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公開番号
2025145631
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045917
出願日
2024-03-22
発明の名称
保護画像の生成方法及びプログラム
出願人
学校法人 名城大学
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
G06T
5/60 20240101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約
【課題】学習されたモデルによって出力される画像の質を低下させることができる保護画像の生成方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】保護画像の生成方法は、対象画像を入力画像として変分オートエンコーダのエンコーダに入力して潜在表現を取得する潜在表現取得工程と、潜在表現を変分オートエンコーダのデコーダに入力して再構成画像を取得する再構成画像取得工程と、再構成画像と入力画像との差分を計算する差分計算工程と、対象画像に対する差分が大きくなるように入力画像に加算される摂動を計算する摂動計算工程と、対象画像を摂動に基づいて更新して更新画像を取得する画像取得工程と、を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
対象画像を入力画像として変分オートエンコーダのエンコーダに入力して潜在表現を取得する潜在表現取得工程と、
前記潜在表現を前記変分オートエンコーダのデコーダに入力して再構成画像を取得する再構成画像取得工程と、
前記再構成画像と前記入力画像との差分を計算する差分計算工程と、
前記対象画像に対する差分が大きくなるように前記入力画像に加算される摂動を計算する摂動計算工程と、
前記対象画像を前記摂動に基づいて更新して更新画像を取得する画像取得工程と、
を備え、
前記画像取得工程で取得する前記更新画像を前記潜在表現取得工程の前記入力画像として前記潜在表現取得工程、前記再構成画像取得工程、前記差分計算工程、前記摂動計算工程、及び前記画像取得工程を繰り返し行って取得する前記更新画像を、前記対象画像の保護画像として生成する
保護画像の生成方法。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記画像取得工程では、前記入力画像に前記摂動を加算した画像と前記対象画像とを比較して予め決められた設定値を超えないように前記摂動を調整して、調整した前記摂動を前記対象画像に加算して前記更新画像を取得する
請求項1に記載の保護画像の生成方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の保護画像の生成方法をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保護画像の生成方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、深層ニューラルネットワーク(DNN)を始めとする人工知能(AI)技術は目覚ましい進歩を遂げている。特に、自然言語による指示を基に画像やテキストを生成する生成AIは、多岐にわたる応用が期待されており、多くの画像生成サービスが公開されている。
【0003】
一方で、これらの画像生成AIは、一部で不適切な利用の問題を引き起こす。例えば、インターネット上等に公開された画像がその権利者に無断で生成時の条件付けとして用いられる等、インターネット上の画像が許可なく生成に冒用される問題が発生している。さらに、権利侵害だけでなく、事実とは異なる情報を含む画像が生成されることで、SNS等において悪意あるユーザによってフェイクニュースの流布等に利用される可能性がある。
【0004】
そこで、画像生成AIに対して、無許可でのコンテンツ利用を防ぐことを実現する対策手法が求められている。例えば、特許文献1に開示される1ピクセル攻撃サンプルの生成方法は、認識対象画像の画素点の位置Pの各画素値をトラバーサルし、且つ各数値の予め設定したニューラルネットワークNにおける認識確率が最も低い時の画素値V’を取得し、認識対象画像Xにおける画素位置Pの画素値をV’に修正し、敵対的サンプルX’を得るステップを含む。この構成によって、認識対象画像の1つの画素点を変更してニューラルネットワークが画像を正確に認識する確率を低下させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-170495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されるような攻撃サンプルの生成方法では、コンテンツ保護が十分になされておらず、より一層のコンテンツ保護が求められている。
【0007】
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、学習されたモデルによって出力される画像の質を低下させることができる保護画像の生成方法及びプログラムを提供することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の保護画像の生成方法は、
対象画像を入力画像として変分オートエンコーダのエンコーダに入力して潜在表現を取得する潜在表現取得工程と、
前記潜在表現を前記変分オートエンコーダのデコーダに入力して再構成画像を取得する再構成画像取得工程と、
前記再構成画像と前記入力画像との差分を計算する差分計算工程と、
前記対象画像に対する差分が大きくなるように前記入力画像に加算される摂動を計算する摂動計算工程と、
前記対象画像を前記摂動に基づいて更新して更新画像を取得する画像取得工程と、
を備え、
前記画像取得工程で取得する前記更新画像を前記潜在表現取得工程の前記入力画像として前記潜在表現取得工程、前記再構成画像取得工程、前記差分計算工程、前記摂動計算工程、及び前記画像取得工程を繰り返し行って取得する前記更新画像を、前記対象画像の保護画像として生成する。
【0009】
本開示のプログラムは、上記保護画像の生成方法をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示に係る技術は、学習されたモデルによって出力される画像の質を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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