TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025141273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041142
出願日2024-03-15
発明の名称インジェクタ故障検出装置
出願人Astemo株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01F 7/18 20060101AFI20250919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インジェクタ駆動回路の故障を従来よりも的確に検出することが可能なインジェクタ故障検出装置を提供する。
【解決手段】インジェクタ駆動回路の状態量に基づいてインジェクタ駆動回路の故障検出を行うインジェクタ故障検出装置であって、インジェクタ駆動回路の負荷特性に基づいて実用設定値を設定する設定部と、実用設定値及び状態量に基づいてインジェクタ駆動回路の故障検出を行う故障検出部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
インジェクタ駆動回路の状態量に基づいて前記インジェクタ駆動回路の故障検出を行うインジェクタ故障検出装置であって、
前記インジェクタ駆動回路の負荷特性に基づいて実用設定値を設定する設定部と、
前記実用設定値及び前記状態量に基づいて前記故障検出を行う故障検出部と
を備えることを特徴とするインジェクタ故障検出装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記設定部は、前記インジェクタ駆動回路の負荷であるコイルの抵抗値及びインダクタンスに基づいて前記実用設定値を設定することを特徴とする請求項1に記載のインジェクタ故障検出装置。
【請求項3】
前記状態量は、前記インジェクタ駆動回路の通電電流であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインジェクタ故障検出装置。
【請求項4】
前記故障検出部は、前記インジェクタ駆動回路を構成する複数の部品に関する複数の前記状態量に基づいて、前記複数の部品に関する前記故障検出を行うことを特徴とする請求項3に記載のインジェクタ故障検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インジェクタ故障検出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、プランジャの動作が遅い電磁弁においても、高い精度で診断を行うことができる電磁弁のインジェクタ故障検出装置が開示されている。このインジェクタ故障検出装置は、電磁弁に駆動用の作動電圧とは異なる矩形状の診断電圧を供給して電流波形の検出時間内で電流変化速度を演算し、電流変化速度が2回以上設定速度を越えたら電流波形に凹み部分があると判断し、これを2回繰り返して2回とも凹み部分Xがあると判断したとき、電磁弁が正常であると診断し、また電流波形の検出時間と設定速度とを油温等の使用環境に応じて設定することにより、故障診断の精度を上げ、かつ診断に要する時間を短くする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-311455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記背景技術では、電磁弁の故障診断に用いる設定速度が固定値である。電磁弁を駆動する駆動装置や当該駆動装置によって駆動される電磁弁には、所定のばらつきがあるので、設定速度が固定値である場合には電磁弁の故障を的確に検出できない虞がある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、インジェクタ駆動回路の故障を従来よりも的確に検出することが可能なインジェクタ故障検出装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、インジェクタ故障検出装置に係る第1の解決手段として、インジェクタ駆動回路の状態量に基づいて前記インジェクタ駆動回路の故障検出を行うインジェクタ故障検出装置であって、前記インジェクタ駆動回路の負荷特性に基づいて実用設定値を設定する設定部と、前記実用設定値及び前記状態量に基づいて前記故障検出を行う故障検出部とを備える、という手段を採用する。
【0007】
本発明では、インジェクタ故障検出装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記設定部は、前記インジェクタ駆動回路の負荷であるコイルの抵抗値及びインダクタンスに基づいて前記実用設定値を設定する、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、インジェクタ故障検出装置に係る第3の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、前記状態量は、前記インジェクタ駆動回路の通電電流である、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、インジェクタ故障検出装置に係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記故障検出部は、前記インジェクタ駆動回路を構成する複数の部品に関する複数の前記状態量に基づいて前記複数の部品について前記故障検出を行う、という手段を採用する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、インジェクタ駆動回路の故障を従来よりも的確に検出することが可能なインジェクタ故障検出装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

Astemo株式会社
樹脂筐体
1日前
Astemo株式会社
電池監視装置
1日前
Astemo株式会社
電動駆動装置
1日前
Astemo株式会社
電圧検出装置
3日前
Astemo株式会社
電動モータ装置
今日
Astemo株式会社
緩衝装置、懸架装置
1日前
Astemo株式会社
バッテリー充電装置
3日前
Astemo株式会社
バンプストッパ、緩衝器
3日前
Astemo株式会社
放電装置及び電力変換装置
今日
Astemo株式会社
インジェクタ故障検出装置
3日前
Astemo株式会社
ナット部材、緩衝装置、加圧工具
今日
Astemo株式会社
電池監視装置及び電池管理システム
1日前
Astemo株式会社
車両制御装置及びセンサデータ処理方法
1日前
Astemo株式会社
車両制御システム
2日前
Astemo株式会社
サスペンション制御装置、サスペンション制御方法、およびサスペンション制御プログラム
1日前
個人
安全なNAS電池
27日前
個人
フリー型プラグ安全カバー
1か月前
東レ株式会社
多孔質炭素シート
22日前
日本発條株式会社
積層体
3日前
ローム株式会社
半導体装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
22日前
ローム株式会社
半導体装置
22日前
エイブリック株式会社
半導体装置
24日前
エイブリック株式会社
半導体装置
24日前
ローム株式会社
半導体装置
1日前
個人
防雪防塵カバー
3日前
ローム株式会社
半導体装置
1日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
3日前
株式会社ティラド
面接触型熱交換器
14日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
沖電気工業株式会社
アンテナ
1か月前
ニチコン株式会社
コンデンサ
15日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
15日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
東レ株式会社
ガス拡散層の製造方法
22日前
続きを見る