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公開番号
2025136993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035948
出願日
2024-03-08
発明の名称
建築物
出願人
戸田建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04C
3/46 20060101AFI20250911BHJP(建築物)
要約
【課題】本発明は、木質材料を用いながらも曲げ剛性に優れる複合構造梁2を備える建築物100を提供する。
【解決手段】本発明に係る建築物100は、ラーメン構造110を備える建築物100である。ラーメン構造110は、鉄骨の一対の柱1,1と、一対の柱1,1から延びる複合構造梁2と、を備える。複合構造梁2は、一対の柱1,1に剛接合した鉄骨の第1梁端部材10及び第2梁端部材20と、第1梁端部材10及び第2梁端部材20に挟まれた木質材料の梁中間部材30と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ラーメン構造を備える建築物であって、
前記ラーメン構造は、鉄骨の一対の柱と、一対の前記柱から延びる複合構造梁と、を備え、
前記複合構造梁は、一対の前記柱に剛接合した鉄骨の一対の梁端部材と、一対の前記梁端部材に挟まれた木質材料の梁中間部材と、を備えることを特徴とする、建築物。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建築物において、
前記梁中間部材は、両端面から対向する前記梁端部材に向かってそれぞれ突出する突起部を有し、
前記梁端部材は、端面に前記突起部が差し込まれる受入部を有し、
前記梁端部材と前記梁中間部材との接合部は、前記受入部に前記突起部が差し込まれた状態で、前記梁中間部材の長手方向に延びる複数のボルトにより接合されることを特徴とする、建築物。
【請求項3】
請求項1に記載の建築物において、
前記梁端部材は、上下に延在しかつ前記梁中間部材側へ突出する鋼板を備え、
前記梁中間部材は、端面に開口しかつ上下に貫通するスリットが形成され、
前記梁端部材と前記梁中間部材との接合部は、前記スリットに前記鋼板が挿入された状態で、複数のロッドが前記梁端部材の一方の側面から他方の側面へ前記梁中間部材及び前記鋼板を貫通して接合されることを特徴とする、建築物。
【請求項4】
請求項1に記載の建築物において、
前記梁端部材は、上下にフランジと前記フランジを接続する上下に延在するウェブとを備え、
前記梁中間部材は、端面に開口しかつ上下に貫通するスリットが形成され、
前記梁端部材と前記梁中間部材との接合部は、前記スリットに前記ウェブの端部が挿入された状態で、上下に延びる複数のロッドが上下の前記フランジ及び前記梁中間部材を貫通して接合されることを特徴とする、建築物。
【請求項5】
請求項1に記載の建築物において、
前記梁端部材は、水平方向に延在しかつ端面から突出する鋼板を備え、
前記梁中間部材は、前記鋼板上に載置され、
前記梁端部材及び前記梁中間部材の上にコンクリートスラブが打設されることを特徴とする、建築物。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の建築物において、
前記梁端部材と前記梁中間部材との接合位置は、前記複合構造梁における長期荷重時の曲げモーメントの反転点であることを特徴とする、建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複合構造梁を備える建築物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
2000年の建築基準法の改正により、所定の性能を確保することで木造の耐火建築物を建設することが可能となった。また、近年、木造需要を促進させる動きが官民合わせて活発になっており、木質構造材料の規準化や建築基準法の改正も行われている。
【0003】
例えば、特許文献1の「建材接続構造」では、鋼製の柱材と木製の梁材とを接続する構造が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-68081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、全てが木製の梁材は、一般に曲げ剛性が小さく、例えば、大スパン建築物や中層以上の規模の建築物では長期荷重時に変形が大きくなる傾向がある。
【0006】
そこで、本発明は、木質材料を用いながらも曲げ剛性に優れる複合構造梁を備える建築物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
【0008】
[1]本発明に係る建築物の一態様は、
ラーメン構造を備える建築物であって、
前記ラーメン構造は、鉄骨の一対の柱と、一対の前記柱から延びる複合構造梁と、を備え、
前記複合構造梁は、一対の前記柱に剛接合した鉄骨の一対の梁端部材と、一対の前記梁端部材に挟まれた木質材料の梁中間部材と、を備えることを特徴とする。
【0009】
[2]上記建築物の一態様において、
前記梁中間部材は、両端面から対向する前記梁端部材に向かってそれぞれ突出する突起部を有し、
前記梁端部材は、端面に前記突起部が差し込まれる受入部を有し、
前記梁端部材と前記梁中間部材との接合部は、前記受入部に前記突起部が差し込まれた状態で、前記梁中間部材の長手方向に延びる複数のボルトにより接合されることができる
[3]上記建築物の一態様において、
前記梁端部材は、上下に延在しかつ前記梁中間部材側へ突出する鋼板を備え、
前記梁中間部材は、端面に開口しかつ上下に貫通するスリットが形成され、
前記梁端部材と前記梁中間部材との接合部は、前記スリットに前記鋼板が挿入された状態で、複数のロッドが前記梁端部材の一方の側面から他方の側面へ前記梁中間部材及び前記鋼板を貫通して接合されることができる。
【0010】
[4]上記建築物の一態様において、
前記梁端部材は、上下にフランジと前記フランジを接続する上下に延在するウェブとを備え、
前記梁中間部材は、端面に開口しかつ上下に貫通するスリットが形成され、
前記梁端部材と前記梁中間部材との接合部は、前記スリットに前記ウェブの端部が挿入された状態で、上下に延びる複数のロッドが上下の前記フランジ及び前記梁中間部材を貫通して接合されることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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