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公開番号
2025132111
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029466
出願日
2024-02-29
発明の名称
電解水生成装置、電圧制御方法
出願人
株式会社テックコーポレーション
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C02F
1/461 20230101AFI20250903BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】希釈流路の水流が弱まった際に電解槽の空焚きを防止できる電解水生成装置を提供すること。
【解決手段】電解質水溶液タンク(11)と、電解槽(12)と、希釈水の水流により電解槽(12)から電解生成液を吸い込んで希釈して電解水を生成し、希釈水の水流により生じる吸引圧が電解槽(12)に伝わり、電解質水溶液タンク(11)から電解槽(12)に電解質水溶液が吸い出される希釈流路(13)と、希釈流路(13)に設けられた羽根車(15)を用いて電圧を発生させる発電回路(31)と、電解槽(12)への電解質水溶液の送量の指標を検出するセンサ(36)と、センサ(36)の出力に基づいて、送量が第1水準以上と判定する場合、電解槽(12)に電圧を印加し、送量が第1水準よりも小さいと判定する場合、電解槽(12)に電圧を印加しない制御部(37)と、を備える電解水生成装置(1)。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電解質水溶液タンクと、
電解質水溶液を電気分解して電解生成液を生成する電解槽と、
希釈水の水流により前記電解槽から電解生成液を吸い込んで希釈して電解水を生成し、希釈水の水流により生じる吸引圧が前記電解槽に伝わり、前記電解質水溶液タンクから前記電解槽に電解質水溶液が吸い出される希釈流路と、
前記希釈流路に設けられた羽根車を用いて電圧を発生させる発電回路と、
前記電解槽への電解質水溶液の送量の指標を検出するセンサと、
前記センサの出力に基づいて、前記送量が第1水準以上と判定する場合、前記電解槽に電圧を印加し、前記送量が第1水準より小さいと判定する場合、前記電解槽に電圧を印加しない制御部と、
を備える電解水生成装置。
続きを表示(約 2,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電解水生成装置において、
前記制御部は、前記センサの出力に基づいて、前記送量が前記第1水準より小さいと判定する場合、前記発電回路の出力電圧をバッテリーに印加する電解水生成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の電解水生成装置において、
前記制御部は、前記センサの出力に基づいて、前記送量が前記第1水準以上、かつ、前記発電回路の出力電圧が第2水準より小さいと判定する場合、前記バッテリーの出力電圧を前記電解槽に印加する電解水生成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の電解水生成装置において、
前記制御部は、前記センサの出力に基づいて、前記発電回路の出力電圧が前記第2水準以上と判定する場合、前記発電回路の出力電圧を前記電解槽および前記バッテリーに印加する電解水生成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の電解水生成装置において、
前記制御部は、
前記発電回路と前記電解槽とを接続する第1ラインにある開閉可能な第1スイッチと、
前記第1ラインにおいて前記第1スイッチよりも前記発電回路側にあり、前記第1ラインの接続状態と、前記第1ラインの前記電解槽側と前記バッテリーの出力端とを接続する状態と、に切り替え可能な第2スイッチと、を備え、
前記バッテリーの入力端は、前記第1ラインにおける前記第1スイッチと前記第2スイッチとの間に接続し、
前記制御部は、
前記センサの出力に基づいて、前記発電回路の出力電圧が前記第2水準以上と判定する場合、前記第1スイッチを閉じるとともに、前記第2スイッチを前記第1ラインの接続状態にすることで、前記発電回路の出力電圧を前記電解槽および前記バッテリーに印加し、
