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公開番号2025131664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2025091741,2023060638
出願日2025-06-02,2011-01-24
発明の名称抗ウイルス療法
出願人ヴィーブ ヘルスケア カンパニー
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類A61K 31/4985 20060101AFI20250902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】HIV感染を治療するための、組み合わせでの使用に適した治療薬および実行可能な医薬組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、HIVインテグラーゼ阻害剤と、他の治療薬とを含んでなる化合物の組み合わせに関する。そのような組み合わせは、HIV複製の阻害、HIVによる感染の予防および/または治療、ならびにAIDSおよび/またはARCの治療において有用である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(3S,11aR)-N-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2,3,5,7,11,11a-ヘキサヒドロ-6-ヒドロキシ-3-メチル-5,7-ジオキソ-オキサゾロ[3,2-a]ピリド[1,2-d]ピラジン-8-カルボキサミド又はその薬学上許容される塩、及びリルピビリンを含む組み合わせ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
(3S,11aR)-N-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2,3,5,7,11,11a-ヘキサヒドロ-6-ヒドロキシ-3-メチル-5,7-ジオキソ-オキサゾロ[3,2-a]ピリド[1,2-d]ピラジン-8-カルボキサミド又はその薬学上許容される塩を含むHIV感染を治療するための医薬組成物であって、リルピビリンと投与される前記医薬組成物。
【請求項3】
リルピビリンと同時に投与される請求項2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
リルピビリンと連続的に投与される請求項2に記載の医薬組成物。
【請求項5】
(3S,11aR)-N-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2,3,5,7,11,11a-ヘキサヒドロ-6-ヒドロキシ-3-メチル-5,7-ジオキソ-オキサゾロ[3,2-a]ピリド[1,2-d]ピラジン-8-カルボキサミド又はその薬学上許容される塩、及びリルピビリンを含むHIV感染を治療するためのキット。
【請求項6】
(3S,11aR)-N-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2,3,5,7,11,11a-ヘキサヒドロ-6-ヒドロキシ-3-メチル-5,7-ジオキソ-オキサゾロ[3,2-a]ピリド[1,2-d]ピラジン-8-カルボキサミド又はその薬学上許容される塩、及びリルピビリンは同時に投与される請求項5に記載のキット。
【請求項7】
(3S,11aR)-N-[(2,4-ジフルオロフェニル)メチル]-2,3,5,7,11,11a-ヘキサヒドロ-6-ヒドロキシ-3-メチル-5,7-ジオキソ-オキサゾロ[3,2-a]ピリド[1,2-d]ピラジン-8-カルボキサミド又はその薬学上許容される塩、及びリルピビリンは連続的に投与される請求項5に記載のキット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、HIVインテグラーゼ阻害剤および他の治療薬を含んでなる化合物の組み合わせに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
ヒト免疫不全ウイルス(「HIV」)は、後天性免疫不全症候群(「AIDS」)(免疫系の破壊、特に、CD4

T細胞の破壊を特徴とし、結果として日和見感染への感受性を伴う疾患)およびその前駆症状であるAIDS関連症候群(「ARC」)(持続性全身性リンパ節腫脹、発熱および体重減少などの症候を特徴とする症候群)の原因物質である。HIVは、レトロウイルスであり;そのRNAからDNAへの変換は、逆転写酵素の作用によって行われる。逆転写酵素の機能を阻害する化合物は、感染細胞におけるHIVの複製を阻害する。そのような化合物は、ヒトにおけるHIV感染の予防または治療において有用である。
