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公開番号
2025137376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024206506
出願日
2024-11-27
発明の名称
電池管理システム及び電池パック
出願人
恵州億緯リ能股フン有限公司
,
EVE ENERGY CO., LTD.
代理人
個人
主分類
H01M
50/59 20210101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】銅バーとケースとの間を絶縁させることができ、これによりケースを保護し、電気泳動プロセスを採用する必要がなく、製造コストを低減させる電池管理システムを提供する。
【解決手段】電池管理システム(100)は、第1回路基板(10)と、第2回路基板(20)と、銅バー(30)と、締付アセンブリ(40)とを備え、銅バー(30)は、第1回路基板(10)と第2回路基板(20)との間に位置し、締付アセンブリ(40)は、絶縁部材(41)と第1締付部材とを備え、銅バー(30)は、第1回路基板(10)に突き合わさって設けられ、絶縁部材(41)は、第1端が第2回路基板(20)に接続され、第2端が銅バー(30)を支持し、第1締付部材(42)は、絶縁部材(41)に締付接続され、第1回路基板(10)の第2回路基板(20)から離反した側にしっかりと当接し、これにより、銅バー(30)が第1回路基板(10)に固定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ケース(200)内に設けられ、
間隔的に配列され、且ついずれも前記ケース(200)内に固定される第1回路基板(10)及び第2回路基板(20)と、
前記第1回路基板(10)と前記第2回路基板(20)との間に位置する銅バー(30)と、
絶縁部材(41)及び第1締付部材(42)を備える締付アセンブリ(40)と、を備え、
前記銅バー(30)は、前記第1回路基板(10)に突き合わさって設けられ、前記絶縁部材(41)は、第1端が前記第2回路基板(20)に接続され、第2端が前記銅バー(30)を支持し、前記第1締付部材(42)は、前記絶縁部材(41)に締付接続され、前記第1回路基板(10)の前記第2回路基板(20)から離反した側にしっかりと当接し、これにより、前記銅バー(30)が前記第1回路基板(10)に固定される、
電池管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1締付部材(42)は順次、前記第1回路基板(10)及び前記銅バー(30)に挿設された後、前記絶縁部材(41)に螺合接続され、
又は、前記絶縁部材(41)は順次、前記銅バー(30)及び前記第1回路基板(10)に挿設された後、前記第1締付部材(42)に螺合接続される、
請求項1に記載の電池管理システム。
【請求項3】
前記絶縁部材(41)は、第1端が前記第2回路基板(20)に固定され、第2端が前記銅バー(30)を支持するプラスチック部材(411)と、前記プラスチック部材(411)内に嵌設されて前記第1締付部材(42)に接続される第2締付部材(412)とを備える、
請求項1に記載の電池管理システム。
【請求項4】
前記第1締付部材(42)は、ネジであり、前記第2締付部材(412)は、ナットであり、前記ネジは順次、前記第1回路基板(10)及び前記銅バー(30)に挿設されて前記ナットに螺合接続される、
請求項3に記載の電池管理システム。
【請求項5】
前記プラスチック部材(411)内には、前記第2締付部材(412)が内に嵌設され且つ止まり孔である収容孔(413)が設けられる、
請求項3に記載の電池管理システム。
【請求項6】
前記第2回路基板(20)には、係着孔(21)が設けられ、前記絶縁部材(41)の周側には、前記係着孔(21)内に係着される係止釦(414)が設けられる、
請求項1~5のいずれか1項に記載の電池管理システム。
【請求項7】
前記係止釦(414)には、係止溝(4141)が形成され、前記係止釦(414)が前記係着孔(21)を通過した後、前記第2回路基板(20)の側辺は、前記係止溝(4141)内に係止される、
請求項6に記載の電池管理システム。
【請求項8】
前記絶縁部材(41)の前記銅バー(30)に近い一端には、前記銅バー(30)が内に収容される位置規制溝(415)が設けられる、
請求項1~5のいずれか1項に記載の電池管理システム。
【請求項9】
前記絶縁部材(41)の周方向における側壁には、補強リブ(416)が設けられる、
請求項1~5のいずれか1項に記載の電池管理システム。
