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公開番号
2025145176
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045222
出願日
2024-03-21
発明の名称
車室環境制御装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60H
1/32 20060101AFI20250926BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗員の精神的な疲労を軽減させること。
【解決手段】車室環境制御装置240は、車両の乗員の生体情報に基づいて乗員の疲労度を示す疲労度情報を取得する乗員情報取得部231と、乗員が車室内の空調温度を第1温度として指定可能な空調装置80と、乗員情報取得部231で取得された乗員の疲労度が所定値以上であると、空調温度を第1温度から第1温度よりも低い第2温度に変化させるように空調装置80に指示する制御部241と、を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の乗員の生体情報に基づいて前記乗員の疲労度を示す疲労度情報を取得する乗員情報取得部と、
前記乗員が車室内の空調温度を第1温度として指定可能な空調装置と、
前記乗員情報取得部で取得された前記乗員の疲労度が所定値以上であると、前記空調温度を前記第1温度から前記第1温度よりも低い第2温度に変化させるように前記空調装置に指示する制御部と、
を備えることを特徴とする車室環境制御装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車室環境制御装置において、
前記制御部は、前記乗員の疲労度が高いほど前記第2温度を低くする、
ことを特徴とする車室環境制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車室環境制御装置において、
前記車両の目的地に関する目的地情報を取得する目的地情報取得部をさらに備え、
前記制御部は、前記車両が前記目的地に近づくにつれて前記空調温度を前記第2温度から前記第1温度に変化させるように前記空調装置に指示する、
ことを特徴とする車室環境制御装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の車室環境制御装置において、
前記乗員情報取得部は、前記疲労度情報を乗員毎に取得し、
前記制御部は、前記乗員毎の前記空調温度を前記空調装置に指示する、
ことを特徴とする車室環境制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室の環境を制御する車室環境制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の技術として、車両の運転者だけでなく同乗する乗員に対しても、肉体的や精神的な疲労を軽減する技術が開発されている。例えば特許文献1(特表2013-518632号)には、シートバックレストに組み込んだマッサージ装置を制御することによって乗員に指示を伝達し、乗員を身体的および精神的に活性化させるための疲労回復方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2013-518632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、物理的な刺激を不快に感じる乗員や、主に精神的な疲労を軽減したい乗員に対しては効果が低かった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様である車室環境制御装置は、車両の乗員の生体情報に基づいて乗員の疲労度を示す疲労度情報を取得する乗員情報取得部と、乗員が車室内の空調温度を第1温度として指定可能な空調装置と、乗員情報取得部で取得された乗員の疲労度が所定値以上であると、空調温度を第1温度から第1温度よりも低い第2温度に変化させるように空調装置に指示する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、乗員の精神的な疲労を軽減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
車室環境制御装置を含むIVIシステムの一例を示す模式図。
操作メニュー画面を例示する図。
車室環境制御装置の要部構成を例示するブロック図。
端末の要部構成を例示するブロック図。
車両センサ群および車室内カメラの要部構成を例示するブロック図。
入力装置および出力装置の要部構成を例示するブロック図。
プログラムによる車室環境制御処理の流れを説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明の実施の形態について説明する。
<車室環境制御装置の概要>
実施の形態に係る車室環境制御装置は、例えば自動車等の移動する車両の車室内の人に対して、精神的な疲労を軽減させるように車室環境を制御する。実施の形態では、一例として、車室内の空調温度を調節する。
【0009】
一般に、車室の空間の温度調節は、車室内の温度があらかじめ設定されている温度よりも上昇すると冷やす方向に制御され、車室内の温度があらかじめ設定されている温度よりも下降すると暖める方向に制御される。つまり、あらかじめ設定されている温度を維持するように制御される。
一方で、車室内の乗員は、着座姿勢を長時間続ける等により、例えば首や背中に凝り等の違和感を覚える場合がある。このような場合、少しひんやりした空気に包まれるとリフレッシュされ、気分的にすっきりすることがある。そこで、実施の形態では、車室の空調温度を、各乗員の疲労度に合わせて着座位置毎に自動調節する。
車室環境制御装置は、車室内の温度を調節することにより、乗員に癒しを与え、精神的な疲労を軽減させるサービスを提供する。
【0010】
実施の形態では、車両に備えられたIVI(In-Vehicle Infotainment)システムの機能の一つとして車室環境制御装置が備えられる。このような車室環境制御装置について、さらに詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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