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公開番号2025136884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035800
出願日2024-03-08
発明の名称情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/06 20230101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、購入する商品と購入しない商品の区別を店員が容易に判断することが可能なサーバ、システムおよびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の情報処理装置は、試着室に持ち込んだ持込商品の商品特定情報に基づいて、前記持込商品を把握する持込商品把握手段と、前記持込商品のうち、前記試着室に設置された購入処理装置で商品を購入する処理を行った購入商品の商品特定情報に基づいて、前記購入商品を把握する購入商品把握手段と、前記持込商品と前記購入商品とから購入しない非購入商品を判断する判断手段と、前記試着室付近に設けられた表示器に、前記購入商品と前記非購入商品を判別可能に表示させる表示情報を送信する表示送信手段と、を備える。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
試着室に持ち込んだ持込商品の商品特定情報に基づいて、前記持込商品を把握する持込商品把握手段と、
前記持込商品のうち、前記試着室に設置された購入処理装置で商品を購入する処理を行った購入商品の商品特定情報に基づいて、前記購入商品を把握する購入商品把握手段と、
前記持込商品と前記購入商品とから購入しない非購入商品を判断する判断手段と、
前記試着室付近に設けられた表示器に、前記購入商品と前記非購入商品を判別可能に表示させる表示情報を送信する表示送信手段と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記購入商品把握手段は、前記購入処理装置において商品を購入するための商品登録処理を行った前記購入商品を把握し、
前記判断手段は、前記商品登録処理されていない商品を非購入商品と判断する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記購入商品把握手段は、前記購入処理装置において商品を購入するための商品登録処理および決済処理を行った前記購入商品を把握し、
前記判断手段は、前記商品登録処理および前記決済処理されていない商品を非購入商品と判断する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判断手段は、顧客が前記試着室を退室したことを条件に前記判断を行う、
請求項1乃至3のいずれか一に記載の情報処理装置。
【請求項5】
情報処理装置としてのコンピュータを、
試着室に持ち込んだ持込商品の商品特定情報に基づいて、前記持込商品を把握する持込商品把握手段と、
前記持込商品のうち、前記試着室に設置された購入処理装置で商品を購入する処理を行った購入商品の商品特定情報に基づいて、前記購入商品を把握する購入商品把握手段と、
前記持込商品と前記購入商品とから購入しない非購入商品を判断する判断手段と、
前記試着室付近に設けられた表示器に、前記購入商品と前記非購入商品を判別可能に表示させる表示情報を送信する表示送信手段と、
として機能させることが可能なプログラム。
【請求項6】
試着室の入口付近に設けられたゲートと、試着室に設けられた購入処理装置と、情報処理装置を備えた情報処理システムであって、
前記ゲートは、
アンテナと、
前記アンテナが受信した、商品に貼付された無線タグから発信された、当該商品を示す無線タグ情報に基づく、前記試着室に持ち込んだ持込商品を示す持込商品情報を前記情報処理装置に送信する入室情報送信手段と、
を備え、
前記購入処理装置は、
一または複数の前記持込商品の購入処理をする購入処理手段と、
購入処理した購入商品の購入商品情報を前記情報処理装置に送信する購入送信手段と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記ゲートから受信した前記持込商品情報を記憶する持込商品把握手段と、
前記購入処理装置から受信した前記購入商品情報を記憶する購入商品把握手段と、
前記持込商品情報と前記購入商品情報とから購入しない非購入商品を判断する判断手段と、
前記試着室に隣接して設けられた表示部に、前記購入商品と前記非購入商品が判別可能に表示させる表示情報を送信する表示送信手段と、
を備えた情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、衣料品等を販売するアパレル店舗(以降「店舗」という)において、顧客は、複数の商品を試着室に持ち込んで試着して、購入する商品と購入しない商品を決定する。店員は、商品の決済を行う場合に購入する商品と購入しない商品の判断が困難な場合がある。また、今後想定される、試着室内で顧客自身が購入する商品の決済を行った場合、店員は、決済した商品(購入する商品)と決済していない商品(購入しない商品)の区別が困難となる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、購入する商品と購入しない商品の区別を店員が容易に判断することが可能なサーバ、システムおよびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