前記センサの出力に基づいて、前記発電回路の出力電圧が前記第2水準より小さく、かつ、前記送量が前記第1水準以上と判定する場合、前記第1スイッチを閉じるとともに、前記第2スイッチにより前記第1ラインの前記電解槽側と前記バッテリーの前記出力端とを接続することで、前記バッテリーの出力電力を前記電解槽に印加し、
前記センサの出力に基づいて、前記送量が前記第1水準より小さいと判定する場合、前記第1スイッチを開くとともに、前記第2スイッチを前記第1ラインの接続状態にすることで、前記発電回路の出力電圧を前記バッテリーに印加する電解水生成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の電解水生成装置において、
前記制御部は、バッテリーと前記電解槽とを接続する第2ラインにある開閉可能な第3スイッチを備え、前記センサの出力に基づいて前記送量が前記第1水準以上と判定する場合、前記第3スイッチを閉じることで、前記バッテリーの出力電圧を前記電解槽に印加し、前記センサの出力に基づいて前記送量が前記第1水準より小さいと判定する場合、前記第3スイッチを開くことで前記電解槽に電圧を印加しない電解水生成装置。
【請求項7】
電解質水溶液タンクと、
電解質水溶液を電気分解して電解生成液を生成する電解槽と、
前記電解質水溶液タンクと前記電解槽の間にあり、前記電解質水溶液タンクの電解生成液を前記電解槽に送るポンプと、
前記電解槽から送られる電解生成液を希釈水の水流により希釈して電解水を生成する希釈流路と、
前記希釈流路に設けられた羽根車を用いて電圧を発生させ、前記ポンプに電圧を印加する発電回路と、
前記電解槽への電解質水溶液の送量の指標を検出するセンサと、
前記センサの出力に基づいて、前記送量が第3水準以上と判定する場合、前記電解槽に電圧を印加し、前記送量が第3水準より小さいと判定する場合、前記電解槽に電圧を印加しない制御部と、
を備える電解水生成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の電解水生成装置において、
前記制御部は、前記センサの出力に基づいて、
前記発電回路の出力電圧が第4水準以上と判定する場合、前記発電回路の出力電圧を前記電解槽およびバッテリーに印加し、
前記発電回路の出力電圧が前記第4水準より小さく、かつ、前記送量が前記第3水準以上と判定する場合、前記バッテリーの出力電圧を前記電解槽に印加し、
前記送量が前記第3水準より小さいと判定する場合、前記発電回路の出力電圧を前記バッテリーに印加する電解水生成装置。
【請求項9】
請求項8に記載の電解水生成装置において、
前記発電回路と前記電解槽とを接続する第1ラインにある開閉可能な第1スイッチと、
前記第1ラインにおいて前記第1スイッチよりも前記発電回路側にあり、前記第1ラインの接続状態と、前記第1ラインの前記電解槽側と前記バッテリーの出力端とを接続する状態と、に切り替え可能な第2スイッチとを備え、
前記バッテリーの入力端は、前記第1ラインにおける前記第1スイッチと前記第2スイッチとの間に接続し、
前記制御部は、
前記センサの出力に基づいて、前記発電回路の出力電圧が前記第4水準以上と判定する場合、前記第1スイッチを閉じるとともに、前記第2スイッチを前記第1ラインの接続状態にすることで、前記発電回路の出力電圧を前記電解槽および前記バッテリーに印加し、
前記センサの出力に基づいて、前記発電回路の出力電圧が前記第4水準より小さく、かつ、前記送量が前記第3水準以上と判定する場合、前記第1スイッチを閉じるともに、前記第2スイッチにより前記第1ラインの前記電解槽側と前記バッテリーの前記出力端とを接続することで、前記バッテリーの出力電圧を前記電解槽に印加し、
前記センサの出力に基づいて、前記送量が前記第3水準より小さいと判定する場合、前記第1スイッチを開くとともに、前記第2スイッチを前記第1ラインの接続状態にすることで、前記発電回路の出力電圧を前記バッテリーに印加する電解水生成装置。
【請求項10】
請求項7から請求項9のいずれか一つに記載の電解水生成装置において、
前記センサは、前記ポンプが前記電解槽に送る電解質水溶液の流量を検出する電解水生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電解水生成装置、およびその電圧制御方法に関する。
