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公開番号
2025127398
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024139
出願日
2024-02-20
発明の名称
パレット用治具およびパレット用治具複合体
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/14 20060101AFI20250825BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】組み立て状態と折り畳み状態との切り替えが容易に行え、かつ上段および下段のパレットの出し入れが容易にできるパレット用治具を提供する。
【解決手段】組み立て状態と折り畳み状態との切り替えが可能なパレット用治具1である。パレットを載置可能な載置台11、および脱落を規制する規制部12、を備えるパレット載置部10と、下方側の離間した位置に配置された他のパレットを跨ぎ、下方側から支持する複数の柱部20と、柱部20を軸線方向に沿ってスライド可能に支持し、かつ柱部20を回転軸に沿って回転可能または回転不可能に支持する、凹部が形成された連結部30と、を備える。柱部20の端部が第1位置に来るまで柱部20をスライドさせた場合に、回転が規制され組み立て状態となり、第2位置に来るまで柱部20をスライドさせた場合に、回転によりパレット載置部10に近接するように折り畳み状態となる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
組み立て状態と折り畳み状態との切り替えが可能であり、前記組み立て状態において、物品を載置するための一のパレットを、その下方に配置された他のパレットから上下方向に沿って離間した位置に支持するパレット用治具であって、
前記一のパレットを載置可能な載置台、および前記一のパレットの脱落を規制するように前記載置台よりも上方に突出して設けられる規制部、を備えるパレット載置部と、
前記組み立て状態において、前記パレット載置部から下方側の離間した位置に配置された前記他のパレットを跨ぎ、かつ前記パレット載置部を下方側から支持する複数の柱部と、
前記パレット載置部に隣接し、前記パレット載置部に対して前記柱部を軸線方向に沿ってスライド可能に支持し、かつ前記パレット載置部に対して前記柱部を所定の回転軸に沿って回転可能または回転不可能に支持する、凹部が形成された連結部と、を備え、
前記複数の柱部の端部が第1位置に来るまで前記柱部を前記軸線方向に沿ってスライドさせた場合に、前記柱部の回転が規制される組み立て状態となり、
前記複数の柱部の前記端部が第2位置に来るまで前記柱部を前記軸線方向に沿ってスライドさせ、かつ前記柱部の回転により前記複数の柱部を前記パレット載置部に対して近接するように折り畳んだ場合に、折り畳み状態となる、パレット用治具。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記連結部には、前記柱部の軸線に沿った軸線を有する長孔が形成され、
前記柱部には、前記長孔の幅よりも径が小さい軸部と前記長孔の幅よりも径が大きい先端部とを有する突起部が配置され、
前記軸部が前記長孔を貫通し、かつ前記先端部が前記柱部との間に前記連結部を挟むように前記突起部が前記柱部に設けられており、
前記軸部の軸線が前記回転軸に沿っており、前記長孔の前記軸線に沿った前記突起部の前記柱部に対する位置をスライドさせることで、前記パレット載置部に対して前記柱部を前記柱部の軸線方向に沿ってスライド可能である、請求項1に記載のパレット用治具。
【請求項3】
前記規制部の内部に前記凹部が形成されている、請求項1に記載のパレット用治具。
【請求項4】
前記パレット載置部の上方に、前記組み立て状態の他の前記パレット用治具の前記複数の柱部と結合が可能な結合部をさらに備えている、請求項1に記載のパレット用治具。
【請求項5】
請求項4に記載のパレット用治具を複数段、上下方向に重ねたパレット用治具複合体。
【請求項6】
請求項4に記載のパレット用治具を複数段、上下方向に重ね、前記複数の柱部の長さが、各々の前記パレット用治具ごとに異なっている、パレット用治具複合体。
【請求項7】
請求項1に記載のパレット用治具を複数段、上下方向に重ねたパレット用治具複合体であって、各々の前記パレット用治具の前記複数の柱部は、直接床面に当接している、パレット用治具複合体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックの荷台や倉庫に、物品が載置されたパレットを多段積みするために用いられるパレット用治具に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、トラックの荷台や倉庫の保管空間の有効利用を図るため、物品を載置するパレットを上下方向に複数段積み重ねて配置でき、不使用時は折りたたんでコンパクトに収納できるラックやパレットが用いられている。例えば特許文献1には、上部に荷受け台を備えるネスティングラックが記載されている。当該ネスティングラックは、下部及び両側部に配置され、左右方向に所定間隔を置いて配置され、かつ前後方向に延設される一対の側フレームと、下部に配置され、各側フレームの後端に連結され、かつ前記左右方向に延設される後フレームとを備える。さらに当該ネスティングラックは、前部に配置され、各側フレームの前端に連結され、かつ、上下方向に延設される一対の前支柱と、後部に配置され、後フレームの両端から所定距離だけ離れて配置され、かつ上下方向に延設される一対の後支柱と、各側フレームの前部に配置される一対の前載置ブロックと、各側フレームの後部に配置される一対の後載置プレートと、を備える。特許文献1のネスティングラックは、フォークリフトを操作するオペレータが熟練者でない場合でも、容易にフォークリフトでネスティングできるネスティングラックを提供することを課題とするものとされている。
