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公開番号
2025123659
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019252
出願日
2024-02-13
発明の名称
乗物
出願人
カワサキモータース株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62J
11/22 20200101AFI20250818BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ツールボックスをシートの下面に着脱可能に固定する固定部の脱落を防止できる、乗物を提供する。
【解決手段】自動二輪車1は、車体フレーム10と、車体フレーム10に対して着脱可能に取り付けられており、乗員によって着座される、シート20と、シート20の底部に取り付けられており、車載工具40が収容される、ツールボックス30と、ツールボックス30をシート20に対して固定する、固定部50と、固定部50をシート20に保持する、保持部60とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車体フレームと、
前記車体フレームに対して着脱可能に取り付けられており、乗員によって着座される、シートと、
前記シートの底部に取り付けられており、車載工具が収容される、ツールボックスと、
前記ツールボックスを前記シートに対して固定する、固定部と、
前記固定部を前記シートに保持する、保持部と
を備える、乗物。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記固定部は、
前記シートに設けられており下方から締結される、被締結部と、
前記被締結部に締結される、締結部材と、
を含んでおり、
前記被締結部及び前記締結部材の一方に雄ねじ部が形成されており、他方に雌ねじ部が形成されており、
前記ツールボックスは、
前記被締結部又は前記締結部材により挿通される締結挿通部と、
前記締結挿通部の周囲に位置しており、前記固定部により固定される固定座部と
を含んでおり、
前記保持部は、前記被締結部及び前記締結部材のうち雄ねじ部に設けられており前記締結部材の前記被締結部から下方への脱落を防止する、
請求項1に記載の乗物。
【請求項3】
前記保持部は、
前記雄ねじ部に着脱可能に取り付けられた保持部材と、
前記保持部材を、前記ツールボックスに係止する保持部材係止部と
を有する、
請求項2に記載の乗物。
【請求項4】
前記保持部は、前記雄ねじ部に着脱不能に一体的に構成されており、
前記固定座部には、前記雄ねじ部が挿通可能な切り欠きを有する、
請求項2に記載の乗物。
【請求項5】
前記固定部は、
前記ツールボックス及び前記シートに設けられており、第1方向に延びる、挿通部と、
前記ツールボックス及び前記シートにわたって前記挿通部に挿通される、係合部材と
を含んでおり、
前記保持部は、前記係合部材を前記シートに対して着脱可能に保持する、
請求項1に記載の乗物。
【請求項6】
前記シートは、前記ツールボックスを前記第1方向に交差する第2方向に移動可能に下方から支持する支持部を含んでいる、
請求項5に記載の乗物。
【請求項7】
前記係合部材は、車載工具である、
請求項5又は6に記載の乗物。
【請求項8】
前記係合部材は、六角レンチであり、
前記保持部は、前記シートに保持された六角レンチのうち、前記挿通部に挿通される部分とは異なる部分を保持する、
請求項7に記載の乗物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乗物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
整備工具等が収容されたツールボックスを備えた自動二輪車が知られている。例えば、特許文献1にはツールボックスが自動二輪車用のシートの下面に取り付けられることが開示されている。ツールボックスは、固定部、例えば締結部材による締結によってシートに着脱可能に固定される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-125135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構造では、締結部材の締め付けが不十分である場合に、例えば車体振動に起因して締結部材に緩みが生じて脱落してしまうと、ツールボックスがシートから脱落してしまうおそれがある。
【0005】
本開示は、ツールボックスをシートの下面に着脱可能に取り付ける固定部の脱落を防止できる、乗物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、
車体フレームと、
前記車体フレームに対して着脱可能に取り付けられており、乗員によって着座される、シートと、
前記シートの底部に取り付けられており、車載工具が収容される、ツールボックスと、
前記ツールボックスを前記シートに対して固定する、固定部と、
前記固定部を前記シートに保持する、保持部と
を備える、乗物を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る乗物によれば、ツールボックスをシートに固定する固定部の脱落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る自動二輪車の側面図。
シートを下方から見た斜視図。
ツールボックス周辺を示す、シートの下面図である。
図3のIV-IV線に沿った固定部におけるシートの縦断面図。
蝶ナットを取り外した状態を示す固定部の分解図。
第2実施形態に係るツールボックスの固定構造を示すシートの下面図。
第1変形例に係るツールボックスの固定構造を示すシートの下面図。
第2変形例に係るツールボックスの固定構造を示すシートの下面図。
第3実施形態に係るツールボックスの固定構造を示すシートの下面図。
図9のX-X線に沿った固定部におけるシートの縦断面図。
図9のXI-XI線に沿った保持部におけるシートの縦断面図。
図9のXII-XII線に沿った支持部におけるシートの縦断面図。
固定部を保持部から取り外した状態を示すシートの下面図。
図13に続き固定部が引き抜かれた状態を示すシートの下面図。
図14に続きツールボックスが前方に移動した状態を示すシートの下面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
図1は、本開示に係る乗物の一実施形態として自動二輪車1の左側面図を示している。本実施形態で用いる各部材の方向は、自動二輪車1の乗員から見た方向の概念と一致するものとして説明する。
【0010】
図1に示されるように、自動二輪車1は前輪2と後輪3とを備えている。前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク4の下部に回転自在に支持されている。フロントフォーク4は、その上端部に設けられたアッパーブラケット5と、アッパーブラケット5の下方に設けられたロアブラケット6とを介して、操舵軸7に支持されている。操舵軸7は、ヘッドパイプ8によって回動可能に支持されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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