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公開番号2025144447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024044230
出願日2024-03-19
発明の名称がん治療装置、及びがん治療システム
出願人公立大学法人横浜市立大学
代理人弁理士法人ITOH,個人,個人
主分類A61N 2/04 20060101AFI20250925BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】がん治療装置を小型化する。
【解決手段】本がん治療装置は、生体に磁界を印加するがん治療装置であって、筐体と、前記筐体に設けられた磁界発生部と、前記筐体に設けられた移動部と、を有し、前記磁界発生部は、重力方向における前記筐体の上方に配置され、前記移動部は、重力方向における前記筐体の下方に配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
生体に磁界を印加するがん治療装置であって、
筐体と、
前記筐体に設けられた磁界発生部と、
前記筐体に設けられた移動部と、を有し、
前記磁界発生部は、重力方向における前記筐体の上方に配置され、
前記移動部は、重力方向における前記筐体の下方に配置される、がん治療装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記磁界発生部に電流を供給する電源部をさらに備え、
前記筐体は、電源部を収納し、
前記電源部は、前記筐体の内部における下方に配置される、請求項1に記載のがん治療装置。
【請求項3】
前記磁界発生部は、上面視において、前記筐体の内側における前方に配置され、
前記電源部は、前記筐体の内部における後方に配置される、請求項2に記載のがん治療装置。
【請求項4】
上面視において、前記がん治療装置の面積は、800mm×750mm以下である、請求項1に記載のがん治療装置。
【請求項5】
前記磁界発生部は交流磁界を発生し、
前記電源部は、前記磁界発生部に交流電流を供給する、請求項2に記載のがん治療装置。
【請求項6】
前記磁界発生部はコイルを有する、請求項1に記載のがん治療装置。
【請求項7】
前記がん治療装置により治療されるがんは、悪性神経膠腫、悪性黒色腫、悪性中皮腫及び口腔がんの少なくとも1つである、請求項1に記載のがん治療装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のがん治療装置と、
前記生体を載置する載置台と、を備える、がん治療システム。
【請求項9】
前記載置台は、前記筐体の外側における前方に位置する、請求項8に記載のがん治療システム。
【請求項10】
前記載置台は、
前記生体を載置する台部と、
前記台部の重力方向に調製する調整部と、を備える、請求項8に記載のがん治療システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、がん治療装置、及びがん治療システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、様々な種類の療法を用いたがん治療装置が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、コイルに交流電流を流すことで交流磁界を発生させ、発生させた交流磁界をがん患部組織に印加することで、がん細胞の増殖を抑制するがん治療装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
がん治療装置の運搬や移動、設置等を容易にする観点では、がん治療装置は小型であることが好ましい。例えば、がん治療装置をエレベーターで運搬する場合、エレベーターの最小寸法内にがん治療装置の大きさが収まらないと、エレベーターを使用できず、運搬に多大な労力とコストが必要となる。特許文献1に記載のがん治療装置では、磁界発生部が装置側面から突出している分、がん治療装置が大型化し、がん治療装置の運搬に多大な労力とコストが求められる場合がある。
【0005】
本開示は、がん治療装置を小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るがん治療装置は、生体に磁界を印加するがん治療装置であって、筐体と、前記筐体に設けられた磁界発生部と、前記筐体に設けられた移動部と、を有し、前記磁界発生部は、重力方向における前記筐体の上方に配置され、前記移動部は、重力方向における前記筐体の下方に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、がん治療装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係るがん治療システムの使用状態を示す模式的上面図である。
本開示の実施形態に係るがん治療システムの使用状態を示す患者の頭部側から視た模式図である。
本開示の実施形態に係るがん治療システムの使用状態を示す模式的側面図である。
本開示の実施形態に係るがん治療装置が備える磁界発生部の模式的斜視図である。
本開示の実施形態に係るがん治療装置が備えるコイルの模式的切断斜視図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療システムの模式的上面図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療システムの模式的側面図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療装置の模式的正面図である。
比較例に係るがん治療装置の模式的上面図である。
比較例に係るがん治療システムの模式的側面図である。
比較例に係るがん治療装置の模式的正面図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療システムが設置された部屋の様子の第1例を示す模式的上面図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療システムが設置された部屋の様子の第2例を示す模式的上面図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療システムにおける温度測定部の配置例を示す模式的側面図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療システムの温度測定部が備える光ファイバの設置場所を説明する模式的正面図である。
本開示の第1実施形態に係るがん治療システムの載置台が備える可変機構による高さ調整を説明する模式的側面図である。
本開示の第2実施形態に係るがん治療装置の模式的正面図である。
本開示の第2実施形態に係るがん治療装置の模式的上面図である。
本開示の第2実施形態に係るがん治療装置の模式的側面図である。
本開示の第2実施形態に係るがん治療装置において接続部が筐体の内部に配置された様子を示す模式的上面図である。
本開示の第2実施形態に係るがん治療装置において接続部が筐体の内部に配置された様子を示す模式的側面図である。
本開示の第2実施形態に係るがん治療システムによるがん治療方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、理解を容易にするために、図面における各部の縮尺と、実際の縮尺とが異なる場合がある。
【0010】
平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右等の方向には、本開示の実施形態の効果を損なわない程度のずれが許容される。角部の形状は、直角に限られず、弓状に丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直には、略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直が含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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