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公開番号2025142056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2025119634,2023029112
出願日2025-07-16,2023-02-28
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250919BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技を適切に進行させることができる遊技機。
【解決手段】演出制御手段は、第1画像、第2画像および第3画像の少なくともいずれかを画像表示部に表示する場合があり、前記第1画像は、差に関する値が所定数に到達したことに基づいて表示される画像であり、前記第2画像は、前記差に関する値が所定数に到達する前に表示される画像であり、前記第3画像は、前記第1画像および前記第2画像と異なる画像であり、前記第2画像および前記第3画像は、同時に前記画像表示部に表示される場合があり、前記第2画像および前記第3画像が同時に表示されているときに前記差に関する値が所定数に到達すると、前記第2画像および前記第3画像より前記第1画像が優先して前記画像表示部に表示される。
【選択図】図66
特許請求の範囲【請求項1】
基板を収容し、第1貫通孔が形成されている基板ケースと、
前記基板ケースの少なくとも一部を覆い、第2貫通孔が形成されているカバー部材と、
遊技の進行に合わせて演出を制御する演出制御手段と、
遊技に要する遊技価値の数と遊技で獲得した遊技価値の数との差に関する値を計測する計測手段と、
を備え、
前記第1貫通孔には、前記第1貫通孔よりも上方に設けられ、遊技機で使用されるネジのうちのいずれの種類のネジも通過不可能であり、
前記第2貫通孔には、前記第1貫通孔よりも上方に設けられ、前記遊技機で使用されるネジのうちの少なくとも1種類のネジが通過可能であり、
前記基板ケースの内部と外部とは、前記第1貫通孔によって連通しており、前記第1貫通孔は、放熱孔として機能し、
前記カバー部材より内側の空間と前記遊技機の外部の空間とは、前記第2貫通孔によって連通しており、前記第2貫通孔は、放熱孔として機能し、
前記第1貫通孔および前記第2貫通孔には、遊技球が通過不可能であり、
前記演出制御手段は、第1画像、第2画像および第3画像の少なくともいずれかを画像表示部に表示する場合があり、
前記第1画像は、前記差に関する値が所定数に到達したことに基づいて表示される画像であり、
前記第2画像は、前記差に関する値が所定数に到達する前に表示される画像であり、
前記第3画像は、前記第1画像および前記第2画像と異なる画像であり、
前記第2画像および前記第3画像は、同時に前記画像表示部に表示される場合があり、
前記第2画像および前記第3画像が同時に表示されているときに前記差に関する値が所定数に到達すると、前記第2画像および前記第3画像より前記第1画像が優先して前記画像表示部に表示される、
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技盤に設けられ、前記遊技領域に遊技球を案内する案内領域を区画形成する外レールおよび内レールと、
前記外レールと対向する側面部を有し、前記遊技領域から前記案内領域への遊技球の進入を防止する変位部材と、
遊技の進行に合わせて演出を制御する演出制御手段と、
遊技に要する遊技価値の数と遊技で獲得した遊技価値の数との差に関する値を計測する計測手段と、
を備え、
前記変位部材は、
前記側面部の先端と前記外レールとの最短距離が所定距離となる第1状態と、
前記側面部の先端と前記外レールとの最短距離が、前記第1状態よりも大きい第2状態と、
前記側面部および前記外レールの双方に接し、前記案内領域から前記遊技領域に向かう第1の遊技球と、前記側面部の先端および前記外レールの双方に接し、前記遊技領域から前記案内領域に向かう第2の遊技球とが互いに接した状況において、前記側面部の先端と前記外レールとの最短距離が、前記第1状態よりも大きく、前記第2状態よりも小さく、かつ、前記第2の遊技球の最下点から前記外レールまでの最短距離よりも小さくなる第3状態と、
に変位可能であり、
前記演出制御手段は、第1画像、第2画像および第3画像の少なくともいずれかを画像表示部に表示する場合があり、
前記第1画像は、前記差に関する値が所定数に到達したことに基づいて表示される画像であり、
前記第2画像は、前記差に関する値が所定数に到達する前に表示される画像であり、
前記第3画像は、前記第1画像および前記第2画像と異なる画像であり、
前記第2画像および前記第3画像は、同時に前記画像表示部に表示される場合があり、
前記第2画像および前記第3画像が同時に表示されているときに前記差に関する値が所定数に到達すると、前記第2画像および前記第3画像より前記第1画像が優先して前記画像表示部に表示される、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 5,800 文字)【背景技術】
【0002】
スロットマシンの遊技性を維持しつつ、実物のメダルの介在なしに遊技を進行することができるスマートパチスロが検討されている(例えば、特許文献1)。また、パチンコ機を封入循環式にして遊技者が遊技球に触れることなく遊技を進行することができるスマートパチンコが検討されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-134014号公報
