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公開番号
2025140903
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040546
出願日
2024-03-14
発明の名称
粘着テープ
出願人
住友ベークライト株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
7/30 20180101AFI20250919BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】基板の反りに伴う、基板と粘着層との剥離を抑制可能な粘着テープを提供すること。
【解決手段】本発明の粘着テープは、基材と、基材の一方の面に積層される粘着層と、を備え、基板を仮固定するために用いられる粘着テープであって、幅が25mm、長さが200mmに設定された試験片を、シリコンウエハーの鏡面に貼り付けた後、JIS Z 0237:2009に規定の試験方法に準拠した方法で、試験片を剥離速度10mm/分で90度方向に剥離する90度低速剥離試験に供したとき、測定値が1000[mN/25mm]以上を満たすように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、前記基材の一方の面に積層される粘着層と、を備え、基板を仮固定するために用いられる粘着テープであって、
幅が25mm、長さが200mmに設定された試験片を、シリコンウエハーの鏡面に貼り付けた後、JIS Z 0237:2009に規定の試験方法に準拠した方法で、前記試験片を剥離速度10mm/分で90度方向に剥離する90度低速剥離試験に供したとき、測定値が1000[mN/25mm]以上を満たすように構成されていることを特徴とする粘着テープ。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記粘着層は、タッキファイヤーを含有する請求項1に記載の粘着テープ。
【請求項3】
前記粘着層は、ベース樹脂を含有し、
前記ベース樹脂100質量部に対する前記タッキファイヤーの配合比率が10質量部以上100質量部以下である請求項2に記載の粘着テープ。
【請求項4】
前記粘着層は、ベース樹脂としてアクリル系樹脂を含有し、
前記アクリル系樹脂は、アミド系モノマーに由来する構造を含む請求項1に記載の粘着テープ。
【請求項5】
前記アクリル系樹脂は、主鎖と、前記アミド系モノマーに由来するアミド結合を含む側鎖と、を有する請求項4に記載の粘着テープ。
【請求項6】
前記アクリル系樹脂を構成する全モノマー成分を100質量部としたとき、前記アミド系モノマーの含有量は、1質量部以上30質量部以下である請求項4または5に記載の粘着テープ。
【請求項7】
前記粘着層は、エネルギー線の照射により硬化する硬化性樹脂を含有する請求項2ないし5のいずれか1項に記載の粘着テープ。
【請求項8】
幅が25mm、長さが200mmに設定された前記試験片を、シリコンウエハーの鏡面に貼り付けた後、JIS Z 0237:2009に規定の試験方法に準拠した方法で、前記試験片を剥離速度300mm/分で180度方向に剥離する180度高速剥離試験に供したとき、測定値が2500[mN/25mm]以上を満たすように構成されている請求項1に記載の粘着テープ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板を仮固定するために用いられる粘着テープに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体装置の製造過程では、半導体基板の仮固定に粘着テープ(ダイシングテープ)が用いられる。
【0003】
例えば、特許文献1には、基材と、基材に積層された粘着剤層と、を備えた半導体加工用シート(粘着テープ)が開示されている。この半導体加工用シートは、半導体ウエハー、半導体パッケージ等に対し、粘着剤層が密着するように用いられる。これにより、半導体ウエハー、半導体パッケージ等を仮固定できる。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の半導体加工用シート(従来の粘着テープ)には、次のような課題がある。
【0005】
半導体装置の製造過程では、半導体加工用シートの粘着剤層の外周部をリングフレームで固定した後、半導体基板の裏面を粘着剤層に貼り付ける。このとき、半導体基板に反りが生じている場合、その反りを矯正しながら、半導体基板を半導体加工用シートに貼り付けることがある。その後、半導体加工用シートに貼り付けられた半導体基板は、速やかに次工程に移行する場合もあれば、矯正から解放されてしばらく放置される場合もある。ところが、矯正から解放された場合、半導体基板が反った状態に戻ろうとするため、それに伴って、半導体基板の裏面が粘着剤層から離れようとする剥離力が発生する。この剥離力により、半導体基板と半導体加工用シートとの剥離が生じることが課題となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-108418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、基板の反りに伴う、基板と粘着層との剥離を抑制可能な粘着テープを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的は、下記(1)~(8)に記載の本発明により達成される。
(1) 基材と、前記基材の一方の面に積層される粘着層と、を備え、基板を仮固定するために用いられる粘着テープであって、
幅が25mm、長さが200mmに設定された試験片を、シリコンウエハーの鏡面に貼り付けた後、JIS Z 0237:2009に規定の試験方法に準拠した方法で、前記試験片を剥離速度10mm/分で90度方向に剥離する90度低速剥離試験に供したとき、測定値が1000[mN/25mm]以上を満たすように構成されていることを特徴とする粘着テープ。
【0009】
(2) 前記粘着層は、タッキファイヤーを含有する上記(1)に記載の粘着テープ。
【0010】
(3) 前記粘着層は、ベース樹脂を含有し、
前記ベース樹脂100質量部に対する前記タッキファイヤーの配合比率が10質量部以上100質量部以下である上記(2)に記載の粘着テープ。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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