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公開番号2025134093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2022127442
出願日2022-08-09
発明の名称イミダゾリルアゾール化合物および有害生物防除剤
出願人日本曹達株式会社
代理人個人
主分類C07D 403/14 20060101AFI20250909BHJP(有機化学)
要約【課題】優れた殺虫活性および/または殺ダニ活性を有し、安全性に優れ、且つ工業的に有利に合成できるイミダゾリルアゾール化合物、ならびにこれを有効成分として含有する有害生物防除剤を提供する。
【解決手段】式(I-1a)などで表される化合物またはその塩。
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〔式中、R1は、置換もしくは無置換のC1~6アルキル基など、R2は、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、R4は、水素原子、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC2~6アルケニル基などを表す。〕
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式(I)で表される化合物またはその塩。
A-B (I)
〔式(I)中、Aは、式(A1)で表される基、または式(A2)で表される基であり、
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式(A1)および(A2)中、
*は、Bとの結合部位を示し、


は、置換もしくは無置換のC1~6アルキル基、置換もしくは無置換のC2~6アルケニル基、または置換若しくは無置換のフェニル基であり、


は、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基であり、


は、水素原子、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、アミノ基、シアノ基、またはハロゲノ基であり、
式(I)中、Bは、式(B1)で表される基、または式(B2)で表される基であり、
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42
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42
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式(B1)および(B2)中、
*は、Aとの結合部位を示し、


は、水素原子、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC2~6アルケニル基、置換若しくは無置換のC2~6アルキニル基、置換若しくは無置換のC1~6アルキルカルボニル基、置換若しくは無置換のC1~6アルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基、置換若しくは無置換のフェニル基、置換若しくは無置換のナフチル基、置換若しくは無置換の5~10員ヘテロシクリル基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニル基、-C(=N-OR

)R

で表される基、ニトロ基、シアノ基、またはハロゲノ基であり、


は、水素原子、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基であり、


は、水素原子、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基であり、


は、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基または置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基であり、
nは、Oの数を表し、0、1または2である。〕
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
請求項1に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する有害生物防除剤。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する殺虫または殺ダニ剤。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する外部寄生虫防除剤。
【請求項5】
請求項1に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する内部寄生虫防除若しくは駆除剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はイミダゾリルアゾール化合物および有害生物防除剤に関する。より詳細に、本発明は、優れた殺虫活性および/または殺ダニ活性を有し、安全性に優れ、且つ工業的に有利に合成できるイミダゾリルアゾール化合物、ならびにこれを有効成分として含有する有害生物防除剤に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
殺虫・殺ダニ活性を有する化合物が種々提案されている。そのような化合物を農薬として実用するためには、効力が十分に高いだけでなく、薬剤抵抗性が生じ難いこと、植物に対する薬害や土壌汚染を生じさせないこと、家畜や魚類などに対する毒性が低いことなどが要求される。
【0003】
ところで、特許文献1には、式(A)、式(B)などで表される化合物が開示されている。
【0004】
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【0005】
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【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
WO2019/189731 A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、有害生物防除活性、その中でも特に殺虫活性および/または殺ダニ活性に優れ、安全性に優れ、かつ工業的に有利に合成できるイミダゾリルアゾール化合物を提供することである。本発明の別の課題は、上記イミダゾリルアゾール化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤、殺虫若しくは殺ダニ剤、外部寄生虫防除剤、または内部寄生虫防除若しくは駆除剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の形態を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕 式(I)で表される化合物またはその塩。
A-B (I)
〔式(I)中、Aは、式(A1)で表される基、または式(A2)で表される基であり、
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29
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式(A1)および(A2)中、
*は、Bとの結合部位を示し、


は、置換もしくは無置換のC1~6アルキル基、置換もしくは無置換のC2~6アルケニル基、または置換若しくは無置換のフェニル基であり、


は、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基であり、


は、水素原子、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、アミノ基、シアノ基、またはハロゲノ基であり、
式(I)中、Bは、式(B1)で表される基、または式(B2)で表される基であり、
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42
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式(B1)および(B2)中、
*は、Aとの結合部位を示し、


は、水素原子、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基、置換若しくは無置換のC2~6アルケニル基、置換若しくは無置換のC2~6アルキニル基、置換若しくは無置換のC1~6アルキルカルボニル基、置換若しくは無置換のC1~6アルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基、置換若しくは無置換のフェニル基、置換若しくは無置換のナフチル基、置換若しくは無置換の5~10員ヘテロシクリル基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニル基、-C(=N-OR

)R

で表される基、ニトロ基、シアノ基、またはハロゲノ基であり、


は、水素原子、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基であり、


は、水素原子、または置換若しくは無置換のC1~6アルキル基であり、


は、置換若しくは無置換のC1~6アルキル基または置換若しくは無置換のC3~6シクロアルキル基であり、
nは、Oの数を表し、0、1または2である。〕
【0009】
〔2〕 前記〔1〕に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する有害生物防除剤。
〔3〕 前記〔1〕に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する殺虫若しくは殺ダニ剤。
〔4〕 前記〔1〕に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する外部寄生虫防除剤。
〔5〕 前記〔1〕に記載の化合物およびその塩からなる群から選ばれる少なくとも1つを有効成分として含有する内部寄生虫防除若しくは駆除剤。
【発明の効果】
【0010】
本発明のイミダゾリルアゾール化合物(式(I)で表される化合物またはその塩)は、農作物や衛生面で問題となる有害生物を防除することができる。本発明のイミダゾリルアゾール化合物は、特に農業害虫およびダニ類をより低濃度で効果的に防除することができる。本発明のイミダゾリルアゾール化合物は、さらに、人畜を害する外部寄生虫および内部寄生虫を効果的に防除することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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