続きを表示(約 6,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電解水生成装置において、電解槽が生成する電解生成液の希釈流路に設けられた羽根車を用いた発電電力でバッテリーを充電し、バッテリーにて電解槽を駆動するものがある。また、羽根車が希釈流路から得るトルクの一部で電解槽の上流のポンプを駆動し、該ポンプで電解質水溶液タンクから電解質水溶液を吸い出して電解槽に送る。このような電解水生成装置では、希釈流路の希釈水の水流が弱まると、羽根車が得るトルクが減ってポンプによる電解槽への電解質水溶液の送量が減り、電解槽が空焚きの状態になるおそれがあるため、空焚き防止機能を備える必要がある。空焚き防止機能は、発電した電力の制御部(電力の制御部として、例えば、特許文献1)により実現することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-96510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、希釈流路の水流が弱まった際に電解槽の空焚きを防止できる電解水生成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、例えば、以下の通りである。以下では、図の符号を参照のために用いている。
〔1〕電解質水溶液タンク(11)と、
電解質水溶液を電気分解して電解生成液を生成する電解槽(12)と、
希釈水の水流により前記電解槽(12)から電解生成液を吸い込んで希釈して電解水を生成し、希釈水の水流により生じる吸引圧が前記電解槽(12)に伝わり、前記電解質水溶液タンク(11)から前記電解槽(12)に電解質水溶液が吸い出される希釈流路(13)と、
前記希釈流路(13)に設けられた羽根車(15)を用いて電圧を発生させる発電回路(31)と、
前記電解槽(12)への電解質水溶液の送量の指標を検出するセンサ(36,36A,36B)と、
前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて、前記送量が第1水準以上と判定する場合、前記電解槽(12)に電圧を印加し、前記送量が第1水準より小さいと判定する場合、前記電解槽(12)に電圧を印加しない制御部(37)と、
を備える電解水生成装置(1,1A)。
〔2〕〔1〕に記載の電解水生成装置(1,1A)において、
前記制御部(37)は、前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて、前記送量が前記第1水準より小さいと判定する場合、前記発電回路(31)の出力電圧をバッテリー(2)に印加する電解水生成装置(1,1A)。
〔3〕〔2〕に記載の電解水生成装置(1,1A)において、
前記制御部(37)は、前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて、前記送量が前記第1水準以上、かつ、前記発電回路(31)の出力電圧が第2水準より小さいと判定する場合、前記バッテリー(2)の出力電圧を前記電解槽(12)に印加する電解水生成装置(1,1A)。
〔4〕〔3〕に記載の電解水生成装置(1,1A)において、
前記制御部(37)は、前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて、前記発電回路(31)の出力電圧が前記第2水準以上と判定する場合、前記発電回路(31)の出力電圧を前記電解槽(12)および前記バッテリー(2)に印加する電解水生成装置(1,1A)。
〔5〕〔4〕に記載の電解水生成装置(1,1A)において、
前記制御部(37)は、
前記発電回路(31)と前記電解槽(12)とを接続する第1ライン(32)にある開閉可能な第1スイッチ(33)と、
前記第1ライン(32)において前記第1スイッチ(33)よりも前記発電回路(31)側にあり、前記第1ライン(32)の接続状態と、前記第1ライン(32)の前記電解槽(12)側と前記バッテリー(2)の出力端とを接続する状態と、に切り替え可能な第2スイッチ(34)と、を備え、
前記バッテリー(2)の入力端は、前記第1ライン(32)における前記第1スイッチ(33)と前記第2スイッチ(34)との間に接続し、
前記制御部(37)は、
前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて、前記発電回路(31)の出力電圧が前記第2水準以上と判定する場合、前記第1スイッチ(33)を閉じるとともに、前記第2スイッチ(34)を前記第1ライン(32)の接続状態にすることで、前記発電回路(31)の出力電圧を前記電解槽(12)および前記バッテリー(2)に印加し、
