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公開番号
2025131028
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028508
出願日
2024-02-28
発明の名称
模様孔を有する織物の製造方法、孔開け加工機及び織物
出願人
株式会社青柳
代理人
個人
主分類
D06C
7/02 20060101AFI20250902BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】これまでにない新たな模様を織地に形成する模様孔を有する織物の製造方法、織地孔開け加工機及び織物を提供する。
【解決手段】複数の模様孔4を有する織物の製造方法であって、経糸2及び緯糸3を織成して織地1を形成する織地形成工程と、織地1の経糸2及び緯糸3を熱融着材の硬化により固定する糸固定工程と、糸固定工程により経糸2及び緯糸3が固定された織地1の所定部分を加熱して硬化した熱融着材を融解する融解工程と、融解工程により熱融着材が融解した部分の織目を適宜な手段により拡開して前記模様孔4を形成する模様孔形成工程と、融解した熱融着材の再硬化により模様孔4の孔縁4’の経糸2と緯糸3とを固定する孔縁固定工程とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の模様孔を有する織物の製造方法であって、経糸及び緯糸を織成して織地を形成する織地形成工程と、前記織地の経糸及び緯糸を熱融着材の硬化により固定する糸固定工程と、前記糸固定工程により前記経糸及び前記緯糸が固定された前記織地の所定部分を加熱して硬化した前記熱融着材を融解する融解工程と、前記融解工程により熱融着材が融解した部分の織目を適宜な手段により拡開して前記模様孔を形成する模様孔形成工程と、前記融解した熱融着材の再硬化により前記模様孔の孔縁の前記経糸と前記緯糸とを固定する孔縁固定工程とを含むことを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
請求項1記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着材が付された織糸を、前記経糸若しくは前記緯糸に採用して前記織地を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
【請求項3】
請求項2記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着材を糸状にした熱融着糸が撚られた織糸を、前記経糸若しくは前記緯糸に採用して前記織地を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
【請求項4】
請求項3記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着糸が撚られた織糸を、前記緯糸に採用して前記織地を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
【請求項5】
請求項4記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着材が付されていない織糸及び前記熱融着糸が撚られた織糸を、前記緯糸に採用して前記織地を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
【請求項6】
請求項1記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着材を糸状にした熱融着糸を織糸とし、前記経糸若しくは前記緯糸に採用して前記織地を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
【請求項7】
請求項1~6いずれか1項に記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記拡開は前記織目に先端尖鋭棒体を刺入して該織目を押し広げることで行うことを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
【請求項8】
請求項7記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記先端尖鋭棒体は発熱棒体であることを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法。
【請求項9】
経糸及び緯糸を織成して成り、前記経糸及び前記緯糸を熱融着材で固定した織地に、複数の模様孔を形成する孔開け加工機であって、発熱機能を有する先端尖鋭棒体を備え、この先端尖鋭棒体は前記織地の織目に刺入し該織目を拡開可能に構成されていることを特徴とする孔開け加工機。
【請求項10】
請求項9記載の孔開け加工機において、前記先端尖鋭棒体は少なくとも先端部にフッ素樹脂加工が施されていることを特徴とする孔開け加工機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、模様孔を有する織物の製造方法、孔開け加工機及び織物に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
本出願人は、ほつれ防止、糸抜け防止、裾上げテープとして機能させるために用いられている接着糸(熱融着糸)に着目し、この接着糸を利用して織目を規則的あるいは不規則的に崩し、これを接着糸による接着機能によって固定することで、織地に織目柄を形成する特許文献1に開示される織目柄形成方法を提案している。
【0003】
この織目柄形成方法は、接着糸を含んで製織した織地を、手動あるいは機械によって、例えば経糸に対して横方向から織地を引動して経糸を規則的に連続S字蛇行させてこの経糸が規則的に疎密となるようにし、これによって緯糸も疎密になるようにして織目を変形させ、この経糸、緯糸をS字蛇行させ疎密とすることで崩した織目状態の織地に対して熱を加えて、接着糸の接着機能によりこの織目状態を接着固定することで、織り密度が低く抑えられた極めて軽量な織目柄を有する織地を得る方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3667653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述した織目柄形成方法の技法に、新規な技法を組み合わせてこれまでにない新たな模様を織地に形成する模様孔を有する織物の製造方法、織地孔開け加工機及び織物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】
複数の模様孔4を有する織物の製造方法であって、経糸2及び緯糸3を織成して織地1を形成する織地形成工程と、前記織地1の経糸2及び緯糸3を熱融着材の硬化により固定する糸固定工程と、前記糸固定工程により前記経糸2及び前記緯糸3が固定された前記織地1の所定部分を加熱して硬化した前記熱融着材を融解する融解工程と、前記融解工程により熱融着材が融解した部分の織目を適宜な手段により拡開して前記模様孔4を形成する模様孔形成工程と、前記融解した熱融着材の再硬化により前記模様孔4の孔縁4’の前記経糸2と前記緯糸3とを固定する孔縁固定工程とを含むことを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法に係るものである。
【0008】
また、請求項1記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着材が付された織糸を、前記経糸2若しくは前記緯糸3に採用して前記織地1を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法に係るものである。
【0009】
また、請求項2記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着材を糸状にした熱融着糸が撚られた織糸を、前記経糸2若しくは前記緯糸3に採用して前記織地1を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法に係るものである。
【0010】
また、請求項3記載の模様孔を有する織物の製造方法において、前記熱融着糸が撚られた織糸を、前記緯糸3に採用して前記織地1を織成することを特徴とする模様孔を有する織物の製造方法に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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