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公開番号2025149318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024049878
出願日2024-03-26
発明の名称加水分解タンパク若しくはアミノ酸誘導体又はそれらの塩、及び化粧料
出願人株式会社成和化成
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/64 20060101AFI20251001BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】着臭の問題を解決するとともに、皮膚に対しては優れた美白効果、抗酸化効果、コラーゲン産生促進効果を、毛髪に対しては優れた感触向上効果を有する加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩、及び前記化合物を配合した化粧品を提供する。
【解決手段】加水分解タンパク又は特定のアミノ酸のN末端上及び/又はC末端上の水素原子が、HO-C(CH3)2-CH2-、又は、HO-CH2-C(CH3)2-で表される官能基により置換された加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩、並びにそれらを配合する化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
加水分解タンパク又は一般式(I)若しくは(II)で表されるアミノ酸のN末端上及び/又はC末端上の水素原子が、HO-C(CH



-CH

-、又は、HO-CH

-C(CH



-で表される官能基により置換された加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩。
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続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記加水分解タンパク又は一般式(I)若しくは(II)で表わされるアミノ酸が、植物由来のタンパクの加水分解物又はケラチンの加水分解物であることを特徴とする請求項1に記載の加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩。
【請求項3】
前記加水分解タンパク、又は一般式(I)若しくは(II)で表わされるアミノ酸が、セリン、グリシン、リジン、グルタミン酸、又はプロリンであることを特徴とする請求項1に記載の加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩。
【請求項4】
請求項1ないし3に記載の加水分解タンパク若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩が配合されていることを特徴とする化粧料。
【請求項5】
前記加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩の配合量が、前記化粧料中の1質量%以上、20質量%以下であることを特徴とする請求項4に記載の化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料の原料等として好適に用いられる加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体又はそれらの塩に関する。本発明は、更に、前記加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体又はそれらの塩を配合した化粧料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
加水分解タンパクやアミノ酸は、皮膚又は毛髪に対して、優れた効果を発揮することが知られており、これまでに化粧品基剤として広く用いられてきた(特許文献1)。しかしながら、化粧料にこれらを配合した際に、加水分解タンパクやアミノ酸由来の臭いが生じる(着臭)ことから、その改善が望まれている。
【0003】
また、近年、化粧品基剤への要求はさらに高度化しており、上記の着臭の問題点を克服するとともに、かつ優れた機能をもつ化粧品基剤が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-063197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、加水分解タンパク又はアミノ酸と比較して、上記の着臭の問題を解決し、さらに化粧品基剤として皮膚や毛髪に対してより優れた効果を有する加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体又はそれらの塩を提供することを課題とする。
本発明は、又、上記の加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体又はそれらの塩を配合し、上記の優れた効果を有する化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、加水分解タンパク又は下記の一般式(I)若しくは(II)で表されるアミノ酸のN末端上及び/又はC末端上の水素原子が、HO-C(CH



-CH

-、又はHO-CH

-C(CH



-で表される官能基により置換されてなる加水分解タンパク若しくはアミノ酸誘導体又はそれらの塩を、化粧品基剤として使用することにより、従来の加水分解タンパク又はアミノ酸を使用する場合と比較して着臭が少なく、かつ皮膚に対してはメラニン産生抑制効果や抗酸化効果、コラーゲン産生促進効果といった優れた生理活性効果が得られること、又、毛髪に対しては指通りやすべりの良さ、しっとり感やツヤを付与する効果が得られることを見出した。本発明は、これらの知見に基づき完成されたものである。
【0007】
本発明の第1は、加水分解タンパク、又は下記の一般式(I)若しくは(II)で表わされるアミノ酸のN末端上及び/又はC末端上の水素原子を、HO-C(CH



-CH

-、又はHO-CH

-C(CH



-で表される官能基によって置換した加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体、又はそれらの塩である(請求項1)。
【0008】
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【0009】
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【0010】
本発明の加水分解タンパク誘導体若しくはアミノ酸誘導体又はそれらの塩は、従来の加水分解タンパクやアミノ酸と比べて、着臭が少なく、かつ、皮膚に対する優れたメラニン産生抑制効果、抗酸化効果、コラーゲン産生促進効果を有し、毛髪に対しては指通りやすべりの良さ、しっとり感やツヤを付与する効果を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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