【0003】
HIVは、標的細胞に侵入するために、CD4に加えて、補助受容体を必要とする。ケモカイン受容体は、HIVに対する補助受容体としてCD4とともに機能する。ケモカイン受容体のCXCR4およびCCR5は、HIV-1に対する主要な補助受容体として同定されている。CCR5は、マクロファージ指向性HIVが宿主細胞に融合および侵入するための主要な補助受容体として作用する。これらのケモカイン受容体は、HIV感染の確立および伝播において重要な役割を果たすと考えられている。ゆえに、CCR5アンタゴニストは、HIVに対して有効な治療薬として有用であると考えられる。
【0004】
他のいくつかのレトロウイルスの場合のように、HIVは、感染性ビリオンの形成に必要なプロセスにおいて前駆体ポリペプチドの翻訳後切断を行うプロテアーゼの産生をコードする。これらの遺伝子産物には、pol(ビリオンのRNA依存性DNAポリメラーゼ(逆転写酵素)をコードする)、エンドヌクレアーゼ、HIVプロテアーゼ、およびgag(ビリオンのコアタンパク質をコードする)が含まれる。
【0005】
抗ウイルス薬設計の焦点の1つは、ウイルスのポリプロテイン前駆体のプロセシングを妨害することによって感染性ビリオンの形成を阻害する化合物を作り出すことである。これらの前駆体タンパク質のプロセシングには、複製に不可欠な、ウイルスによってコードされるプロテアーゼの作用が必要である。HIVプロテアーゼを阻害することが抗ウイルス性である可能性は、ペプチジル阻害剤を用いて証明されている。
【0006】
ヒトT細胞におけるHIV複製に必要とされる工程は、ウイルスによってコードされるインテグラーゼによる、宿主細胞ゲノムへのプロウイルスDNAの挿入である。インテグレーションは、あるプロセスにおいてインテグラーゼによって媒介されると考えられており、そのプロセスは、ウイルスDNA配列と安定な核タンパク質複合体とが集合すること、線形プロウイルスDNAの3’末端から2つのヌクレオチドを切断すること、およびそのプロウイルスDNAの3’OH陥凹末端を、宿主標的部位において生成された付着末端(staggered cut)において共有結合的に連結することを含む。結果として生じるギャップの修復合成は、細胞の酵素によって行われ得る。HIVインテグラーゼの阻害剤は、AIDSの治療およびウイルス複製の阻害において有効であり得る。
【0007】
HIV感染および関連症状の治療において治療用化合物の組み合わせを投与することによって、抗ウイルス活性の増強、毒性の低下、耐性となるまでの進行の遅延、および薬効の増大をもたらすことができる。単一の投薬単位として投与される組み合わせは、服用個数(pill burden)を減少させ、投薬スケジュールを単純にするので、患者の服薬率を上昇させることができる。しかしながら、すべての化合物が、組み合わせでの投与に適しているとは限らない。組み合わせの成否に影響する因子としては、その化合物の化学的不安定性、投薬単位のサイズ、組み合された化合物が拮抗作用を起こす可能性または単なる相加作用しかもたらさない可能性、および好適な製剤を得るに当たっての問題が挙げられる。
【0008】
HIV感染を治療するための、組み合わせでの使用に適した治療薬および実行可能な医薬組成物を見つけ出すことが必要とされ続けている。ある特定のHIVインテグラーゼ阻害剤は、その高力価および薬物動態学的プロファイルに起因して、併用療法における構成要素として魅力的である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、HIVインテグラーゼ阻害剤および他の治療薬を含んでなる化合物の組み合わせに関する。そのような組み合わせは、HIV複製の阻害、HIVによる感染の予防および/または治療、ならびにAIDSおよび/またはARCの治療において有用である。本発明はまた、HIVインテグラーゼ阻害剤を含んでなる医薬組成物を特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
アバカビル(ABC)との組み合わせにおける式(I)の化合物GSK1349572AによるHIV-1
IIIB
の阻害。
エファビレンツ(EFV)との組み合わせにおける式(I)の化合物GSK1349572AによるHIV-1
IIIB
の阻害。
ロピナビル(LPV)との組み合わせにおける式(I)の化合物GSK1349572AによるHIV-1
IIIB
の阻害。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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