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公開番号
2025138595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2025035811
出願日
2025-03-06
発明の名称
活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物、硬化物及び積層体
出願人
荒川化学工業株式会社
代理人
主分類
C09J
175/04 20060101AFI20250917BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】高い歪み回復性、粘着力、並びに初期及び高温高湿環境下に曝した後の透明性が高い硬化物の層を与える活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物の提供。
【解決手段】ポリオール(a1)、ポリイソシアネート(a2)、及びヒドロキシ基又はイソシアネート基を有する(メタ)アクリル系モノマー(a3)の反応物である(メタ)アクリル系ポリウレタン(A)と、
ヒドロキシ基を有さないモノ(メタ)アクリレート(B)と、
ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(C)と、
光重合開始剤(D)とを含み、
(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計を100質量%としたときの含有量が、不揮発分質量で、(A)成分10~40質量%、(B)成分40~80質量%及び(C)成分5~30質量%であり、(D)成分が、光開裂型重合開始剤(D1)及び水素引き抜き型重合開始剤(D2)を含む活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリオール(a1)、ポリイソシアネート(a2)、及び、ヒドロキシ基又はイソシアネート基を有する(メタ)アクリル系モノマー(a3)の反応物である(メタ)アクリル系ポリウレタン(A)と、
ヒドロキシ基を有さないモノ(メタ)アクリレート(B)と、
ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(C)と、
光重合開始剤(D)とを含み、
(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計を100質量%としたときの含有量が、不揮発分質量で、(A)成分10~40質量%、(B)成分40~80質量%及び(C)成分5~30質量%であり、
(D)成分が、光開裂型重合開始剤(D1)及び水素引き抜き型重合開始剤(D2)を含む活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
(D1)成分と(D2)成分との不揮発分質量での比率が、(D1)/(D2)=0.1~10である請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【請求項3】
(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計100質量%に対する(D1)成分及び(D2)成分の含有量が、それぞれ0.1~2質量%である請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【請求項4】
更に粘着付与樹脂(E)を含む請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物の硬化物。
【請求項6】
基材の少なくとも片面に、請求項5に記載の硬化物を有する積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物、硬化物及び積層体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
粘着剤は、スマートフォンやタブレット等のモバイル機器、デジタルカメラやオーディオ、テレビ等のデジタル家電、無線機やモデムの通信機器等の製造過程において、光学部材同士の貼り合わせ、例えば、タッチパネルを製造する際のタッチセンサーと前面板との貼り合わせや、タッチセンサーと画像表示装置との貼り合わせ等に使用されており、このような用途では、高い粘着力と透明性、さらには耐久性(高温高湿下に保管後も高い透明性を有する)が求められている。また近年は、端末装置のフレキシブル化も進んでおり、フォルダブル装置やローラブル装置といったものも開発されている。
【0003】
フォルダブル装置の場合、複数回折り曲げても基材の剥がれや粘着剤層(硬化物の層)の位置ズレが生じない「耐折り曲げ性」や、折り曲げて変形させた後に平らな状態へ戻る「歪み回復性」も要求特性であり、そのような粘着剤として、本出願人は、ポリウレタン(メタ)アクリレート、アルキルモノ(メタ)アクリレート及び一級水酸基含有モノ(メタ)アクリレートをそれぞれ特定量含む活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物を開示している。本組成物では、耐折り曲げ性には優れているものの、歪み回復性が未だ不十分であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-070690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、高い歪み回復性、粘着力並びに、初期及び高温高湿環境下に曝した後の透明性が高い硬化物の層を与える活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、鋭意検討したところ、前記課題を解決することを見出した。すなわち、本発明は、以下の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物、硬化物及び積層体に関する。
【0007】
1.ポリオール(a1)、ポリイソシアネート(a2)、及び、ヒドロキシ基又はイソシアネート基を有する(メタ)アクリル系モノマー(a3)の反応物である(メタ)アクリル系ポリウレタン(A)と、
ヒドロキシ基を有さないモノ(メタ)アクリレート(B)と、
ヒドロキシ基を有するモノ(メタ)アクリレート(C)と、
光重合開始剤(D)とを含み、
(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計を100質量%としたときの含有量が、不揮発分質量で、(A)成分10~40質量%、(B)成分40~80質量%及び(C)成分5~30質量%であり、
(D)成分が、光開裂型重合開始剤(D1)及び水素引き抜き型重合開始剤(D2)を含む活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【0008】
2.(D1)成分と(D2)成分との不揮発分質量での比率が、(D1)/(D2)=0.1~10である前項1に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【0009】
3.(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計100質量%に対する(D1)成分及び(D2)成分の含有量が、それぞれ0.1~2質量%である前項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
【0010】
4.更に粘着付与樹脂(E)を含む前項1に記載の活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物。
(【0011】以降は省略されています)
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