の重要な内容の一部が聞こえず、ユーザーにおけるテレビ番組の内容が途切れ、興味や感動の低下に繋がることも考えられた。
【0009】
更に、特許文献2の技術のように音声情報の冒頭部分をユーザーが聞くことが可能なものでは、その冒頭の情報がユーザーに関係する地名や人名である場合には、その音声情報の内容が気掛かりになり、ユーザーの行動等に支障が出ることも想像できた。このような支障は、会話の中断、集中力の低下や手作業の能率の低下として現れることもあった。特に、勉強中の子供は注意が削がれることもあった。
【0010】
このような理由から、人が望まないタイミングでの音声情報の出力の抑制が可能な音声情報出力システム、音声情報出力装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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