TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025132023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029325
出願日
2024-02-29
発明の名称
バンパーラバー
出願人
鬼怒川ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16F
1/36 20060101AFI20250903BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】摩擦力付与部により取付孔の孔縁部に対するラバー本体の摩擦抵抗を大きくして、バンパーラバーの受圧部の高さが車体の振動等によって不用意に低くなることを抑制することができるバンパーラバーを提供する
【解決手段】バンパーラバー10は、円柱状のラバー本体11と、受圧部12と、ラバー本体の外周に形成されて、車体パネル4に穿設された取付孔5の孔縁部5aにねじ込み状に螺合される螺旋溝13とを有している。螺旋溝は、溝底面14を挟んで軸方向で対向した上下一対の両内面15,16間の受圧部の突出高さ調整するY領域における溝幅W1を孔縁部5aの板厚tよりも小さくして高さ調整後の摩擦抵抗力を大きくして、取付孔の孔縁部に対するラバー本体の取付強度を高くした。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
円柱状のラバー本体と、該ラバー本体の軸方向の一端部に設けられ、開閉部材あるいは相手側部材に弾接する受圧部と、前記ラバー本体の外周に形成され、開閉部材かまたは相手側部材に穿設された取付孔の孔縁部にねじ込み状に螺合されて前記受圧部の突出高さを調整する螺旋溝と、を有するバンパーラバーであって、
前記螺旋溝は、軸方向で対向する2つの内面に、少なくとも前記取付孔の孔縁部にねじ込んで前記受圧部の突出高さを調整する領域において前記取付孔の孔縁部との間に摩擦抵抗を付与する摩擦力付与部を有することを特徴するバンパーラバー。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
請求項1に記載されたバンパーラバーであって、
前記螺旋溝の摩擦力付与部は、前記対向する2つの内面間の溝幅を、前記取付孔の孔縁部の肉厚よりも小さくすることによって構成されていることを特徴するバンパーラバー。
【請求項3】
請求項1に記載されたバンパーラバーであって、
前記螺旋溝の摩擦力付与部は、前記対向する2つの内面の少なくとも一方側に、他方側の内面方向へ突出して前記取付孔の孔縁部に圧接する波形状の山形凸部を設けることによって構成されていることを特徴とするバンパーラバー。
【請求項4】
請求項1に記載されたバンパーラバーであって、
前記螺旋溝の摩擦力付与部は、前記対向する2つの内面の少なくとも一方側に、前記取付孔の孔縁部に圧接する複数の突部を設けることによって構成されていることを特徴とするバンパーラバー。
【請求項5】
請求項3に記載されたバンパーラバーであって、
前記螺旋溝の摩擦力付与部は、前記対向する両方の内面に、前記取付孔の孔縁部に圧接する波形部を設けることによって構成されていることを特徴とするバンパーラバー。
【請求項6】
請求項4に記載されたバンパーラバーであって、
前記螺旋溝の摩擦力付与部は、前記対向する2つの内面の両方に、前記取付孔の孔縁部に圧接する複数の突部を設けることによって構成されていることを特徴とするバンパーラバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、自動車のエンジンフードやトランクリッドなどの開閉体を閉めたときの衝撃、振動、騒音などを低減するバンパーラバーの改良技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のバンパーラバーとしては、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
【0003】
図1は従来や本発明に係るバンパーラバーが自動車の車体パネルやエンジンフードに取り付けられた状態を示す自動車の前側の斜視図、図5は従来のバンパーラバーを示す正面図である。
【0004】
この特許文献1に記載の従来のバンパーラバー1は、図1及び図5に示すように、自動車2のエンジンフード3などの開閉部材や、エンジンルーム2aを構成する車体パネル4に形成された取付孔5に取り付けられる円柱状のラバー本体6と、該ラバー本体6の軸方向の一端部に有し、エンジンフード3が弾接する受圧部7と、ラバー本体6と受圧部7との間に形成されたくびれ部8と、を有している。
【0005】
以下では、バンパーラバー1が、車体パネル4に形成された取付孔5に取り付けられた場合について説明する。
【0006】
前記ラバー本体6は、図5に示すように、外周に前記取付孔5の孔縁部5aにねじ込み螺合する螺旋溝9が形成されて、この螺旋溝9を介して車体パネル4にの取付孔5にねじ込んだ状態で取り付けられると共に、ねじ込み量を調整することによって受圧部7の高さが調整可能になっている。
【0007】
受圧部7は、ラッパ状に形成されて、エンジンフード3を閉じたときに、この圧縮荷重によって圧縮変形して傾斜連結部がくびれ部8の外周に重なりあって折れ曲がり変形して衝撃やばたつきなどを吸収するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2014-098448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1のバンパーラバー1にあっては、ラバー本体6の螺旋溝9の溝幅Wが全体に均一に形成されている。このため、螺旋溝9を形成するに当たり、その溝幅Wをラバー本体6が取付孔5の孔縁部5aからの脱落防止やガタツキなどの取付性能などを考慮して車体パネル4の肉厚(板厚)tに合わせて形成するようになっている。
【0010】
しかしながら、車体パネル4の板厚tは、製造誤差や加工誤差などに起因して螺旋溝9の溝幅Wよりも小さく形成されてしまう場合がある。また、バンパーラバー1の螺旋溝9の溝幅Wが、製造バラツキなどに起因して車体パネルの4の板厚tよりも大きく形成されてしまう場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
鍋虫ねじ
18日前
個人
紛体用仕切弁
18日前
個人
回転伝達機構
1か月前
個人
ホース保持具
5か月前
個人
差動歯車用歯形
2か月前
個人
トーションバー
5か月前
株式会社不二工機
電磁弁
4か月前
個人
地震の揺れ回避装置
1か月前
個人
ボルトナットセット
5か月前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
個人
吐出量監視装置
11日前
柿沼金属精機株式会社
分岐管
29日前
個人
ベルトテンショナ
6か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
2か月前
株式会社三協丸筒
枠体
5か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
6か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社タカギ
水栓装置
1か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
5か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
6か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
株式会社不二工機
電動弁
5か月前
株式会社フジキン
ボールバルブ
3か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
18日前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
日東電工株式会社
断熱材
5か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
6か月前
株式会社不二越
転がり軸受
26日前
太陽工業株式会社
金属板結合方法
5か月前
日東精工株式会社
弾性鍔付きねじ
4か月前
続きを見る
他の特許を見る