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公開番号2025133652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031740
出願日2024-03-01
発明の名称シール型熱転写受像シート
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B41M 5/50 20060101AFI20250904BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】人肌貼付け用のシールとして用いることが可能であって、印画品質に優れるシール型熱転写受像シートを提供する。
【解決手段】本開示のシール型熱転写受像シートは、剥離シートと、前記剥離シート側から粘着層および基材シートをこの順に備えるシール部とを備え、前記剥離シートから前記シール部が剥離可能に設けられており、前記剥離シートの表面のうち、前記シール部側の表面における、ISO 25178に準拠して測定された算術平均高さSaが、0.01以上0.30以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
剥離シートと、前記剥離シート側から粘着層および基材シートをこの順に備えるシール部とを備え、前記剥離シートから前記シール部が剥離可能に設けられたシール型熱転写受像シートであって、
前記剥離シートの表面のうち、前記シール部側の表面における、ISO 25178に準拠して測定された算術平均高さSaが、0.01以上0.30以下である、シール型熱転写受像シート。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記剥離シートの厚さが、50μm以上250μm以下である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項3】
前記シール型熱転写受像シートの厚さが、100μm以上300μm以下である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項4】
前記基材シートの表面上に、直接、熱転写画像が設けられている、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項5】
前記シール部が、受容層をさらに備え、
前記受容層は、前記基材シートにおける前記粘着層とは反対側の表面上に位置する、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項6】
前記受容層に、熱転写画像が設けられている、請求項5に記載のシール型熱転写受像シート。
【請求項7】
昇華転写型熱転写用である、請求項1に記載のシール型熱転写受像シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シール型熱転写受像シートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ネイルシール、ボディーペイントシール、スキンシールなど、人肌に貼って意匠性やその他の機能を発現させる人肌用のシールがある。このような人肌貼付け用のシールとして、シール型熱転写受像シートが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されたシール型熱転写受像シートは、例えば、剥離シート部と、剥離シート部側から粘着剤層、基材層、プライマー層、および受容層をこの順に備えるシール部とを備える。シール型熱転写受像シートを人肌貼付け用のシールとして用いる場合、受容層に絵柄が印刷されたシール部を剥離シートから剥離した後、粘着剤層を肌に貼り付けるという手順で、シール部は使用者の肌に貼付される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-136748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたシール型熱転写受像シートは、熱転写プリンタを使用してオンデマンドで意匠性の高いシールを作成できる利点があるが、人肌に張り付けた際に自然な使用感(素肌感)が求められている。そこで、シール型熱転写受像シートにおいて、使用者に貼り付けるシール部の薄膜化が検討されている。これにより、絵柄が印刷されたシール部を人肌に貼り付けた際、自然な使用感が達成される。
【0006】
しかしながら、従来のシール型熱転写受像シートにおいてシール部を薄膜化した場合、熱転写記録方式による印刷をすると、ザラついたような質感の印画抜けとなってしまい、印画品質を維持することが難しいという課題がある。
【0007】
本開示の課題は、人肌貼付け用のシールとして用いることが可能であって、印画品質に優れるシール型熱転写受像シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のシール型熱転写受像シートは、剥離シートと、剥離シート側から粘着層および基材シートをこの順に備えるシール部とを備え、剥離シートからシール部が剥離可能に設けられており、剥離シートの表面のうち、シール部側の表面における、ISO 25178に準拠して測定された算術平均高さSaが、0.01以上0.30以下である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、人肌貼付け用のシールとして用いることが可能であって、印画品質に優れるシール型熱転写受像シートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明を適用した一実施形態であるシール型熱転写受像シートの断面図である。
図2は、本発明のシール型熱転写受像シートの実施例を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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