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公開番号2025130424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027577
出願日2024-02-27
発明の名称燃料電池モジュール
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類H01M 8/04 20160101AFI20250901BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】メンテナンス性を向上できるとともに小型化できる燃料電池モジュールを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック及び電気系部品16を収容する筐体18には、筐体18内において第1方向Xに気体が流れるようにファンが取り付けられている。筐体18は、第1方向Xに延びる第1フレーム、第2方向Yに延びる第2フレーム、及び第3方向Zに延びる第3フレームを含む複数のフレームによって構成された立体構造を有する軸組18aと、軸組18aに取り付けられるとともに第1方向Xに延びる第4規制カバー64と、軸組18aに設けられた第1壁部71とを有している。軸組18aは、第4規制カバー64が取り付けられる第4カバー取付面184を有している。第1壁部71は、電気系部品16が取り付けられる第1部品取付面71aを有している。第1部品取付面71aは、第4カバー取付面184に対して凹んだ位置に設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池スタックと、
前記燃料電池スタックと電気的に接続される電気系部品と、
前記燃料電池スタック及び前記電気系部品を収容する筐体と、
前記筐体内において第1方向に気体が流れるように前記筐体に取り付けられたファンと、
を備える燃料電池モジュールであって、
前記筐体は、
前記第1方向に延びる第1フレーム、前記第1方向と直交する第2方向に延びる第2フレーム、及び前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に延びる第3フレームを含む複数のフレームによって構成された立体構造を有する軸組と、
前記軸組に取り付けられるとともに前記第1方向に延びる規制カバーと、
前記軸組に設けられた壁部と、
を有し、
前記軸組は、前記規制カバーが取り付けられるカバー取付面を有し、
前記壁部は、前記電気系部品が取り付けられる部品取付面を有し、
前記部品取付面は、前記カバー取付面に対して凹んだ位置に設けられていることを特徴とする燃料電池モジュール。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記壁部は、複数の前記フレームのうち、少なくとも2つの前記フレームに固定されている請求項1に記載の燃料電池モジュール。
【請求項3】
前記壁部は、前記軸組と別体であり、前記軸組に対して溶接及びボルトの少なくとも一方によって固定されている請求項1に記載の燃料電池モジュール。
【請求項4】
前記壁部は、前記軸組と一体形成されている請求項1に記載の燃料電池モジュール。
【請求項5】
前記電気系部品は、配電部とコンバータとを有し、
前記軸組には、前記配電部が取り付けられる前記壁部としての第1壁部と、前記コンバータが取り付けられる前記壁部としての第2壁部とが個別に設けられている請求項1に記載の燃料電池モジュール。
【請求項6】
前記燃料電池スタックに接続された複数の配管を備え、
前記筐体は、前記第1方向における前記軸組の一端に取り付けられるとともに複数の前記配管が貫通するサイドカバーを含み、
前記壁部は、前記第1方向において前記サイドカバーから離れた位置に設けられている請求項1に記載の燃料電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の燃料電池モジュールは、燃料電池スタックと、燃料電池スタックと電気的に接続される電気系部品と、燃料電池スタック及び電気系部品を収容する筐体と、筐体に取り付けられたファンとを備えている。筐体は、有底筒状の本体と、本体の開口を閉塞する蓋とを有している。筐体には、通気口と排出口とが設けられている。ファンが動作すると、通気口から筐体内に空気が吸入されるとともに、筐体内に吸入された空気は排出口から筐体外に排出される。筐体内の部品は、筐体内を通過する空気によって冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-003626号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような燃料電池モジュールでは、メンテナンス性の向上と燃料電池モジュールの小型化とが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題点を解決するための燃料電池モジュールは、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックと電気的に接続される電気系部品と、前記燃料電池スタック及び前記電気系部品を収容する筐体と、前記筐体内において第1方向に気体が流れるように前記筐体に取り付けられたファンと、を備える燃料電池モジュールであって、前記筐体は、前記第1方向に延びる第1フレーム、前記第1方向と直交する第2方向に延びる第2フレーム、及び前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に延びる第3フレームを含む複数のフレームによって構成された立体構造を有する軸組と、前記軸組に取り付けられるとともに前記第1方向に延びる規制カバーと、前記軸組に設けられた壁部と、を有し、前記軸組は、前記規制カバーが取り付けられるカバー取付面を有し、前記壁部は、前記電気系部品が取り付けられる部品取付面を有し、前記部品取付面は、前記カバー取付面に対して凹んだ位置に設けられていることを要旨とする。
【0006】
上記構成によれば、軸組から規制カバーを取り外すことにより、筐体内の部品に容易にアクセスすることができる。したがって、メンテナンス性が向上する。
また、上記構成によれば、部品取付面がカバー取付面に対して凹んだ位置に設けられているため、電気系部品がカバー取付面よりも外側にはみ出しにくくなる。したがって、燃料電池モジュールを小型化できる。
【0007】
上記燃料電池モジュールにおいて、前記壁部は、複数の前記フレームのうち、少なくとも2つの前記フレームに固定されていてもよい。
上記構成によれば、壁部を軸組に対して安定的に設けることができるため、電気系部品の取付状態を安定させることができる。
【0008】
上記燃料電池モジュールにおいて、前記壁部は、前記軸組と別体であり、前記軸組に対して溶接及びボルトの少なくとも一方によって固定されていてもよい。
上記構成によれば、壁部が軸組と一体形成されている場合と比較して、壁部及び軸組の成形が容易になる。また、壁部を軸組に固定する前に電気系部品を壁部に取り付けることにより、壁部に対する電気系部品の取付作業が容易になる。
【0009】
上記燃料電池モジュールにおいて、前記壁部は、前記軸組と一体形成されていてもよい。
上記構成によれば、軸組に対する壁部の固定作業が不要になる。
【0010】
上記燃料電池モジュールにおいて、前記電気系部品は、配電部とコンバータとを有し、前記軸組には、前記配電部が取り付けられる前記壁部としての第1壁部と、前記コンバータが取り付けられる前記壁部としての第2壁部とが個別に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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