【請求項10】
ケース(200)と、前記ケース(200)内に設けられ、且つ電気的に接続される電池モジュール(300)及び請求項1~9のいずれか1項に記載の電池管理システム(100)とを備える、
電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、2024年03月07日に中国専利局に提出された、出願番号が202420446586.3である中国特許出願の優先権を主張し、上記出願の全ての内容は引用により本願に組み込まれている。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
本願は、電池の技術分野に関し、例えば、電池管理システム及び電池パックに関する。
【背景技術】
【0003】
電池管理システム(Battery Management System、BMS)は電池パックの重要な構成部分である。電池管理システムは、電池パックのケース内に設けられ、通常、鉛直方向に沿って間隔的に配列される2つの回路基板と、2つの回路基板の間に設けられる銅バーとを備え、銅バーは、一端が電池パックにおける電池モジュールに電気的に接続され、他端が通常、2つの回路基板の間に位置する。
【0004】
関連技術において、銅バーを上層の回路基板に突き合わせて固定して電気的接続を実現するために、通常の手段としては、ケースにネジ柱が一体成形されており、ネジ柱が下側の回路基板を通過して銅バーをしっかりと支持し、そしてタッピングプロセスを採用してネジ柱にネジ孔を押し出してから、ネジ孔内にネジを締め付けることにより、銅バーを上層の回路基板に締め付ける。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の関連技術については、ケース及びネジ柱が金属材質であり、且つ銅バーとネジ柱とが接触し、銅バーにおける電流がネジ柱を介してケースに流れるため、ケースは電位を帯びるようになり、ケースが電位を帯びると、短絡リスクがあり、操作者にとっても感電リスクがある。したがって、後続で、さらに電気泳動プロセスを採用してケースと銅バーとの絶縁を実現するようになり、しかし、電気泳動プロセスについてはコストが高く、且つ工程が複雑であるため、製品の製造コストがより高くなる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の実施例は、
ケース内に設けられ、
間隔的に配列され、且ついずれもケース内に固定される第1回路基板及び第2回路基板と、
第1回路基板と第2回路基板との間に位置する銅バーと、
絶縁部材及び第1締付部材を備える締付アセンブリと、を備え、銅バーは、第1回路基板に突き合わさって設けられ、絶縁部材は、第1端が第2回路基板に接続され、第2端が銅バーを支持し、第1締付部材は、絶縁部材に締付接続され、第1回路基板の第2回路基板から離反した側にしっかりと当接し、これにより、銅バーが第1回路基板に固定される、
電池管理システムを提供する。
【0007】
本願の実施例は、ケースと、いずれもケース内に設けられ、且つ電気的に接続される電池モジュール及び任意の実施形態における電池管理システムとを備える電池パックをさらに提供する。
【発明の効果】
【0008】
本願のいくつかの実施形態に係る電池管理システムは、第1回路基板及び第2回路基板を間隔的に配列し且ついずれもケース内に固定させ、銅バーを第2回路基板に接続された絶縁部材で支持し、第1締付部材を絶縁部材と締付接続させて第1回路基板の第2回路基板から離反した側にしっかりと当接させ、銅バーを第1回路基板に突き合わせて固定することで、締付アセンブリにより銅バーを第1回路基板に締付接続する。上記の形式の締付アセンブリを設けることにより、銅バーを締め付けると同時に、銅バーとケースとの間を絶縁させることができ、第1締付部材とケースとが接触しないため、銅バーは第1締付部材を介してケースと電気的導通を形成せず、これにより、絶縁するようにケースを保護し、電気泳動プロセスを採用する必要がなく、製造コストを低減させる。
【0009】
本願のいくつかの実施形態に係る電池パックは、上記電池管理システムを設けることにより、製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
以下、いくつかの実施形態の説明で使用する必要がある図面を紹介し、以下で説明される図面は本願のいくつかの図面である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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