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公開番号
2025139621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038558
出願日
2024-03-13
発明の名称
エレベータシステム
出願人
フジテック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66B
1/18 20060101AFI20250919BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】利用者が、セキュリティゲートを通過した後に利用者による登録操作を行わなくても、複数の候補の中から行先階を選択することを可能にするエレベータシステムを提供する。
【解決手段】エレベータシステムは、複数のエレベータ50と、かごの中の画像を撮像可能なかご内撮像装置51と、利用者の個人認証を行うセキュリティゲート20と、セキュリティゲート20を通過する利用者の画像を撮像可能なゲート撮像装置25と、制御装置とを備え、制御装置は、特定階に呼ばれた第1又は第2のかごの中の画像に含まれる顔情報を、利用者の顔データと照合する顔認証を行い、第1のかごの中の画像について顔認証が成功した場合、第1の行先階を第1のエレベータに本割り当てし、第2のかごの中の画像について顔認証が成功した場合、第2の行先階を第2のエレベータに本割り当てする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
かごをそれぞれ備える複数のエレベータと、
前記かごの中の画像を撮像可能なかご内撮像装置と、
特定階に設置され、利用者の個人認証を行うセキュリティゲートと、
前記セキュリティゲートを通過する前記利用者の画像を撮像可能なゲート撮像装置と、
前記個人認証が成功し、かつ前記ゲート撮像装置によって前記利用者の顔画像が取得された場合に、前記顔画像が示す前記利用者の顔データに紐付けられた第1の行先階及び第2の行先階を、前記複数のエレベータのうちの第1のエレベータ及び第2のエレベータにそれぞれ仮に割り当てると共に、前記第1のエレベータの第1のかごと前記第2のエレベータの第2のかごとを前記特定階に呼ぶ制御装置と、
を備えるエレベータシステムであって、
前記制御装置は、
前記特定階に呼ばれた前記第1のかご又は前記第2のかごの中の画像に含まれる顔を示す情報を、前記個人認証が成功した利用者の前記顔データと照合する顔認証を行い、
前記第1のかごの中の画像について前記顔認証が成功した場合、前記第1の行先階を前記第1のエレベータに本割り当てし、
前記第2のかごの中の画像について前記顔認証が成功した場合、前記第2の行先階を前記第2のエレベータに本割り当てする、
エレベータシステム。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
前記第1のかごの中の画像について前記顔認証が成功した場合、前記第2のエレベータへの前記第2の行先階の仮の割り当てを取り消し、
前記第2のかごの中の画像について前記顔認証が成功した場合、前記第1のエレベータへの前記第1の行先階の仮の割り当てを取り消す、
請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項3】
前記第1の行先階と前記第1のエレベータとを紐付けて表示し、前記第2の行先階と前記第2のエレベータとを紐付けて表示する表示装置を更に備える、請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項4】
前記表示装置は、前記かご内撮像装置に顔を向けることを促す表示を行う、請求項3に記載のエレベータシステム。
【請求項5】
前記複数のエレベータの各かごは、前記かご内撮像装置に顔を向けることを促す情報を前記利用者に報知する報知装置を更に備える、請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記個人認証が成功したが前記利用者の顔画像が取得されなかった場合、前記第1の行先階及び前記第2の行先階の仮割り当てを行わず、前記第1の行先階を前記第1のエレベータに割り当て、前記第1のかごを前記特定階に呼ぶ、請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項7】
第3の行先階が紐付けられた利用者について、前記セキュリティゲートによる個人認証が成功した場合、前記第3の行先階を前記複数のエレベータのいずれかに割り当てる、請求項1に記載のエレベータシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータシステムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、セキュリティゲートのカードリーダにより、利用者のセキュリティカードからID番号などの利用者情報を取得し、取得した利用者情報と記憶部などに記憶されている利用者情報とを比較することにより利用者の認証を行うエレベータシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7379592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、利用者が、セキュリティゲートを通過した後に利用者による登録操作を行わなくても、複数の候補の中から行先階を選択することを可能にするエレベータシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るエレベータシステムは、