特開2020-156551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなスマートパチスロやスマートパチンコでは、遊技機の外部に、遊技球やメダル等の遊技媒体を流通させるための経路を設ける必要がなくなり、スマートパチスロにおいては、物理的な遊技媒体自体が不要となる。このように、スマートパチスロでは、遊技媒体自体が使用されず、スマートパチンコにおいては非磁性の遊技球を用いることで、金属製の遊技媒体を使用することを前提とするゴト行為を防止することが可能となる。また、遊技機内に遊技媒体の投入や払い出しを行う機構を設ける必要がなくなるので、設計コストや製造コストを削減することができる。さらに、遊技者への遊技媒体の貸し出しや、獲得した遊技媒体の計数等を一元管理することで、不正防止や射幸性を抑制することが可能となる。
【0005】
一方、物理的な遊技媒体の代わりに、電子的な遊技媒体(遊技価値)や非磁性の遊技媒体を利用するための構成に対し、電子的な遊技媒体を管理しつつ、遊技を適切に進行させる新たな仕組みが必要となる。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑み、遊技を適切に進行させることが可能な遊技機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、基板を収容し、第1貫通孔が形成されている基板ケースと、前記基板ケースの少なくとも一部を覆い、第2貫通孔が形成されているカバー部材と、遊技の進行に合わせて演出を制御する演出制御手段と、遊技に要する遊技価値の数と遊技で獲得した遊技価値の数との差に関する値を計測する計測手段と、を備え、前記第1貫通孔には、前記第1貫通孔よりも上方に設けられ、遊技機で使用されるネジのうちのいずれの種類のネジも通過不可能であり、前記第2貫通孔には、前記第1貫通孔よりも上方に設けられ、前記遊技機で使用されるネジのうちの少なくとも1種類のネジが通過可能であり、前記基板ケースの内部と外部とは、前記第1貫通孔によって連通しており、前記第1貫通孔は、放熱孔として機能し、前記カバー部材より内側の空間と前記遊技機の外部の空間とは、前記第2貫通孔によって連通しており、前記第2貫通孔は、放熱孔として機能し、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔には、遊技球が通過不可能であり、前記演出制御手段は、第1画像、第2画像および第3画像の少なくともいずれかを画像表示部に表示する場合があり、前記第1画像は、前記差に関する値が所定数に到達したことに基づいて表示される画像であり、前記第2画像は、前記差に関する値が所定数に到達する前に表示される画像であり、前記第3画像は、前記第1画像および前記第2画像と異なる画像であり、前記第2画像および前記第3画像は、同時に前記画像表示部に表示される場合があり、前記第2画像および前記第3画像が同時に表示されているときに前記差に関する値が所定数に到達すると、前記第2画像および前記第3画像より前記第1画像が優先して前記画像表示部に表示される、ことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤に設けられ、前記遊技領域に遊技球を案内する案内領域を区画形成する外レールおよび内レールと、前記外レールと対向する側面部を有し、前記遊技領域から前記案内領域への遊技球の進入を防止する変位部材と、遊技の進行に合わせて演出を制御する演出制御手段と、遊技に要する遊技価値の数と遊技で獲得した遊技価値の数との差に関する値を計測する計測手段と、を備え、前記変位部材は、前記側面部の先端と前記外レールとの最短距離が所定距離となる第1状態と、前記側面部の先端と前記外レールとの最短距離が、前記第1状態よりも大きい第2状態と、前記側面部および前記外レールの双方に接し、前記案内領域から前記遊技領域に向かう第1の遊技球と、前記側面部の先端および前記外レールの双方に接し、前記遊技領域から前記案内領域に向かう第2の遊技球とが互いに接した状況において、前記側面部の先端と前記外レールとの最短距離が、前記第1状態よりも大きく、前記第2状態よりも小さく、かつ、前記第2の遊技球の最下点から前記外レールまでの最短距離よりも小さくなる第3状態と、に変位可能であり、前記演出制御手段は、第1画像、第2画像および第3画像の少なくともいずれかを画像表示部に表示する場合があり、前記第1画像は、前記差に関する値が所定数に到達したことに基づいて表示される画像であり、前記第2画像は、前記差に関する値が所定数に到達する前に表示される画像であり、前記第3画像は、前記第1画像および前記第2画像と異なる画像であり、前記第2画像および前記第3画像は、同時に前記画像表示部に表示される場合があり、前記第2画像および前記第3画像が同時に表示されているときに前記差に関する値が所定数に到達すると、前記第2画像および前記第3画像より前記第1画像が優先して前記画像表示部に表示される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遊技を適切に進行させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
スマートパチスロの概略的な機械的構成を説明するための外観図である。
スマートパチスロおよび専用ユニットの概略的な電気的構成を示したブロック図である。
スマートパチスロおよび専用ユニットの概略的な機械的構成を説明するための外観図である。
遊技メダル数表示装置の機械的構成を説明するための外観図である。
遊技メダル数表示装置の電気的構成を示したブロック図である。
遊技メダル数表示装置の他の電気的構成を示したブロック図である。
主制御基板のメイン処理を示したフローチャートである。
メダル数制御基板のメイン処理を示したフローチャートである。
メダル数制御基板のタイマ割込み処理を示したフローチャートである。
他の基板構成を説明するための説明図である。
