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公開番号
2025135834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033837
出願日
2024-03-06
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】蓄電セル同士を接続するバスバーが損傷するのを抑制することが可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置100は、複数の蓄電セル10を含む蓄電モジュール1と、複数の蓄電セル10同士を接着する接着材70と、セル間バスバー60とを備える。複数の蓄電セル10の各々は、短側面13(側面)および短側面14(側面)と、短側面13に設けられた負極端子18(端子)と、短側面14に設けられた正極端子17(端子)とを含む。複数の蓄電セル10は、Y方向(第1方向)に隣り合う蓄電セル10同士の正極端子17と負極端子18とが隣り合うように配置されている。セル間バスバー60は、隣り合う正極端子17と負極端子18とを接続している。接着材70は、Y方向に隣り合う短側面13と短側面14とを接着している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に配列される複数の蓄電セルを含む蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュールを収容するケースと、
前記複数の蓄電セル同士を接着する接着材と、
前記複数の蓄電セルのうち前記第1方向に隣り合う蓄電セル同士を接続するセル間バスバーと、を備え、
前記複数の蓄電セルの各々は、
前記第1方向と交差する第2方向の側面と、
前記側面に設けられた端子と、を含み、
前記複数の蓄電セルは、前記第1方向に隣り合う前記蓄電セル同士の前記端子同士が隣り合うように配置されており、
前記セル間バスバーは、隣り合う前記端子同士を接続しており、
前記接着材は、前記第1方向に隣り合う前記側面同士を接着している、蓄電装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記接着材は、前記セル間バスバーによって接続される前記隣り合う端子同士が設けられる前記隣り合う側面同士を接着している、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記接着材は、前記セル間バスバーを挟むように設けられる第1接着部分と第2接着部分とを含む、請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記複数の蓄電セルが配列される冷却面を含む冷却器をさらに備え、
前記接着材は、前記セル間バスバーに対して前記冷却器側に設けられている、請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記接着材は、前記第1方向に延びる帯形状を有する、請求項1または2に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特表2022-512496号公報(特許文献1)には、複数の単位セルを含むサブモジュール同士がバスバーにより連結されているバッテリーパックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-512496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載のバッテリーパックでは、外部から衝撃が加えられた際などにおいて、サブモジュール同士の間における位置ずれが生じることに起因してバスバーが損傷することが考えられる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、蓄電セル同士を接続するバスバーが損傷するのを抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る蓄電装置は、第1方向に配列される複数の蓄電セルを含む蓄電モジュールと、蓄電モジュールを収容するケースと、複数の蓄電セル同士を接着する接着材と、複数の蓄電セルのうち第1方向に隣り合う蓄電セル同士を接続するセル間バスバーと、を備える。複数の蓄電セルの各々は、第1方向と交差する第2方向の側面と、側面に設けられた端子と、を含む。複数の蓄電セルは、第1方向に隣り合う蓄電セル同士の端子同士が隣り合うように配置されている。セル間バスバーは、隣り合う端子同士を接続している。接着材は、第1方向に隣り合う側面同士を接着している。
【0007】
本開示の一の局面に係る蓄電装置では、上記のように、接着材が第1方向に隣り合う側面同士を接着している。これにより、第1方向に隣り合う蓄電セル(側面)同士の間において位置ずれが生じるのを接着材により抑制することができる。その結果、隣り合う側面の各々に設けられる端子同士を接続するセル間バスバーに、上記位置ずれに起因して応力が加わるのを抑制することができる。これにより、セル間バスバーが損傷するのを抑制することができる。
【0008】
接着材は、セル間バスバーによって接続される隣り合う端子同士が設けられる隣り合う側面同士を接着していてもよい。このような構成により、セル間バスバーによって接続(固定)されている側面同士を接着材により接着することができるので、上記位置ずれに起因してセル間バスバーに応力が加わるのをより抑制することができる。
【0009】
接着材は、セル間バスバーを挟むように設けられる第1接着部分と第2接着部分とを含んでいてもよい。このような構成により、接着材が第1接着部分および第2接着部分のいずれか一方のみを含む場合に比べて、隣り合う側面同士をより安定的(強固)に固定することができる。その結果、セル間バスバーが損傷するのをより抑制することができる。
【0010】
蓄電装置は、複数の蓄電セルが配列される冷却面を含む冷却器を備えていてもよい。接着材は、セル間バスバーに対して冷却器側に設けられていてもよい。このような構成により、セル間バスバーに対して冷却器側において側面同士の間に位置ずれが生じるのを容易に抑制することができる。したがって、蓄電セルと冷却器との間の接着力が比較的弱いことに起因して冷却器側の位置において上記位置ずれが生じやすい場合に、特に有効である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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