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公開番号2025118514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024207838
出願日2024-11-29
発明の名称気泡発生装置
出願人株式会社 MTG
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類B01F 23/2373 20220101AFI20250805BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】流路に対する液体の導入量と気体の導入量とのバランスを調整することによって、気泡を排出管から断続的に排出する。
【解決手段】気泡発生装置は、第1の方向を中心軸とする円柱状の流路を内部に有する容器本体と、気体を流路に導入する気体導入管と、液体供給源から供給される液体を流路に導入する液体導入管と、液体と気体とが混合した気液混合液を流路から外部に排出する排出管と、を備える。容器本体には、流路を構成する内壁面に、気体導入管に連通する気体導入口が形成されており、内壁面に、排出管に連通する排出口が形成されており、中心軸周りの内周面に、第1の方向視で流路の径方向に対して交差する方向に開口し、かつ、液体導入管に連通する液体導入口が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1の方向を中心軸とする円柱状の流路を内部に有する容器本体と、
気体を前記流路に導入する気体導入管と、
液体供給源から供給される液体を前記流路に導入する液体導入管と、
液体と気体とが混合した気液混合液を前記流路から外部に排出する排出管と、を備え、
前記容器本体には、
前記流路を構成する内壁面に、前記気体導入管に連通する気体導入口が形成されており、
前記内壁面に、前記排出管に連通する排出口が形成されており、
前記中心軸周りの内周面に、前記第1の方向視で前記流路の径方向に対して交差する方向に開口し、かつ、前記液体導入管に連通する液体導入口が形成されている、気泡発生装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
請求項1に記載の気泡発生装置であって、
前記排出管が有する排出流路は、第1の内径を有する第1の流路部分と、第2の内径を有する第2の流路部分と、前記第1の流路部分と前記第2の流路部分との間に位置し、かつ、前記第1の内径と前記第2の内径との両方に比べて小さい第3の内径を有する第3の流路部分とを含む、気泡発生装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の気泡発生装置であって、
前記第1の方向に直交する第2の方向視で、前記液体導入口の開口方向は、前記中心軸を中心とする仮想円の接線に平行である、気泡発生装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の気泡発生装置であって、
さらに、細孔方式の微細気泡発生部材を備え、
前記微細気泡発生部材には、
前記排出管に連通する第1の流路と、
外部から供給される気体が流れる第2の流路と、
前記第1の流路と前記第2の流路とを区画する多孔質製のフィルタと、を有する、気泡発生装置。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の気泡発生装置であって、
前記気体導入管は、圧縮機によって加圧された気体を前記流路に導入する、気泡発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、気泡発生装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、気泡発生装置が知られている。この気泡発生装置は、液体供給源から供給される液体と、気体供給手段から供給される気体とを混合して気泡を発生させ、気泡と液体とが混合した気液混合液を排出する。従来の気泡発生装置は、液体の流路を内部に有する管状体を有する。管状体は、内径が縮小した縮径部分を有し、この縮径部分に複数の貫通孔が形成されている。気体供給手段から複数の貫通孔に供給される気体と、液体供給源から流路に供給される液体とが流路内で混合して気泡を発生させ、気泡と液体とが混合した気液混合液が排出される(例えば下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/212028号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の気泡発生装置では、複数の貫通孔が供給される気体の流れの勢いによって流路内に旋回流を発生させて気体と液体とを混合する構成である。この構成では、例えば、気体が相対的に小さい貫通孔から供給されるため、旋回流の勢いが比較的に弱く、気体と液体とを十分に混合することができないおそれがあることや、複数の貫通孔を流路に形成することが必須であることなど、改良の余地があった。
【0005】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本明細書に開示される気泡発生装置は、第1の方向を中心軸とする円柱状の流路を内部に有する容器本体と、気体を前記流路に導入する気体導入管と、液体供給源から供給される液体を前記流路に導入する液体導入管と、液体と気体とが混合した気液混合液を前記流路から外部に排出する排出管と、を備え、前記容器本体には、前記流路を構成する内壁面に、前記気体導入管に連通する気体導入口が形成されており、前記内壁面に、前記排出管に連通する排出口が形成されており、前記中心軸周りの内周面に、前記第1の方向視で前記流路の径方向に対して交差する方向に開口し、かつ、前記液体導入管に連通する液体導入口が形成されている。
【0008】
本気泡発生装置によれば、加圧された気体と液体との混合によって気泡を発生させることができる。また、本気泡発生装置は、流路の径方向に対して交差する方向に開口する液体導入口から導入される液体の流れの勢いによって流路内に旋回流を発生させて気体と液体とを混合する構成である。このため、例えば、旋回流の勢いが比較的に強く、気体と液体とを効率よく混合することができる。
【0009】
(2)上記気泡発生装置において、前記排出管が有する排出流路は、第1の内径を有する第1の流路部分と、第2の内径を有する第2の流路部分と、前記第1の流路部分と前記第2の流路部分との間に位置し、かつ、前記第1の内径と前記第2の内径との両方に比べて小さい第3の内径を有する第3の流路部分とを含む構成としてもよい。本気泡発生装置によれば、排出管におけるベンチュリ効果によって、気液混合液を流路から排出管に効果的に導くことができる。
【0010】
(3)上記気泡発生装置において、前記第1の方向に直交する第2の方向視で、前記液体導入口の開口方向は、前記中心軸を中心とする仮想円の接線に平行である構成としてもよい。本気泡発生装置によれば、液体導入口が、中心軸に直交しない方向に開口している構成に比べて、液体による旋回流を流路内に効率的に発生させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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