【0003】
一方、特許文献2には、トラックの荷台に上下に積み重ね可能に載せられて建築資材などの収納物を運搬するパレットが記載されている。当該パレットは、収納物を載置する載置枠と、この載置枠の四隅に上方に向かって設けられた支柱体と、積み重ねられた際に支柱体に嵌合する嵌合脚と、支柱体に嵌合して支柱体の長さを長くする延長柱体とから構成される。支柱体と延長柱体は、トラックの高さ制限の高さ寸法の整数分の一の長さ寸法に設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6901229号公報
特開2005-119703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、ネスティングラック自体は互いに重ねて収納できるが、折り畳めないため収納効率が悪い。さらには、ネスティングラック上に荷物を載置したパレットを積み上げる場合、最初にネスティングラックを設置した上で荷物を載置したパレットをフォークリフトで積み上げる必要があり、作業が煩雑となる。これは荷物を下す場合も同様である。また、特許文献2では、当該パレットを上下2段に配置した場合、下段側のパレットの荷物だけを出し入れする際にもまず上段のパレットを降ろす必要があり、無駄な作業が発生するとともに、フォークリフトのエネルギーを余計に消費する。また、トラックの荷台に荷物を積み下ろす作業時間を要することで、プラットホームへの接車待ちの後続トラックが増加し、ドライバーに余計な待機時間を強いることが課題となっている。
【0006】
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、不使用時に収納容積を小さくするために組み立て状態と折り畳み状態との切り替えが容易に行え、かつ上段および下段のパレットの出し入れが容易にできるパレット用治具およびパレット用治具複合体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施の形態による、組み立て状態と折り畳み状態との切り替えが可能であり、前記組み立て状態において、物品を載置するための一のパレットを、その下方に配置された他のパレットから上下方向に沿って離間した位置に支持するパレット用治具の第1の構成は、前記一のパレットを載置可能な載置台、および前記一のパレットの脱落を規制するように前記載置台よりも上方に突出して設けられる規制部、を備えるパレット載置部と、前記組み立て状態において、前記パレット載置部から下方側の離間した位置に配置された前記他のパレットを跨ぎ、かつ前記パレット載置部を下方側から支持する複数の柱部と、前記パレット載置部に隣接し、前記パレット載置部に対して前記柱部を軸線方向に沿ってスライド可能に支持し、かつ前記パレット載置部に対して前記柱部を所定の回転軸に沿って回転可能または回転不可能に支持する、凹部が形成された連結部と、を備え、前記複数の柱部の端部が第1位置に来るまで前記柱部を前記軸線方向に沿ってスライドさせた場合に、前記柱部の回転が規制される組み立て状態となり、前記複数の柱部の前記端部が第2位置に来るまで前記柱部を前記軸線方向に沿ってスライドさせ、かつ前記柱部の回転により前記複数の柱部を前記パレット載置部に対して近接するように折り畳んだ場合に、折り畳み状態となる。
【0008】
本実施の別の形態による、パレット用治具の第2の構成は、上記の第1の構成において、 前記連結部には、前記柱部の軸線に沿った軸線を有する長孔が形成され、前記柱部には、前記長孔の幅よりも径が小さい軸部と前記長孔の幅よりも径が大きい先端部とを有する突起部が配置され、前記軸部が前記長孔を貫通し、かつ前記先端部が前記柱部との間に前記連結部を挟むように前記突起部が前記柱部に設けられており、前記軸部の軸線が前記回転軸に沿っており、前記長孔の前記軸線に沿った前記突起部の前記柱部に対する位置をスライドさせることで、前記パレット載置部に対して前記柱部を前記柱部の軸線方向に沿ってスライド可能であってもよい。
【0009】
本実施の別の形態による、パレット用治具の第3の構成は、上記の第1の構成または第2の構成において、前記規制部の内部に前記凹部が形成されていてもよい。
【0010】
本実施の別の形態による、パレット用治具の第4の構成は、上記の第1の構成から第3の構成のいずれかにおいて、前記パレット載置部の上方に、前記組み立て状態の他の前記パレット用治具の前記複数の柱部と結合が可能な結合部をさらに備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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