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公開番号
2025133653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031741
出願日
2024-03-01
発明の名称
シール型熱転写受像シート
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41M
5/52 20060101AFI20250904BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】人肌貼付け用のシールとして用いることが可能であって、印画品質に優れるシール型熱転写受像シートを提供する。
【解決手段】本開示のシール型熱転写受像シートは、剥離シートと、剥離シート側から粘着層および基材シートをこの順に備えるシール部とを備え、剥離シートからシール部が剥離可能に設けられており、基材シート、またはシール部が、JIS-K 7127:1999に準拠した引張り試験の条件下において、弾性領域と塑性領域の両方を示す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
剥離シートと、前記剥離シート側から粘着層および基材シートをこの順に備えるシール部とを備え、前記剥離シートから前記シール部が剥離可能に設けられたシール型熱転写受像シートであって、
前記基材シート、または前記シール部が、JIS-K 7127:1999に準拠した引張り試験の条件下において、弾性領域と塑性領域の両方を示す、シール型熱転写受像シート。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記基材シート、または前記シール部が、JIS-K 7127:1999に準拠した引張り試験によって得られる応力-ひずみ曲線において、降伏点を有する、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項3】
前記応力-ひずみ曲線において、ひずみが1%以上10%以下の間で降伏点を有する、請求項2に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項4】
前記応力-ひずみ曲線において、ひずみが3.5%のときの引張応力が、10МPa以上である、請求項2に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項5】
前記基材シートが、ポリ塩化ビニル(PVC)フィルム、ウレタンフィルム、ポリエチレンフィルムからなる群から選択される1以上の樹脂材料を含む、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項6】
前記基材シートの厚さが、30μm以上120μm以下である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項7】
前記基材シートの前記粘着層とは反対側の表面上に、直接、熱転写画像が設けられている、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項8】
前記シール部が、受容層をさらに備え、
前記受容層は、前記基材シートにおける前記粘着層とは反対側の表面上に位置する、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項9】
前記受容層に、熱転写画像が設けられている、請求項8に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項10】
昇華転写型熱転写用である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シール型熱転写受像シートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ネイルシール、ボディーペイントシール、スキンシールなど、人肌に貼って意匠性やその他の機能を発現させる人肌用のシールがある。このような人肌貼付け用のシールとして、シール型熱転写受像シートが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されたシール型熱転写受像シートは、例えば、離型シート部と、離型シート部側から粘着剤層、基材層、プライマー層、および受容層をこの順に備えるシール部とを備える。シール型熱転写受像シートを人肌貼付け用のシールとして用いる場合、受容層に絵柄が印刷されたシール部を離型シートから剥離した後、粘着剤層を肌に貼り付けるという手順で、シール部は使用者の肌に貼付される。
【0004】
特許文献1に開示されたシール型熱転写受像シートは、熱転写プリンタを使用してオンデマンドで意匠性の高いシールを作成できる利点があるが、人肌に貼り付けた際にゴワゴワした感じやつっぱる感じがあるため、人肌に張り付けた際に自然な使用感(素肌感)が求められている。
【0005】
そこで、使用者に貼り付けるシール部の薄膜化が検討されており、特許文献2には、離型シート側から粘着層、フィルムがこの順で積層された装飾シールが開示されている。これにより、絵柄が印刷されたシール部を人肌に貼り付けた際、自然な使用感が達成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-136748号公報
特開2017-097018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、薄膜化されたシール型熱転写受像シートでは、熱転写記録方式による印刷をすると、ザラついたような質感の印画抜けとなってしまい、印画品質を維持することが難しいという課題がある。
【0008】
本開示の課題は、人肌貼付け用のシールとして用いることが可能であって、印画品質に優れるシール型熱転写受像シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示のシール型熱転写受像シートは、剥離シートと、剥離シート側から粘着層および基材シートをこの順に備えるシール部とを備え、剥離シートからシール部が剥離可能に設けられており、基材シートが、JIS-K 7127:1999に準拠した引張り試験の条件下において、弾性領域と塑性領域の両方を示す。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、人肌貼付け用のシールとして用いることが可能であって、ザラついたような質感の印画抜け(画像のざらつき感)がなく、印画品質に優れるシール型熱転写受像シートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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