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公開番号2025130496
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027690
出願日2024-02-27
発明の名称バッテリーロコの充電方法
出願人株式会社奥村組
代理人個人
主分類B60L 53/14 20190101AFI20250901BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリーロコの運搬効率を向上させることが可能になる。
【解決手段】シールド掘進機Sによって構築された掘削坑DP内を走行するバッテリーロコBLのバッテリーBに電気的に接続されたパンタグラフPGを、シールド掘進機Sの後方に牽引されている複数台の後続台車FTに渡って延在した状態で設けられた給電トロリ線PWに接続することにより、バッテリーロコBLのバッテリーBを充電する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シールド掘進機によって構築された掘削坑内において複数台の運搬台車を移動させるバッテリーロコのバッテリーに接続された状態で前記バッテリーロコに設けられた集電部を、前記シールド掘進機の後方に牽引される後続台車に前記シールド掘進機の掘進方向に沿って延在した状態で設けられた給電トロリ線に電気的に接続することにより、前記バッテリーを充電することを特徴とするバッテリーロコの充電方法。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記シールド掘進機が泥土圧シールド掘進機であり、
前記シールド掘進機により掘削された掘削土砂を排出する土砂排出口部の直下に、複数台の前記運搬台車を前記バッテリーロコによって順次移動して、前記土砂排出口部から排出された前記掘削土砂を複数台の前記運搬台車に順次積み込む間、前記後続台車の前記給電トロリ線に前記バッテリーロコの前記集電部を電気的に接続し続けて、前記バッテリーを充電し続けることを特徴とする請求項1記載のバッテリーロコの充電方法。
【請求項3】
前記運搬台車は、前記シールド掘進機の掘進方向に沿って複数台連結され、前記後続台車に設けられた土砂排出口部から排出される掘削土砂を積み込む台車であり、
前記給電トロリ線は、複数台の前記運搬台車のうちの積み始めの前記運搬台車が前記土砂排出口部の直下にあるときに、前記集電部が前記給電トロリ線に接触する位置から複数台の前記運搬台車のうちの積み終わりの前記運搬台車が前記土砂排出口部の直下にあるときに、前記集電部が前記給電トロリ線に接触する位置に渡って延在した状態で設けられていることを特徴とする請求項2記載のバッテリーロコの充電方法。
【請求項4】
前記バッテリーは、リチウムイオン蓄電池であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のバッテリーロコの充電方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリーロコの充電方法に関し、例えば、シールド掘進機によって掘削された掘削坑内において資材や掘削土砂等の運搬に使用されるバッテリーロコの充電方法に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
バッテリーロコは、搭載されたバッテリー(蓄電池)を動力源として、資材や掘削土砂を積み込んだ台車を牽引または後押しして発進立坑から切羽部までの間を走行する機関車である。
【0003】
バッテリーロコのバッテリーは、片番毎に充電が必要であり、その充電は、例えば、バッテリーロコの駆動中に発進立坑の充電スペースにおいて予備バッテリーを充電しておき、片番終了後に発進立坑の充電スペースにおいて、消耗したバッテリーを充電済みの予備バッテリーに交換することによって対応している。
【0004】
このようなバッテリーロコについては、例えば、特許文献1に記載があり、バッテリーロコの走行中に、トンネル内の一部区間の給電区間に設けられたトロリ線に、バッテリーロコに設けられた集電体を接触させることで、バッテリーロコのバッテリーを充電する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-126045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、近年は、掘削坑の長距離化が進んでいる上、1日当たりの掘進距離が延び、さらに、掘削坑の径が大径化していることに伴い、バッテリーロコの走行時間、走行距離および重量が増え、バッテリーロコのバッテリーの交換頻度が増える傾向にある。
【0007】
このため、掘削坑内に離合箇所を設け、掘削坑内にも充電器と予備バッテリーを配置し、バッテリーを交換しながら掘削作業を実施する等の対策が講じられているが、コスト高になる上、バッテリーの交換作業に時間がかかり、バッテリーロコによる掘削土砂等の運搬効率が低下する、という課題がある。
【0008】
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、バッテリーロコによる掘削土砂等の運搬効率を向上させることができる技術を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の他の目的は、シールド掘進機による掘削坑の施工に伴う作業を減らすことができる技術を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の他の目的は、バッテリーロコのバッテリーにかかる費用を低減することができる技術を提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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