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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025133643
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031726
出願日
2024-03-01
発明の名称
シール型熱転写受像シート
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41M
5/50 20060101AFI20250904BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】熱転写プリンタでの肌意匠画像印刷時におけるコマ剥がれを抑制する。
【解決手段】シール型熱転写受像シート10は、剥離シート11とシール部15とが一体をなす。シール部15は、剥離シート11から剥離可能に設けられており、剥離シート11側から、粘着層12及び伸縮性シート13がこの順に積層された積層構成を有する。シール部15は、ハーフカット2によりコマ部4と残置部5とに区画される。コマ部4を囲むハーフカット2は、ブリッジ部3により不連続になっている。ブリッジ部3は、シール型熱転写受像シート10の長手方向MDの先端部及び後端部に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
剥離シートとシール部とが一体をなすシール型熱転写受像シートであって、
前記シール部は、前記剥離シートから剥離可能に設けられており、
前記シール部は、前記剥離シート側から、粘着層及び伸縮性シートがこの順に積層された積層構成を有し、
前記シール部は、ハーフカットによりコマ部と残置部とに区画され、
前記コマ部を囲む前記ハーフカットは、ブリッジ部により不連続になっており、
前記ブリッジ部は、前記シール型熱転写受像シートの長手方向の先端部及び後端部に設けられている、シール型熱転写受像シート。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記コマ部は、前記長手方向と平行な一対の第1辺及び第2辺と、前記第1辺及び前記第2辺の一端同士を結ぶ第3辺と、前記第1辺及び前記第2辺の他端同士を結ぶ第4辺とを有し、
前記ブリッジ部は、前記第3辺に沿ったハーフカット部分及び前記第4辺に沿ったハーフカット部分に設けられている、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項3】
前記第3辺及び前記第4辺は、前記長手方向と直交して延在する、請求項2に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項4】
前記第3辺又は前記第4辺に沿ったハーフカット長10mm当たり、前記ブリッジ部が0.2個以上1個未満設けられている、請求項3に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項5】
前記第3辺又は前記第4辺は湾曲している、請求項2に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項6】
前記コマ部は円形である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項7】
前記シール部及び前記剥離シートを貫通する検知穴が、前記長手方向に所定間隔を空けて設けられている、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項8】
前記ブリッジ部は、前記長手方向と直交する短手方向の幅が0.1mm以上0.8mm以下である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項9】
前記伸縮性シートの伸び率が10%以上10000%以下である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項10】
剥離シートとシール部とが一体をなすシール型熱転写受像シートであって、
前記シール部は、前記剥離シートから剥離可能に設けられており、
前記シール部は、前記剥離シート側から、粘着層及び伸縮性シートがこの順に積層された積層構成を有し、
前記シール部は、ハーフカットによりコマ部と残置部とに区画され、
前記コマ部を囲む前記ハーフカットは、ブリッジ部により不連続になっており、
前記コマ部は、円形部及び前記円形部の円周から外方に張り出す複数の三角形状の凸部を有し、
前記凸部の頂角を形成する2つの斜辺のいずれか一方にブリッジ部が設けられている、シール型熱転写受像シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シール型熱転写受像シートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
タトゥーシールやボディペイントシールなどの肌に貼り付けて使用する肌意匠シールが人気となっている。肌意匠シールは、様々な絵柄が印刷されたものが、バラエティストア、スポーツや音楽のイベント会場、アミューズメントパーク等で販売されており、雰囲気の盛り上げに使用されている。
【0003】
肌意匠シールは、剥離シート、粘着層及び伸縮性シートが順に積層されたものであり、剥離シートを剥がしてシール部の粘着層を肌に貼り付けて使用する。また、シール部にハーフカット処理を施し、所望の形状のコマ部を容易に剥離できるようにすることが知られている。
【0004】
伸縮性シートにオンデマンドで意匠性の高い画像を印刷することが求められており、昇華型や溶融型の熱転写プリンタの使用が検討されている。しかし、従来の熱転写プリンタは、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPP(ポリプロピレン)等の剛性の高い基材を用いた被転写体に画像を形成するものであり、肌意匠シールのような伸縮性のあるものに画像を形成することを想定して設計されていない。そのため、熱転写プリンタでの肌意匠画像印刷時に、ハーフカット処理されたコマ部が剥がれて、走行不良やジャムを発生させるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-157316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、熱転写プリンタでの肌意匠画像印刷時におけるコマ剥がれを抑制できるシール型熱転写受像シートを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のシール型熱転写受像シートは、剥離シートとシール部とが一体をなすシール型熱転写受像シートであって、前記シール部は、前記剥離シートから剥離可能に設けられており、前記シール部は、前記剥離シート側から、粘着層及び伸縮性シートがこの順に積層された積層構成を有し、前記シール部は、ハーフカットによりコマ部と残置部とに区画され、前記コマ部を囲む前記ハーフカットは、ブリッジ部により不連続になっており、前記ブリッジ部は、前記シール型熱転写受像シートの長手方向の先端部及び後端部に設けられているものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、熱転写プリンタでの肌意匠画像印刷時におけるコマ剥がれを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
シール型熱転写受像シートの断面図である。
(a)(b)はシール型熱転写受像シートの断面図である。
シール型熱転写受像シートの平面図である。
シール型熱転写受像シートの断面図である。
シール型熱転写受像シートの拡大平面図である。
図5のVI-VI線断面図である。
ブリッジ部の位置を説明する図である。
ブリッジ部の位置を説明する図である。
ブリッジ部の位置を説明する図である。
コマ部の寸法を示す図である。
(a)~(c)は変形例によるコマ部を示す図である。
(a)~(d)は変形例によるコマ部を示す図である。
(a)(b)は変形例によるコマ部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態を、図面等を参照しながら説明する。なお、本開示は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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