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公開番号
2025144309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024044029
出願日
2024-03-19
発明の名称
コンテンツ再生装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/40 20240101AFI20250925BHJP(計算;計数)
要約
【課題】乗員に心理的・肉体的に負担をかけることなく、自然に会話を促進すること。
【解決手段】車両の中でコンテンツを再生するコンテンツ再生装置200は、車両に乗車している複数の乗員が所持する端末装置2A,2Bと無線通信する通信部209と、複数の乗員による車両の中の会話を乗員が特定可能な状態で会話情報として取得する会話情報取得部203と、会話情報に基づいて所定期間内の会話量を検出する会話量検出部204と、会話量検出部204により所定期間内の会話量が所定値より少ないと判定されると、通信部209を介して、複数の乗員のうちの所定の乗員が所持する端末装置2Aまたは2Bにより管理されているコンテンツを取得するコンテンツ取得部205と、コンテンツ取得部205で取得したコンテンツを再生する再生部206と、を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の中でコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
前記車両に乗車している複数の乗員が所持する端末装置と無線通信する通信部と、
前記複数の乗員による前記車両の中の会話を前記乗員が特定可能な状態で会話情報として取得する会話情報取得部と、
前記会話情報に基づいて所定期間内の会話量を検出する会話量検出部と、
前記会話量検出部により前記所定期間内の会話量が所定値より少ないと判定されると、前記通信部を介して、前記複数の乗員のうちの所定の乗員が所持する前記端末装置により管理されているコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
前記コンテンツ取得部で取得した前記コンテンツを再生する再生部と、
を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
前記複数の乗員の中で前記車両の運転者を特定する特定部と、
前記通信部を介して、前記運転者を含む複数の乗員が所持する複数の前記端末装置から各乗員の自宅位置を示す自宅位置情報をパーソナル情報として取得するパーソナル情報取得部と、をさらに備え、
前記コンテンツ取得部は、
前記運転者の自宅位置から最も離れた自宅位置を示す前記自宅位置情報を送信した端末装置により管理されているコンテンツを取得する、
ことを特徴とするコンテンツ再生装置。
【請求項3】
請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
前記車両の目的地情報と目的地に関連付けられたタグ情報を取得する目的地情報取得部をさらに備え、
前記コンテンツ取得部は、
前記通信部を介して、運転者を含む複数の乗員が所持する複数の前記端末装置により管理されているコンテンツを、前記タグ情報を検索キーワードとして検索する、
ことを特徴とするコンテンツ再生装置。
【請求項4】
請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
前記会話量検出部は、前記複数の乗員の中で会話量が少ない乗員を特定し、
前記コンテンツ取得部は、
前記会話量検出部で特定された乗員が所持する前記端末装置により管理されているコンテンツを取得する、
ことを特徴とするコンテンツ再生装置。
【請求項5】
請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
前記コンテンツ取得部は、前記端末装置の所有者以外が写る映像のコンテンツを除外してコンテンツを取得する、
ことを特徴とするコンテンツ再生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の技術として、車両に乗車する乗員同士の会話を活性化させるための技術が開発されている。例えば、特許文献1(特開2021-10395号)には、頸部への皮膚感覚刺激および温熱刺激によって会話への集中度を高め、会話を促進したり活性化したりすることが可能であるとの研究結果に基づき、各々の乗員に応じて小さい声量の乗員に感覚刺激を与え、会話を促進・活性化させる情報処理装置が開示されている。
また、特許文献2(特開2021-144370号)には、ユーザの知識と乗合実行時に話したい主題に基づき乗合グループを作成する車両乗合支援システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-10395号公報
特開2021-144370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、会話の話題そのものを提供するわけではないので、最終的には会話が尽きてしまう。また、強制的な会話につながるため、利用者である乗員にとっては、心理的・肉体的に負担も生じる。
また、特許文献2に開示の技術では、ライドシェアと呼ばれる乗合サービスを対象としているため、乗員同士は目的地を同一とする他人である。したがって、ライドシェア以外、例えば、通常の乗用車の利用形態である家族での同乗による利用は想定されていない。
そのため、利用者からは、家族や知人等で車両を利用する場合に目的地まで楽しくドライブするための、心理的・肉体的に負担の少ない会話促進の仕組みが求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様であるコンテンツ再生装置は、車両の中でコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、車両に乗車している複数の乗員が所持する端末装置と無線通信する通信部と、複数の乗員による車両の中の会話を乗員が特定可能な状態で会話情報として取得する会話情報取得部と、会話情報に基づいて所定期間内の会話量を検出する会話量検出部と、会話量検出部により所定期間内の会話量が所定値より少ないと判定されると、通信部を介して、複数の乗員のうちの所定の乗員が所持する端末装置により管理されているコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、コンテンツ取得部で取得したコンテンツを再生する再生部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、乗員に心理的・肉体的に負担をかけることなく、自然に会話を促進することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
コンテンツ再生装置を含むIVIシステムの一例を示す模式図。
操作メニュー画面を例示する図。
コンテンツ再生装置の要部構成を例示するブロック図。
端末の要部構成を例示するブロック図。
車両センサ群および車室内カメラの要部構成を例示するブロック図。
入力装置および出力装置の要部構成を例示するブロック図。
プログラムによるコンテンツ再生処理の流れを説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明の実施の形態について説明する。
<コンテンツ再生装置の概要>
実施の形態に係るコンテンツ再生装置は、例えば自動車等の移動する車両の車室内の人に対してコンテンツを再生する。再生するコンテンツは、車両に備えられた再生装置(出力装置と呼んでもよい)により音声および/または映像として再生可能なコンテンツである。
【0009】
車室内には、運転者を含む複数人(例えば4人)が乗車しているものとする。コンテンツ再生装置は、同乗した家族や知人等が目的地まで楽しく移動するための会話促進になることを期待して、車室内でコンテンツを再生する。
再生するコンテンツは、乗員のいずれかが所持するスマートフォン等の無線通信端末(以降、単に端末と呼ぶ)で管理されているコンテンツとする。再生されたコンテンツについて、そのコンテンツを管理する端末を所持する乗員が他の乗員に再生中のコンテンツの内容を紹介したり、説明したりすることにより、車室内で乗員同士の会話の活性化を図ることが可能になる。
上述したような場面等において、コンテンツ再生装置は、乗員に対して心理的・肉体的に負担の少ない会話促進のためのサービスを提供する。
【0010】
実施の形態では、車両に備えられたIVI(In-Vehicle Infotainment)システムの機能の一つとしてコンテンツ再生装置が備えられる。このようなコンテンツ再生装置について、さらに詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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