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公開番号2025125675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024021765
出願日2024-02-16
発明の名称販売データ処理システムおよびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250821BHJP(チェック装置)
要約【課題】セルフチェックアウト装置の使用に積極的にさせることが可能なサービスを提供する。
【解決手段】販売データ処理システムは、顧客の操作により商品情報の登録処理および決済処理を行うセルフチェックアウト装置を含み、情報を取得する取得部と、前記取得部が商品を識別可能にする情報を取得した場合に、当該情報に基づいて識別された商品の商品情報を登録する登録処理を行う登録処理部と、前記登録処理部が登録した前記商品情報に基づいて決済処理を行う決済処理部と、前記取得部が会員を識別可能にする情報を取得した場合に、所定の特典を付与する特典付与部と、前記登録処理部による登録処理および前記決済処理部による決済処理にあたって操作者として顧客を想定した案内を表示装置に表示させるものであって、前記特典付与部が前記特典を付与したことを前記表示装置で報知する表示処理部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
顧客の操作により商品情報の登録処理および決済処理を行うセルフチェックアウト装置を含む販売データ処理システムであって、
情報を取得する取得部と、
前記取得部が商品を識別可能にする情報を取得した場合に、当該情報に基づいて識別された商品の商品情報を登録する登録処理を行う登録処理部と、
前記登録処理部が登録した前記商品情報に基づいて決済処理を行う決済処理部と、
前記取得部が会員を識別可能にする情報を取得した場合に、所定の特典を付与する特典付与部と、
前記登録処理部による登録処理および前記決済処理部による決済処理にあたって操作者として顧客を想定した案内を表示装置に表示させるものであって、前記特典付与部が前記特典を付与したことを前記表示装置で報知する表示処理部と、
を備える販売データ処理システム。
続きを表示（約 870 文字）【請求項２】
１台以上の前記セルフチェックアウト装置と情報の送受信可能に接続されたサーバを含み、
前記特典付与部は、前記サーバに設けられ、
前記取得部および前記表示処理部は、前記セルフチェックアウト装置に設けられている
請求項１に記載の販売データ処理システム。
【請求項３】
前記特典付与部が付与する前記特典が来店ポイントである場合、前記取得部は、前記登録処理に先立って会員を識別可能にする情報の取得を求める
請求項１に記載の販売データ処理システム。
【請求項４】
前記表示処理部は、前記登録処理部による登録処理中、前記表示装置の表示範囲の一部分に、前記特典付与部が付与した特典を、選択可能に表示させる
請求項１に記載の販売データ処理システム。
【請求項５】
前記表示処理部は、前記決済処理部による決済処理において、前記表示装置の表示範囲の一部分に、前記特典付与部が付与した特典を、選択可能に表示させる
請求項１に記載の販売データ処理システム。
【請求項６】
顧客の操作により商品情報の登録処理および決済処理を行うセルフチェックアウト装置を含む販売データ処理システムが備えるコンピュータを、
情報を取得する取得部と、
前記取得部が商品を識別可能にする情報を取得した場合に、当該情報に基づいて識別された商品の商品情報を登録する登録処理を行う登録処理部と、
前記登録処理部が登録した前記商品情報に基づいて決済処理を行う決済処理部と、
前記取得部が会員を識別可能にする情報を取得した場合に、所定の特典を付与する特典付与部と、
前記登録処理部による登録処理および前記決済処理部による決済処理にあたって操作者として顧客を想定した案内を表示装置に表示させるものであって、前記特典付与部が前記特典を付与したことを前記表示装置で報知する表示処理部と、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、販売データ処理システムおよびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
セルフチェックアウト装置は、商品の登録および決済にかかる操作を、顧客が自身で行うことが可能な販売データ処理装置である。近年、様々な理由から、店舗が備える販売データ処理装置のうち、セルフチェックアウト装置が占める割合が増えてきている。しかしながら、セルフチェックアウト装置が空いていても、店員が操作する通常の販売データ処理装置の待機列に、顧客が並ぶことがある。このような顧客には、例えば苦手意識などのような、セルフチェックアウト装置を使用したくない気持ちがあると考えられる。
【０００３】
使用してみれば徐々に慣れて苦手意識が払拭され、継続して使用するようになることが多いので、まずは使ってみようという気持ちにさせるものが求められている。
【０００４】
例えば従来、次回来店の動機付けとしてのクーポン等の提供は行われている（例えば特許文献１）。しかしながら既存の技術で、セルフチェックアウト装置の積極利用を勧めるための工夫は、見当たらない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明が解決しようとする課題は、セルフチェックアウト装置の使用に積極的にさせることが可能なサービスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の販売データ処理システムは、顧客の操作により商品情報の登録処理および決済処理を行うセルフチェックアウト装置を含み、情報を取得する取得部と、前記取得部が商品を識別可能にする情報を取得した場合に、当該情報に基づいて識別された商品の商品情報を登録する登録処理を行う登録処理部と、前記登録処理部が登録した前記商品情報に基づいて決済処理を行う決済処理部と、前記取得部が会員を識別可能にする情報を取得した場合に、所定の特典を付与する特典付与部と、前記登録処理部による登録処理および前記決済処理部による決済処理にあたって操作者として顧客を想定した案内を表示装置に表示させるものであって、前記特典付与部が前記特典を付与したことを前記表示装置で報知する表示処理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、実施形態の販売データ処理システムの構成の一例を示す図である。
図２は、サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図３は、セルフチェックアウト装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図４は、顧客端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図５は、販売データ処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
図６は、販売データ処理システムの処理フローを示すシーケンス図である。
図７は、セルフチェックアウト装置の表示部が表示する画面例を示す図である。
図８は、セルフチェックアウト装置の表示部が表示する画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（第１実施形態）
一実施形態について図面を用いて説明する。図１は、実施形態の販売データ処理システムの構成の一例を示す図である。本実施形態の販売データ処理システムは、サーバ１、ネットワーク２、顧客端末３、およびセルフチェックアウト装置５を含む。
【０００９】
サーバ１は、ネットワーク２を介して通信可能に接続された外部装置（例えば顧客端末３やセルフチェックアウト装置５など）からの要求に応じて情報を提供（送信）するとともに、外部装置から受信した情報を蓄積する。なお、本実施形態ではサーバ１を１台の情報処理装置として例示しているが、実施にあたっては、複数台の情報処理装置によりサーバ１が構成されても構わない。
【００１０】
顧客端末３は、顧客が所持し顧客に操作されるものであって、例えばスマートフォン等の携帯端末や、ＰＣ（Personal Computer）等の情報処理端末である。
（【００１１】以降は省略されています）

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