かごをそれぞれ備える複数のエレベータと、
前記かごの中の画像を撮像可能なかご内撮像装置と、
特定階に設置され、利用者の個人認証を行うセキュリティゲートと、
前記セキュリティゲートを通過する前記利用者の画像を撮像可能なゲート撮像装置と、
前記個人認証が成功し、かつ前記ゲート撮像装置によって前記利用者の顔画像が取得された場合に、前記顔画像が示す前記利用者の顔データに紐付けられた第1の行先階及び第2の行先階を、前記複数のエレベータのうちの第1のエレベータ及び第2のエレベータにそれぞれ仮に割り当てると共に、前記第1のエレベータの第1のかごと前記第2のエレベータの第2のかごとを前記特定階に呼ぶ制御装置と、
を備えるエレベータシステムであって、
前記制御装置は、
前記特定階に呼ばれた前記第1のかご又は前記第2のかごの中の画像に含まれる顔を示す情報を、前記個人認証が成功した利用者の前記顔データと照合する顔認証を行い、
前記第1のかごの中の画像について前記顔認証が成功した場合、前記第1の行先階を前記第1のエレベータに本割り当てし、
前記第2のかごの中の画像について前記顔認証が成功した場合、前記第2の行先階を前記第2のエレベータに本割り当てする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によると、利用者は、セキュリティゲートを通過した後に利用者による登録操作を行わなくても、複数の候補の中から行先階を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1に係るエレベータシステムが適用されるビルの特定階における機器配置を示した概略平面図
エレベータシステムの構成を例示したブロック図
エレベータ制御装置の構成を例示したブロック図
セキュリティゲートの電気的構成を例示したブロック図
セキュリティゲートの外観を例示した斜視図
セキュリティサーバの電気的構成を例示したブロック図
利用者DBの構成例を示す図
機器DBの構成例を示す図
号機DBの構成例を示す図
仮割当リストの構成例を示す図
セキュリティゲートの動作を説明するフローチャート
セキュリティサーバの動作を説明するフローチャート
群管理制御装置によって実行される割当動作及び仮割当動作を説明するフローチャート
割当処理を説明するフローチャート
仮割当処理を説明するフローチャート
ゲート表示器の動作を説明するフローチャート
第1デフォルト行先階及び割当号機を1件表示形式で表示するゲート表示器の画面を例示する図
複数件表示形式によるゲート表示器の表示画面を例示する図
複数件表示形式によるゲート表示器の表示画面を例示する図
複数件表示形式によるゲート表示器の表示画面を例示する図
エレベータ制御装置の動作を説明するフローチャート
かごカメラの動作を説明するフローチャート
群管理制御装置10によって実行される本割当動作を説明するフローチャート
第1変形例におけるゲート表示器の表示画面を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(発明の背景)
セキュリティゲート連動式の行先階登録システムは、何らかの個人認証を行うことで、デフォルト行先階が割り当てられた号機を利用者に案内する。しかし、利用者は、デフォルト行先階とは異なる階に行くことを希望する場合がある。このような場合、利用者は、毎回、エレベータ乗場に設置される行先階登録装置で行先階を登録する必要があった。
【0009】
例えば、オフィスビルの行先階登録システムにおいて、利用者Aのデフォルト行先階として、利用者Aの執務室のある10階が登録されているとする。利用者Aは、出勤時に執務室ではなく喫煙室のある9階に行くことが度々あるが、毎日というわけではない。すなわち、利用者Aが10階に行くか9階に行くかは、利用者Aのその日の気分や体調、始業時刻までの時間に余裕があるかなどの事情によって変わり得る。行先階登録システムが利用者のその日の気分や体調などを判断することは難しく、行先階を自動で判断するのは困難である。
【0010】
そこで、本発明は、上記のような課題に鑑み、利用者が、セキュリティゲートを通過した後に利用者による登録操作を行わなくても、複数の候補の中から行先階を選択することを可能にするエレベータシステムを提供する。これにより、利用者は、セキュリティゲートを通過した後、エレベータのかごに乗車する直前まで行先を選択することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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