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公開番号
2025133971
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025118525,2020163649
出願日
2025-07-14,2020-09-29
発明の名称
アルコールテイスト飲料、及びアルコールテイスト飲料の香味改善方法
出願人
アサヒビール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
2/38 20210101AFI20250904BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】アルコールテイスト飲料に、アルコール飲料らしい苦味を付与することのできる技術を提供することにある。
【解決手段】ブラックジンジャー抽出物を20~250ppm含有する、アルコールテイスト飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ブラックジンジャー抽出物を20~250ppm含有する、アルコールテイスト飲料。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
アルコール含量が0.01v/v%未満である、請求項1に記載のアルコールテイスト飲料。
【請求項3】
糖質含量が2.0g/100ml以下である、請求項1又は2に記載のアルコールテイスト飲料。
【請求項4】
ショ糖換算の甘味度が4.0g/100ml以下である、請求項1から3のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
【請求項5】
ジンジャーエールテイスト飲料である、請求項1から4のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
【請求項6】
ビールテイスト飲料である、請求項1から5のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
【請求項7】
炭酸飲料である、請求項1から6のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
【請求項8】
アルコールテイスト飲料に、ブラックジンジャー抽出物を添加することを特徴とする、アルコールテイスト飲料の香味改善方法。
【請求項9】
飲用可能な液に、ブラックジンジャー抽出物を添加する工程を含む、アルコールテイスト飲料の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルコールテイスト飲料、及びアルコールテイスト飲料の香味改善方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
アルコールテイスト飲料とは、実質的にアルコール飲料を含まない(アルコール分1v/v%未満)飲料であって、アルコール飲料のテイストを模擬した飲料である。アルコールテイスト飲料は、アルコールが苦手な人や、健康上あるいは車の運転をする等の理由でアルコールの摂取を控えなければならない人向けに需要がある。
【0003】
アルコールテイスト飲料に関連して、例えば、特許文献1(特開2020-099288号公報)には、酒感を付与または増強するために、特定の式で表されるエステル化合物を100~2000ppbの含有量で含むアルコールテイスト飲料が記載されている。
【0004】
また、特許文献2(特開2019-122281号公報)には、香味が改善された(具体的には味のまろやかさ及び味の厚みが改善された)アルコールテイスト飲料を提供するための技術として、ルテオリンを含有するアルコールテイスト飲料が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-099288号公報
特開2019-122281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
アルコールテイスト飲料における課題の一つは、香味の改善である。特に、アルコール飲料が有するアルコール(エタノール)由来の苦味を、ノンアルコールであるアルコールテイスト飲料において再現することは難しい。
そこで、本発明の課題は、アルコールテイスト飲料に、アルコール飲料らしい苦味を付与することのできる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、検討の結果、ブラックジンジャー抽出物にアルコール感を付与する作用があることを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は以下の事項を含んでいる。
[1]ブラックジンジャー抽出物を20~250ppm含有する、アルコールテイスト飲料。
[2]アルコール含量が0.01v/v%未満である、[1]に記載のアルコールテイスト飲料。
[3]糖質含量が2.0g/100ml以下である、[1]又は[2]に記載のアルコールテイスト飲料。
[4]ショ糖換算の甘味度が4.0g/100ml以下である、[1]から[3]のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
[5]ジンジャーエールテイスト飲料である、[1]から[4]のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
[6]ビールテイスト飲料である、[1]から[5]のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
[7]炭酸飲料である、[1]から[6]のいずれか一項に記載のアルコールテイスト飲料。
[8]アルコールテイスト飲料に、ブラックジンジャー抽出物を添加することを特徴とする、アルコールテイスト飲料の香味改善方法。
[9]飲用可能な液に、ブラックジンジャー抽出物を添加する工程を含む、アルコールテイスト飲料の製造方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、アルコールテイスト飲料に、アルコール飲料らしい苦味を付与することのできる技術が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について、詳述する。本実施形態に係るアルコールテイスト飲料は、ブラックジンジャー抽出物を、20~250ppm含有する。ブラックジンジャー抽出物をこのような量で含有させることにより、アルコールテイスト飲料に、アルコール飲料らしい苦味を付与することが可能になる。
【0010】
本明細書において、アルコールテイスト飲料とは、アルコール(エタノール)分が1v/v%未満である飲料であって、アルコール飲料のテイストを模擬した飲料をいう。
アルコールテイスト飲料としては、例えば、ノンアルコールビール(ビールテイスト飲料)、ノンアルコールワイン、ノンアルコールカクテル、ノンアルコール酎ハイ(酎ハイテイスト飲料)、ノンアルコール日本酒、及びノンアルコール焼酎等が挙げられる。
アルコールテイスト飲料のアルコール分は、好ましくは、0.10v/v%以下、より好ましくは0.01v/v%以下である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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