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公開番号2025136788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035637
出願日2024-03-08
発明の名称エレベータ
出願人フジテック株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類B66B 3/00 20060101AFI20250911BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】綱車に付着物が所定高さ付着したことを検出可能なエレベータを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、昇降路内を昇降するかごに接続されるロープと、ロープが巻き掛けられる外周面を有し、かごの昇降と連動して回動する綱車と、外周面に付着物が所定高さ付着したことを検出可能な検出部と、を備える、ことを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
昇降路内を昇降するかごに接続されるロープと、
前記ロープが巻き掛けられる外周面を有し、前記かごの昇降と連動して回動する綱車と、
前記外周面に付着物が所定高さ付着したことを検出可能な検出部と、を備える、エレベータ。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記かごの速度異常を検出する調速機を備え、
前記綱車は、前記調速機が有する第一綱車と、前記ロープに所定のテンションを与えるための第二綱車と、を含み、
前記ロープは、前記第一綱車と前記第二綱車とに巻き掛けられ、
前記検出部は、前記第一綱車及び前記第二綱車のうちの少なくとも一方の綱車の前記外周面に前記付着物が前記所定高さ付着したことを検出する、請求項1に記載のエレベータ。
【請求項3】
前記かごを昇降駆動する巻上機を備え、
前記調速機は、前記ロープの速度が第一速度になったときに前記かごを電気的に停止させ、
前記所定高さは、前記巻上機が定格速度で前記かごを上昇又は下降させている状態で前記ロープの速度が前記定格速度より大きく且つ前記第一速度より小さな第二速度になる場合の前記付着物の高さに対応する値である、請求項2に記載のエレベータ。
【請求項4】
前記かごを昇降駆動する巻上機を備え、
前記調速機は、前記ロープの速度が第一速度になったときに前記かごを電気的に停止させ、
前記所定高さは、前記巻上機が定格速度で前記かごを上昇又は下降させている状態で前記ロープの速度が前記付着物に基づく振幅で振動するように変化したときに、該ロープの最大速度が前記第一速度より小さな第二速度になる場合の前記付着物の高さに対応する値である、請求項2に記載のエレベータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降路内をかごが昇降するエレベータに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、エレベータに配置され、ロープが巻き掛けられる綱車(シーブ等)の溝に付着した付着物(ロープからにじみ出たロープ油や、周囲のごみ、ほこり等)を除去するシーブ溝清掃装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
このシーブ溝清掃装置は、シーブ溝に係合可能な係合部を有し、係合部は、弾性部材によって被覆されている。このシーブ溝清掃装置が配置されたエレベータでは、弾性部材を介して係合部がシーブ溝に係合することで、弾性部材が係合部とシーブ溝との間で弾性変形してシーブ溝に嵌まり込み、この状態でシーブが回転して弾性部材がシーブ溝と摺接することで、シーブ溝の清掃が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平02-135588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記のシーブ溝清掃装置がエレベータに配置されていても、綱車の溝に付着した付着物を完全には除去できないときがあり、除去できなかった付着物が堆積して所定高さを越えると、エレベータにおいて種々の問題が生じ易くなる。
【0006】
そこで、本発明は、綱車に付着物が所定高さ付着したことを検出可能なエレベータを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のエレベータは、
昇降路内を昇降するかごに接続されるロープと、
前記ロープが巻き掛けられる外周面を有し、前記かごの昇降と連動して回動する綱車と、
前記外周面に付着物が所定高さ付着したことを検出可能な検出部と、を備える。
【0008】
かかる構成によれば、検出部が綱車の外周面に付着物が所定高さ付着したことを検出可能である。
【0009】
また、前記エレベータは、前記かごの速度異常を検出する調速機を備え、
前記綱車は、前記調速機が有する第一綱車と、前記ロープに所定のテンションを与えるための第二綱車と、を含み、
前記ロープは、前記第一綱車と前記第二綱車とに巻き掛けられ、
前記検出部は、前記第一綱車及び前記第二綱車のうちの少なくとも一方の綱車の前記外周面に前記付着物が前記所定高さ付着したことを検出してもよい。
【0010】
かかる構成によれば、付着物に起因するロープの速度変化が大きくなる前(即ち、調速機でのかごの速度異常の誤検出が生じる程度まで付着物が大きくなる前)に、付着物が検出される。
(【0011】以降は省略されています)

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