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公開番号2025129282
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2025111648,2020191263
出願日2025-07-01,2020-11-17
発明の名称シートフレーム
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60N 2/68 20060101AFI20250828BHJP(車両一般)
要約【課題】せん断荷重に対する強度と剥離荷重に対する強度とを両立することができるシートフレームを提供すること。
【解決手段】本発明に係るシートフレームは、板状部材と、少なくとも一部の側面に平面部を有する棒状部材とを接合してなるシートフレームであって、棒状部材の長手方向に延びるベース部であって、中心線が、板状部材と平面部との接触面において、棒状部材の長手方向と直交する方向の中央部よりも、当該シートフレーム使用時に使用者からの荷重が加わる側に位置するベース部と、ベース部の一端から、棒状部材の長手方向と交差する方向に、棒状部材の中心軸よりも荷重が加わる側とは反対側まで延びる第1延在部と、ベース部の他端から、棒状部材の長手方向と交差する方向、棒状部材の中心軸よりも荷重が加わる側とは反対側まで延びる第2延在部と、を有する溶接部によって接合される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
板状部材と、少なくとも一部の側面に平面部を有する棒状部材とを接合してなるシートフレームであって、
前記棒状部材の長手方向に延びるベース部であって、中心線が、前記板状部材と前記平面部との接触面において、前記棒状部材の長手方向と直交する方向の中央部よりも、当該シートフレーム使用時に使用者からの荷重が加わる側に位置するベース部と、
前記ベース部の一端から、前記棒状部材の長手方向と交差する方向に、前記棒状部材の中心軸よりも前記荷重が加わる側とは反対側まで延びる第1延在部と、
前記ベース部の他端から、前記棒状部材の長手方向と交差する方向、前記棒状部材の中心軸よりも前記荷重が加わる側とは反対側まで延びる第2延在部と、
を有する溶接部によって接合される、
ことを特徴とするシートフレーム。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記溶接部は、前記棒状部材の長手方向と直交する方向の中央部よりも、前記板状部材の外縁側とは反対側に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシートフレーム。
【請求項3】
前記溶接部は、
前記第1延在部の、前記ベース部に連なる側とは反対側の端部から、前記棒状部材の長手方向に延びる第3延在部と、
前記第2延在部の、前記ベース部に連なる側とは反対側の端部から、前記棒状部材の長手方向に延びる第4延在部と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のシートフレーム。
【請求項4】
前記第1および第2延在部は、直線状に延びる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシートフレーム。
【請求項5】
前記第1および第2延在部は、弧状をなして延びる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシートフレーム。
【請求項6】
前記溶接部は、
前記第1延在部の、前記ベース部に連なる側とは反対側の端部と、前記第2延在部の、前記ベース部に連なる側とは反対側の端部とを連結する連結部、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のシートフレーム。
【請求項7】
前記棒状部材は、長手方向と直交する平面を切断面とする断面が矩形をなす、
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載のシートフレーム。
【請求項8】
前記棒状部材は、筒状をなす、
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載のシートフレーム。
【請求項9】
前記板状部材および前記棒状部材は、それぞれアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる、
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載のシートフレーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートフレームに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車用のシートフレームは、板材にパイプを溶接し、シートフレームの強度を確保している(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、パイプの長手方向と直交する平面を切断面とする断面が四角形をなす角パイプと、断面が円をなす丸パイプとを板材に接合してシートフレームを作製している。一般に、パイプと板材とは、パイプの中央部、例えば、円パイプであれば断面における径方向の中央部において接合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-236191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したシートフレームは、使用時において、板材とパイプとに対してせん断荷重と剥離荷重とが加わる。シートフレームでは、せん断に対する強度と、剥離に対する強度とを両立することが求められている。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、せん断荷重に対する強度と剥離荷重に対する強度とを両立することができるシートフレームを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるシートフレームは、板状部材と、少なくとも一部の側面に平面部を有する棒状部材とを接合してなるシートフレームであって、前記棒状部材の長手方向に延びるベース部であって、中心線が、前記板状部材と前記平面部との接触面において、前記棒状部材の長手方向と直交する方向の中央部よりも、当該シートフレーム使用時に使用者からの荷重が加わる側に位置するベース部を有する溶接部によって接合されることを特徴とする。
【0007】
また、本発明にかかるシートフレームは、上記の発明において、前記溶接部は、前記棒状部材の長手方向と直交する方向の中央部よりも、前記板状部材の外縁側とは反対側に設けられる、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明にかかるシートフレームは、上記の発明において、前記溶接部は、前記ベース部の一端から、前記棒状部材の長手方向と交差する方向に延びる第1延在部と、前記ベース部の他端から、前記棒状部材の長手方向と交差する方向に延びる第2延在部と、を有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明にかかるシートフレームは、上記の発明において、前記溶接部は、前記第1延在部の、前記ベース部に連なる側とは反対側の端部から、前記棒状部材の長手方向に延びる第3延在部と、前記第2延在部の、前記ベース部に連なる側とは反対側の端部から、前記棒状部材の長手方向に延びる第4延在部と、をさらに有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明にかかるシートフレームは、上記の発明において、前記第1および第2延在部は、直線状に延びる、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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