実施形態の情報処理装置は、試着室に持ち込んだ持込商品の商品特定情報に基づいて、前記持込商品を把握する持込商品把握手段と、前記持込商品のうち、前記試着室に設置された購入処理装置で商品を購入する処理を行った購入商品の商品特定情報に基づいて、前記購入商品を把握する購入商品把握手段と、前記持込商品と前記購入商品とから購入しない非購入商品を判断する判断手段と、前記試着室付近に設けられた表示器に、前記購入商品と前記非購入商品を判別可能に表示させる表示情報を送信する表示送信手段と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、アパレル店のレイアウトと顧客の動きを示す説明図である。
図2は、アパレル店の他のレイアウトと顧客の動きを示す説明図である。
図3は、システムを示すシステム図である。
図4は、デジタルミラーのハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、デジタルミラーの表示例を示す図である。
図6は、デジタルミラーの他の表示例を示す図である。
図7は、デジタルミラーの更に他の表示例を示す図である。
図8は、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図9は、顧客マスタのメモリ構成を示すメモリマップである。
図10は、顧客ファイルのメモリ構成を示すメモリマップである。
図11は、試着室情報部のメモリ構成を示すメモリマップである。
図12は、ゲートのハードウェア構成を示すブロック図である。
図13は、会計機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図14は、表示器のハードウェア構成を示すブロック図である。
図15は、デジタルミラー、サーバ、ゲート、会計機、表示器間の主な処理の流れを示すシーケンス図である。
図16は、情報処理システムの機能構成を示す機能ブロック図である。
図17は、デジタルミラーの制御処理を示すフローチャートである。
図18は、サーバの制御処理を示すフローチャートである。
図19は、ゲートの制御処理を示すフローチャートである。
図20は、会計機の制御処理を示すフローチャートである。
図21は、表示器の制御処理を示すフローチャートである。
図22は、表示器の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下図面を参照して、実施形態について説明する。実施形態では、サーバを情報処理装置の一例として説明する。また、会計機を購入処理装置の一例として説明する。また実施形態では、情報処理装置とゲートと購入処理装置で情報処理システムを構成する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0007】
図1は、実施形態に係るアパレル店の店内の配置を示す図である。アパレル店は、衣料品(商品)を販売する店舗(以降、アパレル店を単に「店舗」ということがある)である。顧客は、店舗に陳列されている商品を試着室に持ち込んで試着し(試着室に持ち込んだ商品を持込商品という)、気に入った商品やサイズがフィットする商品等を購入する。実施形態では、顧客は試着室内で購入する商品の商品登録と決済を行う(商品登録と決済を行った商品を購入商品という)。店員は、試着室から出てきた顧客が持参する商品から当該顧客が購入した購入商品と購入しない商品(購入しない商品を非購入商品という)を区分けする。
【0008】
図1において、店舗Mは、出入口Ma、商品陳列エリアMb、試着エリアMc、バックヤードMdを備える。出入口Maは、顧客が店舗Mに対して出入りする。店舗M内の出入口Ma付近には、デジタルミラー1が設けられている。試着エリアMcの出入口付近には、ゲート5が設置されている。バックヤードMdにはサーバ3(情報処理装置)が設置されている。
【0009】
デジタルミラー1は、ハーフミラー(図示せず)と表示部18(図4を参照)とカメラ19(図4を参照)を備えている。表示部18が表示されていない状態では、デジタルミラー1は顧客の姿を映すミラーとして機能する。表示部18が表示されている状態では、デジタルミラー1は表示器として機能する。表示部18は、ハーフミラーの裏側(顧客が立つ位置と反対側)に設けられており、デジタルミラー1の前に立つ顧客に対して情報を表示する。カメラ19は、デジタルミラー1の前に立つ顧客の顔を撮像する。なお、デジタルミラー1の機能と表示については、図5~図7で後述する。
【0010】
商品陳列エリアMbは、複数の棚Dが設置されており、各種の商品が陳列されている。棚Dに陳列されているすべての商品には、RFIDタグ等の無線タグ(図示せず)が取り付けられている。無線タグには、取り付けられた商品を一意に特定する個品コード(商品特定情報)が記憶されており、当該個品コードを含むタグ情報を発信している。なお、個品コードには、商品の種類を特定する商品コードが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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