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公開番号
2025123454
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025103561,2021060455
出願日
2025-06-19,2021-03-31
発明の名称
顔料分散液
出願人
ベック株式会社
代理人
主分類
C09D
17/00 20060101AFI20250815BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明は、分散安定性、再分散性に優れ、艶調整に有効な顔料分散液を提供する。
【解決手段】本発明の顔料分散液は、溶剤(A)、吸油量50ml/100g以上の顔料(B)及び分散剤(C)を含み、該分散剤(C)が、特定の重量平均分子量を有する分散剤(c-1)と分散剤(c-2)を併用することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
溶剤(A)、吸油量50ml/100g以上の顔料(B)及び分散剤(C)を含む顔料分散液であって、
該分散剤(C)が、重量平均分子量が
6000以上50000以下
の分散剤(c-1)、及び、重量平均分子量が5000未満の分散剤(c-2)、
を含むことを特徴とする顔料分散液。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記溶剤(A)と前記顔料(B)の混合比率(重量比率)は、溶剤(A)100重量部に対し、顔料(B)0.5重量部以上50重量部以下であることを特徴とする請求項1に記載の顔料分散液。
【請求項3】
前記溶剤(A)と前記分散剤(C)の混合比率(重量比率)は、溶剤(A)100重量部に対し、分散剤(C)0.1重量部以上20重量部以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の顔料分散液。
【請求項4】
前記分散剤(c-1)と前記分散剤(c-2)の混合比率(重量比率)は、(c-1):(c-2)が1:9~9:1であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の顔料分散液。
【請求項5】
前記溶剤(A)は、脂肪族炭化水素の比率が30重量%以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の顔料分散液。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分散安定性、再分散性に優れた顔料分散液に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、建築物、土木構築物等の躯体の保護、意匠性の付与および、美観性の向上のため塗装仕上げが行われており、優れた塗膜物性を有することから種々の溶剤形コーティング材が多く用いられている。
【0003】
このようなコーティング材においては、多種多様な条件に応じたコーティング材を提供する必要がある。例えば、同一品種のコーティング材であっても、艶有り、7分艶、5分艶、3分艶、艶消し等のそれぞれの艶に応じたものを用意し対応する必要がある。
【0004】
このような場合、コーティング材とは別に、艶調整用の顔料分散液を用意しておき、必要に応じ、コーティング材に艶調整用の顔料分散液を混合して使用することができる。
例えば、例えば特許文献1では、コーティング材と、艶消剤を混合し、艶の調整を行う方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-119730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような顔料分散液は、分散安定性、再分散性が課題となる場合が多く、特に、艶調整用の顔料分散液は、分散安定性、再分散性の向上が課題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は鋭意検討の結果、溶剤及び顔料を必須成分とし、さらに特定の分散剤を併用することによって、分散安定性、再分散性に優れ、艶調整に有効な顔料分散液が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.溶剤(A)、吸油量50ml/100g以上の顔料(B)及び分散剤(C)を含む顔料分散液であって、
該分散剤(C)が、重量平均分子量が
6000以上50000以下
の分散剤(c-1)、及び、重量平均分子量が5000未満の分散剤(c-2)、
を含むことを特徴とする顔料分散液。
2.前記溶剤(A)と前記顔料(B)の混合比率(重量比率)は、溶剤(A)100重量部に対し、顔料(B)0.5重量部以上50重量部以下であることを特徴とする1.に記載の顔料分散液。
3.前記溶剤(A)と前記分散剤(C)の混合比率(重量比率)は、溶剤(A)100重量部に対し、分散剤(C)0.1重量部以上20重量部以下であることを特徴とする1.または2.に記載の顔料分散液。
4.前記分散剤(c-1)と前記分散剤(c-2)の混合比率(重量比率)は、(c-1):(c-2)が1:9~9:1であることを特徴とする1.から3.のいずれかに記載の顔料分散液。
5.前記溶剤(A)は、脂肪族炭化水素の比率が30重量%以上であることを特徴とする1.から4.のいずれかに記載の顔料分散液。
【発明の効果】
【0009】
本発明の顔料分散液は、分散安定性、再分散性に優れ、艶調整に有効である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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