TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025131406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029126
出願日
2024-02-28
発明の名称
電力変換装置
出願人
Astemo株式会社
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250902BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】インダクタンスを低減した電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置は、直流電圧を平滑化する複数の平滑コンデンサと、複数の平滑コンデンサと接続される第1正極バスバと第1負極バスバと、第1正極バスバと第1負極バスバとの間に設けられる第1絶縁材と、を有する第1バスバ部材と、直流電圧を交流電圧に変換する複数の半導体装置と、複数の半導体装置と接続される第2正極バスバと第2負極バスバと、第2正極バスバと第2負極バスバとの間に設けられる第2絶縁材と、を有する第2バスバ部材と、を備え、第1バスバ部材は、第1正極バスバと第1負極バスバが積層されて形成され、かつ第2バスバ部材と接続するための第1接続部を有し、第2バスバ部材は、第2正極バスバと第2負極バスバが積層されて形成され、かつ第1接続部と接続されている第2接続部を有し、第1接続部は、第2接続部に向かって突出する突出部を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
直流電圧を平滑化する複数の平滑コンデンサと、
前記複数の平滑コンデンサと接続される第1正極バスバおよび第1負極バスバと、前記第1正極バスバおよび前記第1負極バスバとの間に設けられる第1絶縁材と、を有する第1バスバ部材と、
前記直流電圧を交流電圧に変換する複数の半導体装置と、
前記複数の半導体装置と接続される第2正極バスバおよび第2負極バスバと、前記第2正極バスバおよび前記第2負極バスバとの間に設けられる第2絶縁材と、を有する第2バスバ部材と、を備え、
前記第1バスバ部材は、前記第1正極バスバと前記第1負極バスバが積層されて形成され、かつ前記第2バスバ部材と接続するための第1接続部を有し、
前記第2バスバ部材は、前記第2正極バスバと前記第2負極バスバが積層されて形成され、かつ前記第1接続部と接続されている第2接続部を有し、
前記第1接続部は、前記第2接続部に向かって突出する突出部を有する
電力変換装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1バスバ部材は、前記複数の平滑コンデンサの間に形成されている第1中継部を有し、
前記第2バスバ部材は、前記複数の半導体装置の間に形成され、前記第1中継部と接続される第2中継部を有し、
前記第1中継部は、前記第1接続部と、前記第1接続部から屈曲して設けられかつ前記平滑コンデンサと対向している第3接続部と、を有し、
前記第2中継部は、前記第2接続部と、前記第2接続部から屈曲して設けられかつ前記半導体装置と対向している第4接続部と、を有し、
前記第1中継部および前記第2中継部は、それぞれの断面がUの字形状である
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記第1正極バスバの少なくとも一部と前記第1負極バスバの少なくとも一部とが互いに重なり合って積層され、かつ前記第1接続部が延伸する方向に沿って複数形成されている連結部を有し、
複数の前記連結部同士の間には、それぞれ前記第1バスバ部材と前記第2バスバ部材とを互いに締結するための締結部が設けられている
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記第1絶縁材は、前記突出部の周囲を囲うように形成されている
請求項1に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インバータの開発分野では、スイッチング素子のSiC(Silicon Carbide)化が主流となっている。これにより、スイッチング周波数が上昇してサージ電圧が増加するため、スイッチング素子が破壊される可能性が増加したり、ノイズが発生したりする。そこで、インバータにおけるインダクタンスを低減する必要がある。インダクタンスを低減する構成として、例えば下記の特許文献1には、DCキャパシタと接続されたバスバが積層され、かつパワーモジュールに直接接続されている構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6824840号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成を鑑みて、本発明は、さらにインダクタンスを低減する電力変換装置を提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電力変換装置100は、直流電圧を平滑化する複数の平滑コンデンサと、前記複数の平滑コンデンサと接続される第1正極バスバおよび第1負極バスバと、前記第1正極バスバおよび前記第1負極バスバとの間に設けられる第1絶縁材と、を有する第1バスバ部材と、前記直流電圧を交流電圧に変換する複数の半導体装置と、前記複数の半導体装置と接続される第2正極バスバおよび第2負極バスバと、前記第2正極バスバおよび前記第2負極バスバとの間に設けられる第2絶縁材と、を有する第2バスバ部材と、を備え、前記第1バスバ部材は、前記第1正極バスバと前記第1負極バスバが積層されて形成され、かつ前記第2バスバ部材と接続するための第1接続部を有し、前記第2バスバ部材は、前記第2正極バスバと前記第2負極バスバが積層されて形成され、かつ前記第1接続部と接続されている第2接続部を有し、前記第1接続部は、前記第2接続部に向かって突出する突出部を有する。
【発明の効果】
【0006】
インダクタンスの低減を実現した電力変換装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る、電力変換装置の構成を説明するための全体斜視図
図1のA拡大正面図
図2のB-B’断面図
本発明の一実施形態に係る、第3・第4接続部を説明する図
本発明の一実施形態に係る、連結部を説明する構造図(図4のC-C’断面図)
本発明の一実施形態に係る、ゲートバスバの斜視図とD視点図
本発明の一実施形態に係る、ゲートバスバ側視点のモールドバスバの構造図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
【0009】
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
【0010】
(一実施形態および全体構成)
(図1~図4)
電力変換装置100は、半導体装置1、平滑コンデンサ2、モールドバスバ3、ゲートバスバ4を備える。モールドバスバ3(第1バスバ部材)は、複数の平滑コンデンサ2の間に形成されている第1中継部10を有している。同様に、ゲートバスバ4(第2バスバ部材)は複数の半導体装置1の間に形成されている第2中継部10aを有している。第1中継部10と第2中継部10aは、図示しない締結部材によって互いに締結されることで、電気接続している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
永久磁石モーター
11日前
個人
移動体を用いる駐車場発電所
15日前
竹内工業株式会社
配線ダクト
22日前
エイブリック株式会社
バッテリ装置
12日前
日産自動車株式会社
電子機器
5日前
ニデック株式会社
モータの制御方法
2日前
井関農機株式会社
充電システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
溶接装置
8日前
株式会社ダイヘン
移動装置
15日前
三菱ケミカル株式会社
電池
11日前
愛知電機株式会社
巻線方法および巻線装置
10日前
住友電装株式会社
電気接続箱
25日前
富士電機株式会社
電力変換装置
19日前
株式会社アイシン
直流回転電機
8日前
ローム株式会社
半導体集積回路
24日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
10日前
株式会社ダイヘン
電力管理装置
3日前
大阪瓦斯株式会社
蓄電装置
11日前
ローム株式会社
スナバ回路
18日前
株式会社ダイヘン
変換装置集積体
10日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
24日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
24日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
4日前
株式会社マキタ
充電器
19日前
本田技研工業株式会社
回転機械
11日前
本田技研工業株式会社
電流検出装置
24日前
株式会社アイシン
コンデンサ
8日前
ヤマウチ株式会社
発電機
8日前
本田技研工業株式会社
電流検出装置
24日前
株式会社IHI
給電システム
3日前
富士ウェーブ株式会社
走行中給電システム
15日前
富士電機株式会社
電力変換システム
12日前
エイブリック株式会社
スイッチングレギュレータ
19日前
ローム株式会社
駆動回路
26日前
株式会社デンソー
電力変換装置
18日前
株式会社豊田自動織機
インバータ装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る