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公開番号2025135453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033305
出願日2024-03-05
発明の名称提示システム、血中成分指標推定システム、提示方法、および制御プログラム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A61B 5/02 20060101AFI20250910BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】高品質の脈波を検出できるとようにする。
【解決手段】提示システム1は、被検者の測定部位から生体情報を取得する第1センサと、前記第1センサで検出された前記被検者の生体情報から得られた指標を用いて、前記第1センサと前記測定部位との相対位置関係を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に関する第1情報を提示する提示部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被検者の測定部位から生体情報を取得する第1センサと、
前記第1センサで検出された前記被検者の生体情報から得られた指標を用いて、前記第1センサと前記測定部位との相対位置関係を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に関する第1情報を提示する提示部と、を備える提示システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記指標として、複数周期を含む所定期間に検出された脈波の振幅および前記脈波の周期ごとの代表値の変化量の少なくとも何れかを用いる、請求項1に記載の提示システム。
【請求項3】
前記判定部は、前記振幅が第1閾値以上、かつ、前記代表値の変化量が第2閾値以上第3閾値以下の範囲にあるか否かにより、前記判定を行う、請求項2に記載の提示システム。
【請求項4】
前記判定部は、前記振幅に対する前記脈波の代表値の変化量の割合が第4閾値以上第5閾値以下の範囲にあるか否かにより、前記判定を行う、請求項2に記載の提示システム。
【請求項5】
前記判定部は、所定期間に検出された前記脈波を2回微分した波形の形状を周期ごとに比較し、類似度が第6閾値を超えるか否かにより、前記判定を行う、請求項2に記載の提示システム。
【請求項6】
前記判定部は、前記相対位置関係の良および否の少なくともいずれかを判定する、請求項1に記載の提示システム。
【請求項7】
前記判定部は、前記相対位置関係として、前記第1センサと前記測定部位との接触状態の良および否の少なくともいずれかを判定する、請求項1に記載の提示システム。
【請求項8】
前記判定部が、前記相対位置関係が良と判定した時点以降に検出した前記生体情報を保存部に保存する保存処理部を備える、請求項6に記載の提示システム。
【請求項9】
前記第1センサは、前記生体情報の検出を繰り返し行うとともに、前記判定部は、前記判定を繰り返し行い、
前記保存処理部は、前記判定部が、前記相対位置関係が不良と判定したとき、前記相対位置関係が不良との判定とともに検出された前記生体情報の保存を行わない、請求項8に記載の提示システム。
【請求項10】
前記第1センサは、前記生体情報の検出を繰り返し行うとともに、前記判定部は、前記判定を繰り返し行い、
前記保存処理部は、前記判定部が、前記相対位置関係が良と判定した後、前記相対位置関係が不良と判定したとき、前記相対位置関係が不良と判定された時点以降に検出された前記生体情報の保存を行わない、請求項8に記載の提示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、脈波等の検出を適切に行うための情報を提示する提示システム等に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ウェアラブルな機器で、被検者の脈波を検出できる機器が知られている。また、検出した脈波の特徴量を用いて被検者の血糖値等を推定する技術の開発も行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-214731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
血糖値等をより高い精度で推定するためには、高品質の脈波を検出できるとよい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る提示システムは、被検者の測定部位から生体情報を取得する第1センサと、前記第1センサで検出された前記被検者の生体情報から得られた指標を用いて、前記第1センサと前記測定部位との相対位置関係を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に関する第1情報を提示する提示部と、を備える。
【0006】
本開示の一態様に係る血中指標推定システムは、前記提示システムと、前記提示システムから、前記脈波のデータを取得し、取得した脈波の特徴量を用いて、前記被検者の血中成分に関する指標を推定する血中成分指標推定部と、含む。
【0007】
本開示の一態様に係る提示方法は、被検者の測定部位から生体情報を取得する第1センサで検出された該被検者の生体情報から得られた指標を用いて、前記第1センサと前記測定部位との相対位置関係を判定する判定ステップと、前記判定ステップにて判定された結果に基づく第1情報を提示する提示ステップと、を含む。
【0008】
本開示の各態様に係る提示システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記提示システムが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記提示システムをコンピュータにて実現させる提示システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、被検者に対し、被検者の測定部位と第1センサとの相対位置関係を、高品質の脈波を検出できるような関係とするように促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態1に係る提示システムの概要を示す図である。
提示システムの要部構成を示す機能ブロック図である。
装着具により検出された脈波データの一例を示すグラフである。
図3に示した脈波を2回微分し、周期ごとに重ねたグラフである。
提示システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。
本開示の実施形態2に係る提示システムの機能ブロック図である。
本開示の実施形態3に係る血中指標推定システムの機能ブロック図である。
血中指標推定システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。
加圧治具の一例を示す図である。
加圧治具の一例を示す図である。
加圧治具の一例を示す図である。
加圧治具の一例を示す図である。
加圧治具の一例を示す図である。
装着具自体に、被検者の指を第1センサに押し付ける機構を備える例を示す図である。
加圧治具の一例を示す図である。
加圧治具の構造例を示す図である。
加圧治具を用いたときに検出された脈波の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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