TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025146833
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2025073180,2024044935
出願日
2025-04-25,2024-03-21
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250926BHJP(車両一般)
要約
【課題】蓄電装置からガスが排出された際に乗車スペースへの熱の伝達を抑制可能な車両を提供する。
【解決手段】車両1は、乗車スペースSが設けられた車体2と、乗車スペース2の下方に配置された蓄電装置10と、を備え、蓄電装置10は、1つ以上の蓄電スタック101と、1つ以上の蓄電スタック101を収容する収容ケース120と、を含み、収容ケース120は、1つ以上の蓄電スタック101が配置されるロアケース200と、1つ以上の蓄電スタック101が配置される領域を区画する複数の壁部210と、を有し、複数の壁部210の内部には、1つ以上の蓄電スタック101から排出されたガスが流通可能な排気経路が設けられており、複数の壁部210と乗車スペースとの間に、断熱部材40が配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乗車スペースが設けられた車体と、
前記乗車スペースの下方に配置された蓄電装置と、を備え、
前記蓄電装置は、1つ以上の蓄電スタックと、前記1つ以上の蓄電スタックを収容する収容ケースと、を含み、
前記収容ケースは、前記1つ以上の蓄電スタックが配置されるロアケースと、前記1つ以上の蓄電スタックが配置される領域を区画する複数の壁部と、を有し、
前記複数の壁部の内部には、前記1つ以上の蓄電スタックから排出されたガスが流通可能な排気経路が設けられており、
前記複数の壁部と前記乗車スペースとの間に、断熱部材が配置されている、車両。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記収容ケースは、前記ロアケースの開口を封止するアッパー部材を有し、
前記断熱部材は、前記複数の壁部の各々と前記アッパー部材との間に配置されている、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記乗車スペースと前記収容ケースとの間には、前記車体の骨格の一部を構成するクロス部材が配置されており、
前記断熱部材の一部は、前記クロス部材と前記収容ケースとの間に配置されている、請求項1または2に記載の車両。
【請求項4】
前記乗車スペースと前記蓄電装置との間に配置された電気機器をさらに備え、
前記断熱部材は、前記複数の壁部のうち前記電気機器の下方に位置する部分と前記電気機器との間に配置された第1断熱部材を含む、請求項1または2に記載の車両。
【請求項5】
前記乗車スペースに配置された一対の前部座席と、後部座席とを備え、
前記断熱部材は、前記複数の壁部のうち前記一対の前部座席の下方に位置する部分と前記一対の前部座席との間に配置された第2断熱部材と、前記複数の壁部のうち前記後部座席の下方に位置する部分と前記後部座席との間に配置された第3断熱部材を含む、請求項4に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関し、特に、蓄電装置を備えた車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の蓄電装置として、国際公開第2020/134054号(特許文献1)には、複数の蓄電スタックを収容する収容ケースの一部を中空部材で構成し、当該中空部材の中空部を蓄電スタックから発生したガスの排気経路として用いる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/134054号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、蓄電スタックから発生されたガスは相当程度の温度を有しており、特許文献1に記載の蓄電装置を何ら手立てなく車両に搭載した場合には、収容ケースのうち排気経路を構成する部分から乗車スペースに熱が伝達されてしまうことが懸念される。
【0005】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、蓄電装置からガスが排出された際に乗車スペースへの熱の伝達を抑制可能な車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく車両は、乗車スペースが設けられた車体と、上記乗車スペースの下方に配置された蓄電装置と、を備える。上記蓄電装置は、1つ以上の蓄電スタックと、上記1つ以上の蓄電スタックを収容する収容ケースと、を含む。上記収容ケースは、上記1つ以上の蓄電スタックが配置されるロアケースと、上記1つ以上の蓄電スタックが配置される領域を区画する複数の壁部と、を有する。上記複数の壁部の内部には、上記1つ以上の蓄電スタックから排出されたガスが流通可能な排気経路が設けられている。上記複数の壁部と上記乗車スペースとの間に、断熱部材が配置されている。
【0007】
上記構成によれば、排気経路を構成する複数の壁部の各々と乗車スペースとの間に断熱部材が配置されていることにより、蓄電スタックから排出されたガスが壁部内を流通しても、当該壁部から乗車スペースに熱が伝達されることを抑制できる。
【0008】
上記本開示に基づく車両にあっては、上記収容ケースは、上記ロアケースの開口を封止するアッパー部材を有していてもよい。上記断熱部材は、上記複数の壁部の各々と上記アッパー部材との間に配置されていてもよい。
【0009】
上記構成によれば、排気経路を流通するガスからの熱が複数の壁部の各々からアッパー部材に伝達されることを抑制し、ひいてはアッパー部材から乗車スペースに熱が伝達されることを抑制できる。
【0010】
上記本開示に基づく車両にあっては、上記乗車スペースと上記収容ケースとの間には、上記車体の骨格の一部を構成するクロス部材が配置されていてもよい。上記断熱部材の一部は、上記クロス部材と上記収容ケースとの間に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
車両
16日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
10日前
トヨタ自動車株式会社
電解液
2日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
4日前
トヨタ自動車株式会社
回転子
17日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
17日前
トヨタ自動車株式会社
回転子
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
16日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
4日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
冷却構造
9日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
4日前
続きを見る
他の特許を見る