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公開番号
2025148595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2025124720,2023193611
出願日
2025-07-25,2019-05-03
発明の名称
クレンジングのための流体組成物
出願人
ケンビュー・ブランズ・エルエルシー
代理人
個人
主分類
A61K
8/60 20060101AFI20250930BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ユーザの皮膚を適切にクレンジングすることができる組成物であって、眼及び皮膚への刺激の程度が低く、かつ使用後の感触が心地よい組成物を提供する。
【解決手段】流体組成物は、i.1.0重量%~3.0重量%の量で存在するイソステアリン酸イソプロピル、1.0重量%~3.0重量%の量で存在するイソステアリン酸デシル、及び0.5重量%~1.5重量%の量で存在するイソヘキサデカンを含むクレンジングブレンドと、ii.0.5重量%~1.25重量%の量で存在するヤシ脂肪酸スクロースと、iii.水と、v.増粘剤と、を含み、増粘剤が、アクリレート/C10~C30アルキルアクリレートクロスポリマーである。
【選択図】無し
特許請求の範囲
【請求項1】
クレンジングのための流体組成物であって、
i.前記流体組成物の1.0重量%~3.0重量%の量で存在するイソステアリン酸イソプロピル、前記流体組成物の1.0重量%~3.0重量%の量で存在するイソステアリン酸デシル、及び前記流体組成物の0.5重量%~1.5重量%の量で存在するイソヘキサデカンを含むクレンジングブレンドと、
ii.前記流体組成物の0.5重量%~1.25重量%の量で存在するヤシ脂肪酸スクロースと、
iii.水と、
iv.増粘剤と、
を含み、
前記増粘剤が、アクリレート/C10~C30アルキルアクリレートクロスポリマーである、流体組成物。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸デシル、及びイソヘキサデカンが、1.1:1.1:1~2:2:1の重量比で存在する、請求項1に記載の流体組成物。
【請求項3】
イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸デシル、及びイソヘキサデカンが、2:2:1の重量比で存在する、請求項1に記載の流体組成物。
【請求項4】
アクリレート/C10~C30アルキルアクリレートクロスポリマーが、前記流体組成物の0.12重量%~0.18重量%の量で存在する、請求項1に記載の流体組成物。
【請求項5】
前記流体組成物が、グリコールを更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の流体組成物。
【請求項6】
前記グリコールが、ヘキシレングリコールである、請求項5に記載の流体組成物。
【請求項7】
前記グリコールが、前記流体組成物の1.0重量%~2.0重量%の量で存在する、請求項5に記載の流体組成物。
【請求項8】
前記流体組成物が、乳化剤を更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の流体組成物。
【請求項9】
前記乳化剤が、前記流体組成物の0.75重量%~2.5重量%の量で存在する、請求項8に記載の流体組成物。
【請求項10】
前記乳化剤が、PEG-6カプリル酸/カプリン酸グリセリドを含む、請求項8に記載の流体組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚表面のクレンジングに使用するための改善されたクレンジング組成物に関する。具体的には、本発明は、皮膚の顔領域のクレンジングに有用であり、様々なメークアップ製品のクレンジングに特に有用である。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
消費者は、皮膚、毛髪、及び爪の様々な問題に直面しているため、皮膚をクレンジングし得る、又はそのような問題を緩和する有益剤を送達及び/若しくは付着させる、パーソナルケア製品を、長きにわたって求めている。フェイシャルクレンザーにより、望ましくは、ファンデーション、マスカラ、及びアイライナーを除去するために好適なクレンジング効率を提供する必要がある。しかしながら、ユーザに対する刺激を低下させるために、皮膚を適切にクレンジング
する製品の能力を犠牲にすることは避けることが大切である。多くの送達システムは、安定性と低刺激性を達成するために、美観とクリーニング能力を犠牲にしている。これは特に、そのような製品が、顔などの敏感な領域に使用される場合、更により具体的には、眼のまわりなどの非常に敏感な領域に使用される場合に言えることである。また、よりしっとりした感触を有し、べとつきが少なく、残留物のレベルがより低いことなどによって、ユーザにとって心地よく感じられる製品を提供することも有益である。望ましい他の特徴としては、使用後のより高度にクレンジングされた感触及び更なる柔らかさ(クッションのような感触)が挙げられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、ユーザの皮膚を適切にクレンジングすることができる組成物であって、眼及び皮膚への刺激の程度が低く、かつ使用後の感触が心地よい組成物を作製することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、様々なクレンジング組成物、並びにクレンジング組成物の使用及び調製方法を含む。一態様では、基材に埋め込まれた流体組成物を含むクレンジング組成物であって、当該流体組成物が、第1のステアリン酸エステル、第2のステアリン酸エステル、及び分岐炭化水素を含むクレンジングブレンドであって、当該第1のステアリン酸エステルと当該第2のステアリン酸エステルとが互いに異なる、クレンジングブレンドを含む、クレンジング組成物が存在する。当該組成物は、任意選択で、非イオン性スクロース又はグルコース脂肪酸エステルのブレンドを含む。当該組成物はまた、任意選択で、カルボマーインターポリマー増粘剤を含む。この態様では、基材は、不織布拭き取り用品などの拭き取り用品又は布を含む。
