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公開番号
2025129488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026149
出願日
2024-02-26
発明の名称
原料の受け渡し装置
出願人
株式会社サタケ
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B65G
65/40 20060101AFI20250829BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】原料を供給部から搬送部へ受け渡すための構成を簡易にして低コスト化を図りながら、原料の種類や供給量が異なったとしても素早く対応可能にして原料の跳ね、速度ムラ、姿勢ムラを抑制し、良好な受け渡しを実現して原料の流下状態を安定させる。
【解決手段】原料の受け渡し装置1は、重り5の取り付けが可能に構成された上側板部30と、上側板部30の下部から流下面102aへ接近する方向に延び、供給部101の下流端から落下した原料を堰き止める堰き止め板部31とを有する整流シャッタ3を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
供給部の下流端から落下した原料を、傾斜した原料流下面を形成する搬送部に受け渡す原料の受け渡し装置であって、
前記原料流下面の上方において前記供給部の幅方向に延びる軸周りに回動可能に支持されるとともに下方へ延び、重りの取り付けが可能に構成された上側板部と、
前記上側板部の下部から前記原料流下面へ接近する方向に延び、前記供給部の下流端から落下した原料を堰き止める堰き止め板部とを有する整流シャッタを備えていることを特徴とする原料の受け渡し装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の原料の受け渡し装置において、
前記供給部の下流端の下方、かつ、前記堰き止め板部の上方に位置付けられ、前記上側板部に接近する方向に延びるとともに、前記上側板部に近づけば近づくほど下に位置するように下降傾斜し、前記供給部の下流端から落下した原料を受ける受け部をさらに備えていることを特徴とする原料の受け渡し装置。
【請求項3】
請求項1に記載の原料の受け渡し装置において、
前記上側板部の上部は、前記供給部の幅方向に延びる支軸を介して回動可能に支持されていることを特徴とする原料の受け渡し装置。
【請求項4】
請求項1に記載の原料の受け渡し装置において、
前記堰き止め板部に原料が無い状態で、前記堰き止め板部と、当該堰き止め板部よりも下の前記原料流下面とのなす角度が90度以上に設定されていることを特徴とする原料の受け渡し装置。
【請求項5】
請求項1に記載の原料の受け渡し装置において、
前記上側板部に取り付けられる重りをさらに備え、
前記重りは、前記上側板部に対して上下方向の位置調整が可能に取り付けられることを特徴とする原料の受け渡し装置。
【請求項6】
請求項5に記載の原料の受け渡し装置において、
前記上側板部には、前記重りを締結部材によって締結するための締結穴が形成され、
前記重りには、上下方向に長い長穴が前記締結穴と対応する位置に形成され、
前記締結穴及び前記長穴に共通の締結部材が挿通されることを特徴とする原料の受け渡し装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、供給部から供給された原料を搬送部に受け渡すための原料の受け渡し装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば穀物等の原料を供給部から搬送部に供給する際に、供給部と搬送部との間に原料の受け渡し装置を介在させたものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
特許文献1には、供給部に対してスライド自在とされた中間樋によって構成された受け渡し装置が開示されている。特許文献1のものでは、原料の大きさや重量等に合わせて搬送部の勾配を変更する際に、勾配を急にすると供給部と搬送部との距離が短くなることで中間樋が供給部の下方をスライドして供給部との重なり部分が大きくなる一方、勾配を緩やかにすると供給部と搬送部との距離が長くなることで中間樋が供給部の下方をスライドして供給部との重なり部分が小さくなるように構成されている。
【0004】
また、特許文献2には、供給部と搬送部の上部との間に中継樋を設置している。特許文献2のものでは、中継樋を搬送部に対して接離させる駆動手段を設けており、原料の流量に応じて駆動手段が中継樋の位置を自動的に調整するようにしている。
【0005】
また、特許文献3には、搬送部内にゴムなどの弾性材からなる流動規制板を設けることが開示されている。特許文献3のものでは、搬送部内を流れる原料の流動が流動規制板によって規制されて原料の流れを安定させている。
【0006】
また、特許文献4には、供給部内に規制板を設けて原料の散粒を抑制することが開示されている。
【0007】
さらに、特許文献5には、供給部から供給された原料を搬送部に案内する案内部が可撓性を有するものであり、案内部の上に溜まった原料の重さで当該案内部が下方に撓んで搬送部の流下面と案内部との間に原料の通過可能な隙間を形成する技術が開示されている。特許文献5の場合、案内部の上に溜まっている原料の量が多くなればなるほど隙間が拡大する一方、案内部の上に溜まっている原料の量が少なくなればなるほど隙間が縮小することとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実開昭56-62181号公報
特開2006-111434号公報
特開昭55-116476号公報
特開昭55-165176号公報
特開2023-184292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、例えば原料を光学的に選別する光学式選別機では、搬送部を流れる原料に含まれる異物などを光学機器により選別してエジェクタ装置によって排除するように構成されている。光学機器による選別精度を高めてエジェクタ装置による異物排除の誤りの頻度を低くするためには、原料を供給部から搬送部へ受け渡す際に良好な受け渡し、即ち、搬送部を流れる全ての原料が跳ねることなく、かつ、姿勢の乱れがない状態での受け渡しが好ましい。
【0010】
光学式選別機の現場への導入時には、例えば特許文献1の場合、良好な受け渡し状態となるように搬送部の勾配を調整し、その勾配に合わせて中間樋をスライドさせて運用を開始する。ところが、運用開始後、調整時とは異なる原料が供給されたり、原料は同じであってもロットが異なることで大きさや形状の異なる原料が供給されることがある。そのような場合、特許文献1では運用を停止した状態で、作業者が搬送部の勾配調整と中間樋のスライド操作を行わなければならず、作業者に負担がかかる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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