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公開番号
2025135014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2025114904,2020148876
出願日
2025-07-08,2020-09-04
発明の名称
粘着シートおよび粘着シート製造方法
出願人
リンテック株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
C09J
7/40 20180101AFI20250909BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】剥離ライナーの凹凸形状が、粘着シートの表面に浮き出すように視認され難い粘
着シートおよび粘着シート製造方法を提供する。
【解決手段】粘着シート100は、基材層110、粘着剤層120、および剥離ライナー
130を、積層方向にこの順序で有し、剥離ライナーの粘着剤層側の面に、凹凸形状13
1が形成されており、基材層側の一方の面111でJIS Z 8741に準拠して測定
される60度鏡面光沢度が、30%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材層、粘着剤層、および剥離ライナーを、積層方向にこの順序で有し、前記剥離ライ
ナーの前記粘着剤層側の面に、凹凸形状が形成された粘着シートであって、
前記基材層側の一方の面でJIS Z 8741に準拠して測定される60度鏡面光沢
度が、30%以下である、粘着シート。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
色の付された前記基材層が、前記基材層側から前記粘着剤層が視認されるのを遮る、請
求項1に記載の粘着シート。
【請求項3】
前記剥離ライナーの前記凹凸形状は、面方向に延びる突条部によって形成されている、
、請求項1または請求項2に記載の粘着シート。
【請求項4】
JIS Z 8741に準拠して測定される60度鏡面光沢度が、30%以下である面
を有するシート基材を準備するとともに、
表面に凹凸形状が形成された剥離ライナーを準備し、
前記シート基材および前記剥離ライナーの少なくとも一方に、粘着剤組成物を塗工し、
前記シート基材と前記剥離ライナーとを貼り合わせ、
当該貼り合わせの際、
前記シート基材は、両面のうちの少なくとも一方の前記60度鏡面光沢度が30%以下
である面が、前記剥離ライナーとは反対側に向けられ、
前記剥離ライナーは、前記凹凸形状の形成された面が、前記シート基材に向けられる、
粘着シート製造方法。
【請求項5】
色が付されており一方の面から他方の面への視認が遮られる前記シート基材を用いる、
請求項4に記載の粘着シート製造方法。
【請求項6】
面方向に延びる突条部によって前記凹凸形状が形成された前記剥離ライナーを用いる、
請求項4または請求項5に記載の粘着シート製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着シートおよび粘着シート製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、被着体に貼付される粘着シートのふくれを防止するため、例えば特許文献1で開
示されているような、表面に凹凸形状を有する剥離ライナーが用いられている。
【0003】
凹凸形状を有する剥離ライナーは、粘着シートの粘着剤層と積層して用いられ、剥離ラ
イナーの凹凸形状が粘着剤層に転写される。これによって、空気を逃がす凹部が粘着剤層
に形成されるため、粘着シートは、粘着剤層を介して被着体に貼付された際、ふくれを防
止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-058395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、凹凸形状を有する剥離ライナーを、表面の光沢が比較的強い粘着シート
で用いると、剥離ライナーの凹凸形状が、粘着シートの表面に浮き出すように視認される
ことがある。
【0006】
これは、剥離ライナーの凹凸形状に合わせて、粘着シートの基材層が変形し、そのよう
な変形が、表面の光沢が比較的強い粘着シートでは目立ってしまうことが要因として考え
られる。
【0007】
剥離ライナーの凹凸形状が、粘着シートの表面に浮き出すように視認されると、加飾フ
ィルム等の粘着シートでは、意匠性が損なわれる虞があるため、好ましくない。
【0008】
本発明は、そのような課題に鑑みてなされ、剥離ライナーの凹凸形状が、粘着シートの
表面に浮き出すように視認され難い粘着シートおよび粘着シート製造方法を提供すること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明の粘着シートは、基材層、粘着剤層、および剥離ライ
ナーを、積層方向にこの順序で有し、前記剥離ライナーの前記粘着剤層側の面に、凹凸形
状が形成されており、前記基材層側の一方の面でJIS Z 8741に準拠して測定さ
れる60度鏡面光沢度が、30%以下である。
【0010】
上記目的を達成するための本発明の粘着シート製造方法は、JIS Z 8741に準
拠して測定される60度鏡面光沢度が、30%以下である面を有するシート基材を準備す
るとともに、表面に凹凸形状が形成された剥離ライナーを準備し、前記シート基材および
前記剥離ライナーの少なくとも一方に、粘着剤組成物を塗工し、前記シート基材と前記剥
離ライナーとを貼り合わせ、当該貼り合わせの際、前記シート基材は、両面のうちの少な
くとも一方の前記60度鏡面光沢度が30%以下である面が、前記剥離ライナーとは反対
側に向けられ、前記剥離ライナーは、前記凹凸形状の形成された面が、前記シート基材に
向けられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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