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公開番号
2025127364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024067
出願日
2024-02-20
発明の名称
トリムカバー及び車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20250825BHJP(車両一般)
要約
【課題】カバー本体が乗員によって引っ張られた場合でも、カバー本体の端末部と操作レバー部材との間からパッドやフレームが見えてしまうことを防止する。
【解決手段】トリムカバー28は、車両用シートのシートバック14Rのバックパッド24に被せられるカバー本体30を備えている。カバー本体30の端末部30Aには、操作レバー部材46のエスカッション50とバックパッド24との間の隙間に配置される係止部32が設けられている。この係止部32には、エスカッション50と係合することで上記隙間からの係止部32の抜け出しを阻止するIフック34(抜止部材)が取り付けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用シートのシートバックのパッドに被せられ、前記シートバックの肩口に設けられて前記シートバックのフレームに固定される操作レバー部材のエスカッションと前記パッドとの間の隙間に配置される係止部が端末部に設けられたカバー本体と、
前記係止部に取り付けられ、前記エスカッションと係合することで前記隙間からの前記係止部の抜け出しを阻止する抜止部材と、
を備えたトリムカバー。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記抜止部材は、板状に形成された板状部材である請求項1に記載のトリムカバー。
【請求項3】
前記板状部材は、前記係止部に縫製されている請求項2に記載のトリムカバー。
【請求項4】
前記板状部材は、前記操作レバー部材のケースが有する縦壁部と前記エスカッションが有する垂下壁部との間に、前記係止部とともに挟まれる請求項2又は請求項3に記載のトリムカバー。
【請求項5】
乗員が着座するシートクッションと、
請求項1又は請求項2に記載のトリムカバーの前記カバー本体がパッドに被せられ、前記乗員の背部を支持するシートバックと、
を備えた車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にシートバックのトリムカバーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された表皮材の取付け構造は、開口部及びスリットが形成されたパッドと、パッドの表面を覆い、スリットに収容されるフラップが形成されたトリムカバーと、フラップがスリットに収容された状態で開口部に挿入され、フレームに固定されてパッドを押圧する操作レバー部材と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-128246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の先行技術では、トリムカバーが乗員によって引っ張られると、フラップがスリットから抜け出てしまい、フラップ(すなわちトリムカバーの端末部)と操作レバー部材との間からパッドやフレームが見えてしまう虞がある。
【0005】
本発明は、カバー本体が乗員によって引っ張られた場合でも、カバー本体の端末部と操作レバー部材との間からパッドやフレームが見えてしまうことを防止できるトリムカバー及び該トリムカバーを備えた車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のトリムカバーは、車両用シートのシートバックのパッドに被せられ、前記シートバックの肩口に設けられて前記シートバックのフレームに固定される操作レバー部材のエスカッションと前記パッドとの間の隙間に配置される係止部が端末部に設けられたカバー本体と、前記係止部に取り付けられ、前記エスカッションと係合することで前記隙間からの前記係止部の抜け出しを阻止する抜止部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様のトリムカバーでは、カバー本体は、車両用シートのシートバックのパッドに被せられる。このカバー本体の端末部に設けられた係止部は、シートバックの肩口に設けられてシートバックのフレームに固定される操作レバー部材のエスカッションとパッドとの間の隙間に配置される。この係止部に取り付けられた抜止部材は、エスカッションと係合することで上記隙間からの係止部の抜け出しを阻止する。これにより、カバー本体が乗員によって引っ張られた場合でも、カバー本体の端末部と操作レバー部材との間からパッドやフレームが見えてしまうことを防止できる。
【0008】
第2の態様のトリムカバーは、第1の態様において、前記抜止部材は、板状に形成された板状部材である。
【0009】
第2の態様のトリムカバーでは、カバー本体の係止部に取り付けられた板状部材がエスカッションと係合することで、エスカッションとパッドとの間の隙間からの係止部の抜け出しが阻止される。この板状部材は、板状に形成され、エスカッションと前記パッドとの間に配置されるものであるため、例えばシートバックのフレームに形成された孔に抜止部材が挿入されて係止される構成と比較して、係止の作業が容易になる。
【0010】
第3の態様のトリムカバーは、第2の態様において、前記板状部材は、前記係止部に縫製されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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