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公開番号2025130021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024211062
出願日2024-12-04
発明の名称膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物
出願人三洋化成工業株式会社
代理人
主分類C09K 3/10 20060101AFI20250829BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 本発明の目的は、硬化物の樹脂強度に優れる膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物を提供することにある。
【解決手段】ポリオール成分(A)とポリイソシアネート成分(B)とを含有するポリウレタン樹脂形成性組成物であって、前記ポリイソシアネート成分(B)が、3価~5価アルコールのアルキレンオキサイド(アルキレンの炭素数2~3)付加物(A52)とポリイソシアネート(b)とを構成単量体として含むイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(U)を含有してなる膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物(P)。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリオール成分(A)とポリイソシアネート成分(B)とを含有するポリウレタン樹脂形成性組成物であって、前記ポリイソシアネート成分(B)が、3価~5価アルコールのアルキレンオキサイド(アルキレンの炭素数2~3)付加物(A52)とポリイソシアネート(b)とを構成単量体として含むイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(U)を含有してなる膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物(P)。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
ポリオール成分(A)が、ポリアミンのアルキレンオキサイド(アルキレンの炭素数2~3)付加物(A2)および/またはアルカノールアミンのアルキレンオキサイド(アルキレンの炭素数2~3)付加物(A3)を含有する請求項1記載の膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物。
【請求項3】
ポリオール成分(A)とポリイソシアネート成分(B)との当量比[(A)/(B)]が、0.5~2.0である請求項1記載のポリウレタン樹脂形成性組成物。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか記載のいずれか記載の組成物を用いてなる膜モジュールのシール材。
【請求項5】
請求項4記載のシール材を用いてなる膜モジュール。
【請求項6】
請求項5記載の膜モジュールを用いてなる中空糸型血液処理器又は浄水器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シール材として用いられるポリウレタン樹脂形成性組成物としては、例えば、ヒマシ油系ポリオールを含むポリオール成分とポリイソシアネート成分とを含む組成物が提案されている。(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭53-61695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の技術であっても、硬化物の樹脂強度が十分に満足できるとは言えず、その解決が求められていた。
本発明の目的は、硬化物の樹脂強度に優れる膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、上記の目的を達成するべく検討を行った結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、ポリオール成分(A)とポリイソシアネート成分(B)とを含有するポリウレタン樹脂形成性組成物であって、前記ポリイソシアネート成分(B)が、3価~5価アルコールのアルキレンオキサイド(アルキレンの炭素数2~3)付加物(A52)とポリイソシアネート(b)とを構成単量体として含むイソシアネート末端ウレタンプレポリマー(U)を含有してなる膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物(P)である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の膜モジュールのシール材用ポリウレタン樹脂形成性組成物(P)は、以下の効果を奏する。
(1)硬化物の樹脂強度に優れる。
(2)硬化物の溶出率が少ない。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<ポリオール成分(A)>
本発明におけるポリオール成分(A)は、ひまし油ポリオール(A1)、ポリアミンのアルキレンオキサイド(炭素数2~3)付加物(A2)、アルカノールアミンのアルキレンオキサイド(炭素数2~3)付加物(A3)、ポリエステルポリオール(A4)、ポリエーテルポリオール(A5)、およびこれら2種以上の混合物が挙げられる。
【0008】
ひまし油ポリオール(A1):
(A1)としては、Mn(数平均分子量)が300~4,000のもの、例えば、ひまし油、部分脱水ひまし油、ポリエーテルポリオールとひまし油とのエステル交換反応により得られるひまし油脂肪酸エステル、ポリエーテルポリオールとひまし油脂肪酸のエステル化反応により得られるひまし油脂肪酸エステル、ひまし油への炭素数2~8、好ましくは炭素数2~3のアルキレンオキサイド(以下において、AOを略記することがある)(例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイドおよびこれら2種以上の混合物)付加により得られるひまし油AO付加体等が挙げられる。
【0009】
ポリアミンのアルキレンオキサイド(炭素数2~3)付加物(A2):
(A2)を構成するポリアミン(am)としては、下記の(am1)~(am4)、およびこれらの2種またはそれ以上の混合物が挙げられる。
(A2)としては、上記ポリアミン(a)に、エチレンオキサイド(EO)および/またはプロピレンオキサイド(PO)等のアルキレンオキサイドを付加したものが挙げられる。
【0010】
脂肪族ポリ(2~7価)アミン(am1):
炭素数[以下において、Cと略記することがある]2以上かつMn500以下のもの、例えば、C2~10のアルキレンジアミン(エチレンジアミン、プロピレンジアミン等)、ポリアルキレン(C2~10)ポリ(3価~6価またはそれ以上)アミン[ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン等]、並びに、それらのアルキル(C1~4)またはヒドロキシアルキル(C2~4)置換体、例えばジアルキル(C1~3)アミノプロピルアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、アミノエチルエタノールアミン;
(【0011】以降は省略されています)

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