前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて、前記発電回路(31)の出力電圧が前記第2水準より小さく、かつ、前記送量が前記第1水準以上と判定する場合、前記第1スイッチ(33)を閉じるとともに、前記第2スイッチ(34)により前記第1ライン(32)の前記電解槽(12)側と前記バッテリー(2)の出力端とを接続することで、前記バッテリー(2)の出力電力を前記電解槽(12)に印加し、
前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて、前記送量が前記第1水準より小さいと判定する場合、前記第1スイッチ(33)を開くとともに、前記第2スイッチ(34)を前記第1ライン(32)の接続状態にすることで、前記発電回路(31)の出力電圧を前記バッテリー(2)に印加する電解水生成装置(1,1A)。
〔6〕〔1〕に記載の電解水生成装置(1A)において、
前記制御部(37)は、バッテリー(2)と前記電解槽(12)とを接続する第2ライン(38)にある開閉可能な第3スイッチ(39)を備え、前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて前記送量が前記第1水準以上と判定する場合、前記第3スイッチ(39)を閉じることで、前記バッテリー(2)の出力電圧を前記電解槽(12)に印加し、前記センサ(36,36A,36B)の出力に基づいて前記送量が前記第1水準より小さいと判定する場合、前記第3スイッチ(39)を開くことで前記電解槽(12)に電圧を印加しない電解水生成装置(1A)。
〔7〕電解質水溶液タンク(11)と、
電解質水溶液を電気分解して電解生成液を生成する電解槽(12)と、
前記電解質水溶液タンク(11)と前記電解槽(12)の間にあり、前記電解質水溶液タンク(11)の電解生成液を前記電解槽(12)に送るポンプ(19)と、
前記電解槽(12)から送られる電解生成液を希釈水の水流により希釈して電解水を生成する希釈流路(13)と、
前記希釈流路(13)に設けられた羽根車(15)を用いて電圧を発生させ、前記ポンプ(19)に電圧を印加する発電回路(31)と、
前記電解槽(12)への電解質水溶液の送量の指標を検出するセンサ(36,36A~36C)と、
前記センサ(36,36A~36C)の出力に基づいて、前記送量が第3水準以上と判定する場合、前記電解槽(12)に電圧を印加し、前記送量が第3水準より小さいと判定する場合、前記電解槽(12)に電圧を印加しない制御部(37)と、
を備える電解水生成装置(1B)。
〔8〕〔7〕に記載の電解水生成装置(1B)において、
前記制御部(37)は、
前記センサ(36,36A~36C)の出力に基づいて、
前記発電回路(31)の出力電圧が第4水準以上と判定する場合、前記発電回路(31)の出力電圧を前記電解槽(12)およびバッテリー(2)に印加し、
前記発電回路(31)の出力電圧が前記第4水準より小さく、かつ、前記送量が前記第3水準以上と判定する場合、前記バッテリー(2)の出力電圧を前記電解槽(12)に印加し、
前記送量が前記第3水準より小さいと判定する場合、前記発電回路(31)の出力電圧を前記バッテリー(2)に印加する電解水生成装置(1B)。
〔9〕〔8〕に記載の電解水生成装置(1B)において、
前記発電回路(31)と前記電解槽(12)とを接続する第1ライン(32)にある開閉可能な第1スイッチ(33)と、
前記第1ライン(32)において前記第1スイッチ(33)よりも前記発電回路(31)側にあり、前記第1ライン(32)の接続状態と、前記第1ライン(32)の前記電解槽(12)側と前記バッテリー(2)の出力端とを接続する状態と、に切り替え可能な第2スイッチ(34)とを備え、
前記バッテリー(2)の入力端は、前記第1ライン(32)における前記第1スイッチ(33)と前記第2スイッチ(34)との間に接続し、
前記制御部(37)は、
前記センサ(36,36A~36C)の出力に基づいて、前記発電回路(31)の出力電圧が前記第4水準以上と判定する場合、前記第1スイッチ(33)を閉じるとともに、前記第2スイッチ(34)を前記第1ライン(32)の接続状態にすることで、前記発電回路(31)の出力電圧を前記電解槽(12)および前記バッテリー(2)に印加し、
前記センサ(36,36A~36C)の出力に基づいて、前記発電回路(31)の出力電圧が前記第4水準より小さく、かつ、前記送量が前記第3水準以上と判定する場合、前記第1スイッチ(33)を閉じるともに、前記第2スイッチ(34)により前記第1ライン(32)の前記電解槽(12)側と前記バッテリー(2)の前記出力端とを接続することで、前記バッテリー(2)の出力電圧を前記電解槽(12)に印加し、
