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公開番号
2025124252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020176
出願日
2024-02-14
発明の名称
水ジェット推進艇および船舶
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類
B63B
1/32 20060101AFI20250819BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】凌波性や直進安定性を上げても、滑らかに旋回しやすくなる水ジェット推進艇を提供する。
【解決手段】水ジェット推進艇10は、船体20を備え、船体におけるキール26の前部には、左右方向に貫通する空洞29が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水ジェット推進艇であって、
船体を備え、
前記船体におけるキールの前部には、左右方向に貫通する空洞が形成されている、水ジェット推進艇。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の水ジェット推進艇であって、
前記空洞の少なくとも一部は、前記水ジェット推進艇の滑走時における喫水線よりも下方に位置している、水ジェット推進艇。
【請求項3】
請求項2に記載の水ジェット推進艇であって、
前記空洞における前方側の一部は、前記水ジェット推進艇の滑走時における前記喫水線よりも上方に位置している、水ジェット推進艇。
【請求項4】
請求項1に記載の水ジェット推進艇であって、
前記空洞は、前記船体の下面付近に位置している、水ジェット推進艇。
【請求項5】
請求項1に記載の水ジェット推進艇であって、
前記船体は、
船体本体と、
プレートであって、前記プレートにおける前端部と後端部とは、前記船体本体の下部に接続され、前記プレートにおける前記前端部と前記後端部との間に位置する中間部分は、前記船体本体と上下方向に離間している、プレートと、を有し、
前記空洞は、前記船体本体と前記プレートとの間の空間である、水ジェット推進艇。
【請求項6】
請求項5に記載の水ジェット推進艇であって、
左右方向視において、前記プレートにおける上方側の輪郭線は、曲線形状、もしくは、90度以上180度未満の角度で折れ曲がる部分を有する形状である、水ジェット推進艇。
【請求項7】
請求項5に記載の水ジェット推進艇であって、
左右方向視において、前記プレートにおける下方側の輪郭線は、曲線形状である、水ジェット推進艇。
【請求項8】
請求項5に記載の水ジェット推進艇であって、
前記プレートにおける前後方向に交差する断面は、前記船体の左右方向の中心線の付近に位置する中央部が、下方に張り出している、水ジェット推進艇。
【請求項9】
請求項8に記載の水ジェット推進艇であって、
前記プレートにおける前後方向に交差する断面は、前記船体の左右方向の中心線の付近に位置し、かつ、下方に張り出している角部を有する略三角形状である、水ジェット推進艇。
【請求項10】
請求項5に記載の水ジェット推進艇であって、
左右方向視において、前記プレートにおける前記後端部と、前記船体本体とがなす角度は、前記プレートにおける前記前端部と、前記船体本体とがなす角度よりも小さい、水ジェット推進艇。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、水ジェット推進艇および船舶に関する。
続きを表示(約 900 文字)
【背景技術】
【0002】
水ジェット推進艇は、船体を備え、船体の後方に向かう水流を発生させることにより、船体の推進力を発生させる。既知の船舶は、船体の船底面における幅方向の中央に、船体の船首から船尾に向かって延びるキールが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4169543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的にキールを鋭くしていくと凌波性や直進安定性が上がるが、滑らかに旋回しにくくなる傾向がある。
【0005】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、例えば以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
本明細書に開示される水ジェット推進艇は、船体を備え、前記船体におけるキールの前部には、左右方向に貫通する空洞が形成されている。
【0008】
本水ジェット推進艇によれば、水ジェット推進艇が旋回すると、船体の船底の周辺に位置している水が空洞を通過する。そのため、本水ジェット推進艇は、旋回時に船体の船底に加わる水の抵抗を低減することにより、滑らかに旋回しやすくなる。
【0009】
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、水ジェット推進艇、船舶、水ジェット推進艇の製造方法、船舶の製造方法等の形態で実現することができる。
【発明の効果】
【0010】
本水ジェット推進艇によれば、水ジェット推進艇が旋回すると、船体の船底の周辺に位置している水が空洞を通過する。そのため、本水ジェット推進艇は、旋回時に船体の船底に加わる水の抵抗を低減することにより、滑らかに旋回しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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