【0005】
別の態様では、本発明は、基材に埋め込まれた流体組成物を含むクレンジング組成物であって、当該流体組成物が、当該流体組成物の約1.0重量%~約3.0重量%の量で存在する第1のステアリン酸エステル、当該流体組成物の約1.0重量%~約3.0重量%の量で存在する第2のステアリン酸エステル、及び当該流体組成物の約0.5重量%~約1.5重量%の量で存在する分岐炭化水素を含むクレンジングブレンドであって、当該第1のステアリン酸エステルと当該第2のステアリン酸エステルとが互いに異なる、クレンジングブレンドを含む、クレンジング組成物を含む。組成物は、任意選択で、非イオン性スクロース又はグルコース脂肪酸エステルのブレンドを含む。組成物はまた、任意選択で、カルボマーインターポリマー増粘剤を含む。この態様では、基材は、不織布拭き取り用品などの拭き取り用品又は布を含む。
【0006】
他の態様では、本発明は、ユーザの皮膚から化粧品を除去する方法であって、当該皮膚の表面と、基材に埋め込まれた流体組成物を含むクレンジング組成物とを第1の接触させる工程を含み、当該流体組成物が、第1のステアリン酸エステル、第2のステアリン酸エステル、及び分岐炭化水素を含むクレンジングブレンドであって、当該第1のステアリン酸エステルと当該第2のステアリン酸エステルとが互いに異なる、クレンジングブレンドを含む、工程を含む、方法を含む。組成物は、任意選択で、非イオン性スクロース又はグルコース脂肪酸エステルのブレンドを含む。組成物はまた、任意選択で、カルボマーインターポリマー増粘剤を含む。次いで、この方法は、皮膚の表面を基材で擦って、当該皮膚の表面から化粧品の少なくとも一部分を除去する工程を含む。この態様では、基材は、不織布拭き取り用品などの拭き取り用品又は布を含む。化粧品としては、例えば、マスカラ、ファンデーション、アイライナー、口紅、及びその他が挙げられる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明は、最適な特性を送達する組成物及び材料を提供する。本明細書で使用されるとき、用語「最適」とは、既知のクレンジング剤に比べて、匹敵又は改善されたクレンジング効力を含む。最適とは、必ずしも100%のクレンジング効率を意味するものではなく、様々な化粧料を顔から除去するのに好適な効率のことである。様々な化粧料について、効率的なクレンジングを以下により詳細に説明する。本発明のクレンジング組成物によって提供される他の利点としては、美観、べとつきが低減される、皮膚及び眼に対する刺激が少ない、より小さな力及びより低コストでより短い乾燥時間が達成される、組成物中のクレンジング剤の量が低減される、並びにクレンジング組成物をシリコーンフリーにできる、のうちの1つ以上を挙げることができる。いくつかの態様では、本発明のクレンジング組成物は、ポリイソブテニル無水コハク酸由来の乳化剤もポリイソブチレン由来の乳化剤も含まない。
【0008】
本明細書で使用するとき、別途記載のない限り、用語「パーセント」は、重量パーセントを指すものとし、同様に、本明細書に記載される全ての量は、重量によるものとする。更に本明細書で使用されるとき、用語「水分散性成分」とは、少なくとも重量当量の水と合わせたときに、均一の、透明又は濁った混合物を生成する材料を意味するものとする。本明細書で使用される用語「有益剤」とは、所望の場所において皮膚、毛髪又は爪の内部及び/又は上に送達されるべき、任意の有効成分を含み、これには化粧剤又は医薬剤などの剤が含まれるがこれらに限定されない。「化粧剤」は、局所適用を介して、毛髪、爪、及び/又は皮膚を美容的に処理し、栄養素を与え、及び/又はコンディショニングを行うのに適切な任意の成分を意味する。「医薬剤」は、局所使用に適切な任意の薬物を意味する。本明細書で使用されるとき、「薬剤」には、外傷及び病気からの回復を促進することができる剤が含まれる。
【0009】
全般的に、本発明は、水、増粘剤、保湿剤、皮膚軟化剤、防腐剤、芳香剤、賦形剤、抽出物、及び緩衝液のうちの1つ以上を含むクレンジング組成物を含む。上記の成分の様々な組み合わせが、本発明において有用である。この組成物は、手で、又は拭き取り用品、シート若しくはスポンジの組み合わせで適用するために、液体又はゲル形態で有用であり得、これによりアプリケータ装置によって適用することができる。
【0010】
本発明において有用なクレンジング組成物は、少なくとも2つの皮膚軟化剤の組み合わせを含んで処方され得る。本明細書で使用されるとき、「皮膚軟化剤」とは、皮膚、毛髪、及び睫毛をクレンジングするため、乾燥の防止若しくは緩和のため、又は皮膚の保護のために、使用される材料を指す。皮膚軟化剤の例としては、例えば、植物油、鉱油(例えば、ワセリン)、脂肪酸エステル(例えば、パルミチン酸イソプロピル、C12~C15安息香酸アルキル)(グリセロールの脂肪酸エステルを含む)などの疎水性化合物が挙げられるがこれらに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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