ケースの封入態様を説明するための説明図である。
スマートパチスロの各機能を実行するCPUおよび領域を説明するための説明図である。
遊技機情報通知のフォーマットを説明するための説明図である。
遊技機情報通知のフォーマットを説明するための説明図である。
遊技機情報通知のフォーマットを説明するための説明図である。
遊技機情報通知のフォーマットを説明するための説明図である。
計数通知のフォーマットを説明するための説明図である。
貸出受領結果応答のフォーマットを説明するための説明図である。
貸出通知のフォーマットを説明するための説明図である。
遊技機情報通知、計数通知、貸出通知、貸出受領結果応答の通知タイミングを示したタイミングチャートである。
遊技機情報通知の送信タイミングを説明するための説明図である。
メダルCPUにおける計数スイッチ監視処理の流れを示したフローチャートである。
メダルCPUにおける計数処理の流れを示したフローチャートである。
計数処理を説明するためのタイミングチャートである。
遊技メダル数の表示態様を説明するためのタイミングチャートである。
メダルCPUにおける計数スイッチ処理の流れを示したフローチャートである。
計数メダル数の設定を説明するタイムチャートである。
複数回の信号をすべて有効に処理する変形例にかかる計数スイッチ処理の流れを示したフローチャートである。
複数回の信号をすべて有効に処理する変形例にかかる計数メダル数の設定を説明するタイムチャートである。
遊技音と計数音とが重複するときの動作を説明する図である。
演出制御手段が実行する計数音処理を説明するフローチャートである。
主制御基板で管理されるエラーを説明するための説明図である。
メダル数制御基板で管理されるエラーを説明するための説明図である。
演出制御手段が実行する音量制御処理の流れを説明するフローチャートである。
メダルCPUにおけるコマンド受信処理の流れを示したフローチャートである。
メダルCPUにおけるメーカコード確認処理の流れを示したフローチャートである。
メダルCPUにおけるコマンド受信処理の流れを示したフローチャートである。
メダルCPUにおけるコマンド受信処理の流れを示したフローチャートである。
不正防止信号の出力処理の流れを示したフローチャートである。
不正防止信号の出力処理の流れを示したフローチャートである。
コマンド監視処理の流れを示したフローチャートである。
コマンド監視処理の流れを示したフローチャートである。
コマンド監視処理の流れを示したフローチャートである。
電源投入時の通信仕様を示したフローチャートである。
操作時の通信仕様を示したフローチャートである。
遊技終了時の通信仕様を示したフローチャートである。
メダルCPUにおけるベット処理の流れを示したフローチャートである。
ベット処理の実際の計算例を示した説明図である。
メインCPUとメダルCPUとの通信態様を説明したタイミングチャートである。
メインCPUとメダルCPUとの通信態様を説明したタイミングチャートである。
設定変更中信号の更新処理を示したフローチャートである。
設定確認中信号の更新処理を示したフローチャートである。
メインCPUとメダルCPUとの通信処理の比較例を示した説明図である。
コマンドの1バイト送信の概念を示したフローチャートとコマンドを示した図である。
メインCPUとメダルCPUとの通信処理を示した説明図である。
メインCPUとサブCPUとの通信処理を説明するための説明図である。
メインCPUとサブCPUとの他の通信処理を説明するための説明図である。
通信処理を説明するためのフローチャートである。
電子化メダルの表示態様を説明するための説明図である。
電子化メダルの表示態様を説明するための説明図である。
遊技機情報表示を説明するための説明図である。
遊技機情報表示およびのめり込み防止表示を説明するための説明図である。
遊技機情報表示、のめり込み防止表示、および、示唆表示を説明するための説明図である。
示唆表示を説明するための説明図である。
所持数警告報知およびエラー報知の表示態様を示した説明図である。
報知による表示態様の変化を示したタイミングチャートである。
図7における払出処理の流れを示したフローチャートである。
主制御基板におけるタイマ割込み処理の一部であるエラー監視処理の流れを示したフローチャートである。
報知による表示態様の変化を示したタイミングチャートである。
報知による表示態様の変化を示したタイミングチャートである。
報知による表示態様の変化を示したタイミングチャートである。
報知による表示態様の変化を示したタイミングチャートである。
報知による表示態様の変化を示したタイミングチャートである。
スマートパチスロの試射試験を説明するための説明図である。
スロットマシンの動作を説明するための説明図である。
スマートパチスロの動作を説明するための説明図である。
実施例に係る遊技機の背面図である。
実施例に係る遊技機のカバー部材が取り外された状態の背面図である。
実施例に係る遊技機の副制御基板用の基板ケースを示す平面図である。
実施例に係る遊技機のカバー部材を示す平面図である。
実施例に係る遊技機の枠制御基板用の基板ケースを示す斜視図である。
実施例に係る遊技機の枠制御基板用の基板ケースの天面側部材が取り外された状態を示す斜視図である。
図82のX-X断面を示す断面図である。
電界コンデンサの天面部を示す斜視図である。
変形例に係る遊技機の枠制御基板用の基板ケースの構成を示す断面図である。
第1状態の球戻り防止機構を示す部分拡大図である。
第2状態の球戻り防止機構を示す部分拡大図である。
第3状態の球戻り防止機構を示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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