前記センサ(36,36A~36C)の出力に基づいて、前記送量が前記第3水準より小さいと判定する場合、前記第1スイッチ(33)を開くとともに、前記第2スイッチ(34)を前記第1ライン(32)の接続状態にすることで、前記発電回路(31)の出力電圧を前記バッテリー(2)に印加する電解水生成装置(1B)。
〔10〕〔7〕から〔9〕のいずれか一つに記載の電解水生成装置(1B)において、
前記センサ(36C)は、前記ポンプ(19)が前記電解槽(12)に送る電解質水溶液の流量を検出する電解水生成装置(1B)。
〔11〕〔1〕から〔9〕のいずれか一つに記載の電解水生成装置(1,1A,1B)において、
【図面の簡単な説明】
【0006】
発電回路の出力電圧を電解槽およびバッテリーに印加する第1実施形態の電解水生成装置の構成を示す図である。
希釈流路の流入点を構成するアスピレータを示す図である。
第1実施形態における制御部による電解槽への電圧印加の制御処理を説明するためのフローチャートである。
バッテリーの出力電圧を電解槽に印加する電解水生成装置の構成を示す図である。
発電回路の出力電圧をバッテリーに印加する電解水生成装置の構成を示す図である。
バッテリーの出力電圧を電解槽に印加する第2実施形態の電解水生成装置の構成を示す図である。
第2実施形態における制御部による電解槽への電圧印加の制御処理を説明するためのフローチャートである。
回転センサの適用例を示す図である。
流量センサの適用例を示す図である。
発電回路の出力電圧を電解槽およびバッテリーに印加する第3実施形態の電解水生成装置の構成を示す図である。
バッテリーの出力電圧を電解槽に印加する電解水生成装置の構成を示す図である。
発電回路の出力電圧をバッテリーに印加する電解水生成装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1実施形態)
図1は、電解水生成装置1の構成を示す図である。
電解水生成装置1は、電解質水溶液タンク11、電解槽12、希釈流路13、給水部14、羽根車15、電解水吐出部16、バッテリー2、電源回路3を備える。
【0008】
電解質水溶液タンク11は、適宜の電解質水溶液を貯留する。電解水生成装置1において有効塩素濃度10~80ppm、pH5.0~6.5を示す微酸性電解水を生成する場合、電解質水溶液として塩酸またはこれに塩化ナトリウム水溶液を加えたものを用いることができる。電解水生成装置1において有効塩素濃度10~80ppm、pH7.5以上を示す電解次亜水を生成する場合、電解質水溶液として塩化ナトリウム水溶液を用いることができる。電解質水溶液タンク11が貯留する電解質水溶液は、電解槽12に送られる。
【0009】
電解槽12は、1室型であり、内部は隔膜で仕切られていない。電解槽12は、収容する一対の電極に、電解質水溶液に対応する一定値以上の電圧がかけられることで電解質水溶液を電気分解し、電解生成液を生成する。電解水生成装置1において、電解質水溶液として塩酸またはこれに塩化ナトリウム水溶液を加えたものが用いられて電解槽12に電極が一対のみ設けられる場合、例えば、電極に1.3V以上の電圧が印加されると電解槽12にて塩素が発生し始め、1.5V以上で良好な塩素の発生量(良好な電解生成液の生成)となり、電解水生成装置1として微酸性電解水を良好に生成することが可能となる。電解に伴う水素や塩素等の適宜の発生ガスは、電解槽12に設けられる不図示の分離機構にて電解生成液と分離されて外部に排出されてもよいし、電解生成液と共に電解槽12から排出されてもよい。電解槽12の電解生成液は、配管18を介して希釈流路13に送られる。
【0010】
希釈流路13には、給水部14から水道水やRO(Reverse Osmosis)水等の原水(電解生成液を希釈するための水、希釈水)が供給される。本実施形態では、給水部14は水道に接続し、給水部14から希釈流路13に供給される原水には水道による水圧がかかるものとする。希釈流路13の流入点131では、希釈流路13を構成する配管に、電解槽12で電気分解された電解生成液を送る配管18が接続する。希釈流路13は、原水の水流により流入点131にて電解槽12から電解生成液を吸い込んで希釈し、電解水を生成する。例えば、希釈流路13は、電解槽12にて生成される電解生成液を微酸性電解水の規定(有効塩素濃度10~80ppm、pH5.0~6.5)を満たすように希釈する。希釈流路13は、希釈した電解水を電解水吐出部16から吐出する。
(【0011】以降は省略されています)
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