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公開番号
2025148707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024048962
出願日
2024-03-26
発明の名称
電気自動車のバッテリ搭載構造
出願人
マツダ株式会社
代理人
弁理士法人三協国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20251001BHJP(車両一般)
要約
【課題】NVH性能を向上させることが可能な電気自動車のバッテリ搭載構造の提供を目的とする。
【解決手段】電気自動車は、複数のバッテリモジュール10と、当該複数のバッテリモジュール10のそれぞれを車体1に個別に固定する複数の固定部21とを備える。2つ以上のバッテリモジュール10は、車両前後方向に直列に配置されている。複数の固定部21のそれぞれは、モジュール支持剛性/モジュール重量 [N/(m ・ kg)]が1.42.E+05~1.85.E+07の範囲内になる構成を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電気自動車のバッテリの搭載構造において、
車体と、
複数のバッテリモジュールと、
当該複数のバッテリモジュールのそれぞれを前記車体に個別に固定する複数の固定部と、
前記車体における前記複数のバッテリモジュールよりも車両前方側の位置で前記車体に回転自在に取り付けられた左右一対の前車輪と
を備え、
2つ以上の前記バッテリモジュールが車両前後方向に直列に配置され、
前記複数の固定部のそれぞれは、モジュール支持剛性/モジュール重量 [N/(m ・ kg)]が1.42.E+05~1.85.E+07の範囲内になる構成を有する、
ことを特徴とする電気自動車のバッテリ搭載構造。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
請求項1記載の電気自動車のバッテリ搭載構造において、
前記固定部は、前記車体に連結可能な固定ブラケットと、減衰材とを有し、
前記固定ブラケットは、前記減衰材を介して前記バッテリモジュールに取り付けられている、
ことを特徴とする電気自動車のバッテリ搭載構造。
【請求項3】
請求項1または2記載の電気自動車のバッテリ搭載構造において、
前記固定部は、バッテリモジュールの底面に設けられた弾性部材を有する、
ことを特徴とする電気自動車のバッテリ搭載構造。
【請求項4】
請求項1または2に記載の電気自動車のバッテリ搭載構造において、
複数のバッテリモジュールが等間隔で車両前後方向に配列されている
ことを特徴とする電気自動車のバッテリ搭載構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車のバッテリ搭載構造に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のバッテリモジュールが車体に搭載された電気自動車において、車両走行時に複数のバッテリモジュールが個々に振動することにより、キャビン内の乗り心地に影響を与える騒音(Noise)、振動(Vibration)、およびハーシュネス(Harshness、粗さ・不快さ)が発生する。そのため、電気自動車では、これら騒音、振動、およびハーシュネスを低減する性能であるNVH性能の向上が課題になっている。
【0003】
そこで、NVH性能を向上するために、特許文献1に記載されている電気自動車は、複数のバッテリモジュールがバッテリケース内に取り付けられたバッテリユニットを備えた構成において、一部のバッテリモジュールの取付剛性が他のバッテリモジュールの取付剛性よりも相対的に低くなった構造を有している。
【0004】
この構造では、車両走行時に発生するある特定の低周波数域の帯域(20~50Hz)の低周波振動を受けたときの当該一部のバッテリモジュールの振幅のピーク値を下げることにより、バッテリユニット全体の振動減衰性を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-196429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記の構造では、バッテリユニット全体の振動減衰のために、複数のバッテリモジュールのうちの一部のバッテリモジュールの取付剛性を低くしているが、他のバッテリモジュールは振動減衰に寄与していないのでNVH性能の向上には改善の余地がある。
【0007】
また、この構造では、狭い低周波数帯域(20~50Hz)のうちの特定の周波数付近でのみ振幅のピーク値を下げて振動減衰効果が発揮されるので、車両走行時に発生する広い周波数帯域におけるNVH性能の向上は難しい。
【0008】
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、NVH性能を向上させることが可能な電気自動車のバッテリ搭載構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために本発明の電気自動車のバッテリ搭載構造は、電気自動車のバッテリの搭載構造において、車体と、複数のバッテリモジュールと、当該複数のバッテリモジュールのそれぞれを前記車体に個別に固定する複数の固定部と、前記車体における前記複数のバッテリモジュールよりも車両前方側の位置で前記車体に回転自在に取り付けられた左右一対の前車輪とを備え、2つ以上の前記バッテリモジュールが車両前後方向に直列に配置され、前記複数の固定部のそれぞれは、モジュール支持剛性/モジュール重量[N/(m ・ kg)]が1.42.E+05~1.85.E+07の範囲内になる構成を有することを特徴とする。
【0010】
かかる構成では、複数のバッテリモジュールおよびそれらを固定する複数の固定部の全体を利用して車体の振動を効果的に減衰させることができる。具体的には、以下のようにして振動減衰が行われる。
(【0011】以降は省略されています)
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