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公開番号2025145348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045468
出願日2024-03-21
発明の名称屋外自動運転システム
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250926BHJP(信号)
要約【課題】天候によって自動運転を実施できるか否かを自動で判断する屋外自動運転システムを提供する。
【解決手段】屋外において車両40を自動で運転させる屋外自動運転システム1であって、気象予報データ及び車両40を自動で運転させる現地の天候データを取得する気象データ取得部31と、気象データ取得部31により取得された気象予報データ及び現地の天候データに基づいて、屋外における車両40の自動運転の可否を判断する判断部34と、判断部34により判断された車両40の自動運転の可否結果に応じて車両40の走行を制御する制御部42とを備える。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
屋外において車両を自動で運転させる屋外自動運転システムであって、
気象予報データ及び前記車両を自動で運転させる現地の天候データの少なくとも一方を取得する気象データ取得部と、
前記気象データ取得部により取得された前記気象予報データ及び前記現地の天候データの少なくとも一方に基づいて、前記屋外における前記車両の自動運転の可否を判断する判断部と、
前記判断部により判断された前記車両の自動運転の可否結果に応じて前記車両の走行を制御する制御部とを備える屋外自動運転システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記判断部は、前記気象予報データ及び前記現地の天候データの少なくとも一方における降雨量、風速及び降雪量の少なくとも一つに基づいて、前記車両の自動運転の可否を判断する請求項1記載の屋外自動運転システム。
【請求項3】
前記判断部は、前記車両の自動運転が不可であると判断した場合において、一定時間が経過した後に、前記気象予報データ及び前記現地の天候データの少なくとも一方に基づいて、前記屋外における前記車両の自動運転の可否を再度判断する請求項1記載の屋外自動運転システム。
【請求項4】
前記判断部は、前記気象予報データと前記現地の天候データとが互いに異なる場合には、前記現地の天候データに基づいて、前記車両の自動運転の可否を判断する請求項1記載の屋外自動運転システム。
【請求項5】
前記判断部により判断された前記車両の自動運転の可否結果を通知する通知部を更に備える請求項1記載の屋外自動運転システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外自動運転システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、倉庫管理システムが開示されている。この倉庫管理システムは、管理装置と、自律移動可能な搬送装置と、搬送装置が搬送する搬送物に付加され、搬送物に関する搬送物情報が関連付けられるRFIDタグと、RFIDリーダと、を備える。管理装置は、搬送装置が入庫対象の搬送物の搬送物情報と、現在の倉庫内の在庫状況とを入力として、入庫対象の搬送物を載置するのに適した管理領域内の場所を出力とし、入出力関係が機械学習により獲得される入庫用モデルと、を有する。管理装置は、搬送物に付加されているRFIDタグの搬送物情報を、RFIDリーダを介して取得し、取得した搬送物情報に基づき入庫用モデルを用いて、管理領域内で搬送物を載置すべき場所を決定して、搬送装置に搬送物の載置場所を指示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-129906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両を自動で運転させる場合、当該自動運転車両には周囲の障害物を検知するセンサが設けられることが多い。センサは、雨風の影響を受けることがある。例えば、センサに雨滴が付着した場合、センサは雨滴を障害物と誤検知し、上記車両が減速又は停止することがある。そこで、屋外で車両を自動で運転させる場合には、天候によって自動運転を実施できるか否かを判断する必要がある。しかし、従来では、その判断を作業者が行っているので、無駄な作業工程が発生してしまう。
【0005】
本発明の目的は、天候によって自動運転を実施できるか否かを自動で判断する屋外自動運転システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、屋外において車両を自動で運転させる屋外自動運転システムであって、気象予報データ及び車両を自動で運転させる現地の天候データの少なくとも一方を取得する気象データ取得部と、気象データ取得部により取得された気象予報データ及び現地の天候データの少なくとも一方に基づいて、屋外における車両の自動運転の可否を判断する判断部と、判断部により判断された車両の自動運転の可否結果に応じて車両の走行を制御する制御部とを備える。
【0007】
このような屋外自動運転システムにおいて、気象データ取得部によって、気象予報データ及び車両を自動で運転させる現地の天候データ(現地天候データという)の少なくとも一方が取得される。そして、判断部によって、取得した気象予報データ及び現地天候データの少なくとも一方に基づいて、屋外における車両の自動運転の可否が判断される。これにより、屋外自動運転システムは、天候によって自動運転を実施できるか否かを自動で判断できる。また、判断部が自動運転の可否を判断するので、作業者が自動運転の可否を判断しなくてよい。従って、作業工程の無駄を省くことができる。
【0008】
(2)上記(1)において、判断部は、気象予報データ及び現地の天候データの少なくとも一方における降雨量、風速及び降雪量の少なくとも一つに基づいて、車両の自動運転の可否を判断してもよい。このような構成では、判断部は、気象予報データ及び現地天候データの少なくとも一方における降雨量、風速及び降雪量に基づいて、自動運転の可否を判断する。従って、精度よく自動運転を実施できるか否かを自動で判断できる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)において、判断部は、車両の自動運転が不可であると判断した場合において、一定時間が経過した後に、気象予報データ及び現地の天候データの少なくとも一方に基づいて、屋外における車両の自動運転の可否を再度判断してもよい。このような構成では、判断部は、自動運転が不可であると判断した場合は、そのまま終了せず、一定時間が経過した後に再度自動運転の可否を判断する。これにより、天候悪化により車両の自動運転が停止している場合でも、車両の自動運転を実施できるか否かを自動で判断できる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)において、判断部は、気象予報データと現地の天候データとが互いに異なる場合には、現地の天候データに基づいて、車両の自動運転の可否を判断してもよい。このような構成では、現地の正確な天候情報に基づいて自動運転を実施できるか否かについて判断できる。従って、精度よく自動運転を実施できるか否かを自動で判断できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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