特許ウォッチ

公開番号2025117758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012651
出願日2024-01-31
発明の名称課金方法、および、課金システム
出願人株式会社 MTG
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類G06Q 30/0645 20230101AFI20250805BHJP(計算;計数)
要約【課題】使用者による特定機能の利用に応じた適切な課金を行う課金方法及び課金システムを提供する。
【解決手段】課金方法において、管理サーバは、データ受信が有りを判定し、データ受信があった場合、受信したデータに含まれる履歴情報を取得し、履歴情報に含まれるマッサージ実行時間、白濁実行時間などの実績時間を記憶する。そして、予め定められた課金時期到来したと判定した場合、前回の課金時期後から今回の課金時期までの実行時間(マッサージ実行時間、白濁実行時間)を積算し、その積算実行時間に比例した従量課金を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
生体に対する処理を施す生体処理装置で利用する特定機能に対して課金を行う課金方法であって、
前記生体処理装置は、操作装置を有し、前記操作装置による操作に基づき、前記特定機能を利用する機能利用モードを実行する構成であり、
前記操作装置が、前記機能利用モードの実行指示を受け付けた場合に、前記機能利用モードの実行に関する履歴情報を取得し、
前記履歴情報に基づき課金を実行する、課金方法。
続きを表示（約 640 文字）【請求項２】
請求項１に記載の課金方法であって、
前記生体処理装置は、前記特定機能を利用しない機能非利用モードを実行可能に構成されており、
前記機能非利用モードの実行については課金の対象外とする、課金方法。
【請求項３】
生体に対する処理を施す生体処理装置であって、操作装置と、前記操作装置による操作に基づき、特定機能を利用する機能利用モードを実行する構成である処理実行器とを有する生体処理装置と、
前記操作装置が、前記機能利用モードの実行指示を受け付けた場合に、前記機能利用モードの実行に関する履歴情報を出力するコントローラと、
前記コントローラが出力した前記履歴情報に基づき課金を実行する課金装置と、
を備える、課金システム。
【請求項４】
請求項３に記載の課金システムであって、
前記生体処理装置は、前記操作装置による操作に基づき、前記機能利用モードと、前記特定機能を利用しない機能非利用モードと、を選択的に実行可能に構成されており、
前記課金装置は、前記機能非利用モードの実行については課金の対象外とする、課金システム。
【請求項５】
請求項３または請求項４に記載の課金システムであって、
前記生体処理装置は、前記生体に流体を供給する流体供給装置であり、
前記特定機能は、前記流体供給装置が供給する液体に気体を含ませる気体供給機能である、課金システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書に開示される技術は、課金方法、および、課金システムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、例えば泡沫モードを実行可能なシャワーヘッドと操作装置とを有するシャワーシステムが知られている。泡沫モードは、シャワーヘッドが泡沫を含んだ水を放出するモードである。操作装置が泡沫モードの実行指示を受け付けていない場合、シャワーヘッドは、泡沫を含まない水を放出し、操作装置が泡沫モードの実行指示を受け付けた場合、シャワーヘッドは、泡沫モードを実行し、泡沫を含んだ水を放出する（例えば下記特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２００９／２１２０２８号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば、シャワーシステムのような生体処理装置をユーザに貸し出してレンタル料を課金する課金方法が考えられる。しかし、このような課金方法では、生体処理装置の特定機能の利用の有無に関係なく、生体処理装置自体の使用に対して課金されるため、課金の利便性が低いという問題があった。なお、このような課題は、シャワーシステムに限らず、例えば生体に電気刺激を付与する電気刺激装置など、他の生体処理装置にも共通する課題である。
【０００５】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【０００７】
（１）本明細書に開示される課金方法は、生体に対する処理を施す生体処理装置で利用する特定機能に対して課金を行う課金方法であって、前記生体処理装置は、操作装置を有し、前記操作装置による操作に基づき、前記特定機能を利用する機能利用モードを実行する構成であり、前記操作装置が、前記機能利用モードの実行指示を受け付けた場合に、前記機能利用モードの実行に関する履歴情報を取得し、前記履歴情報に基づき課金を実行する。
【０００８】
本課金方法では、機能利用モードの実行に関する履歴情報を取得し、その履歴情報に基づき課金を実行する。このため、例えば、特定機能の利用の有無に関係なく、生体処理装置の電源投入に基づき課金を行う課金方法に比べて、使用者による特定機能の利用に応じた適切な課金を行うことができる。
【０００９】
（２）上記課金方法において、前記生体処理装置は、前記特定機能を利用しない機能非利用モードを実行可能に構成されており、前記機能非利用モードの実行については課金の対象外とする構成としてもよい。本課金方法では、複数のモードを実行可能な生体処理装置について、機能非利用モードの実行に対して課金はされず、機能利用モードの実行に対して課金がされる。このため、使用者による特定機能の利用に応じた適切な課金を行うことができる。
【００１０】
（３）本明細書に開示される課金システムは、生体に対する処理を施す生体処理装置であって、操作装置と、前記操作装置による操作に基づき、特定機能を利用する機能利用モードを実行する構成である処理実行器とを有する生体処理装置と、前記操作装置が、前記機能利用モードの実行指示を受け付けた場合に、前記機能利用モードの実行に関する履歴情報を出力するコントローラと、前記コントローラが出力した前記履歴情報に基づき課金を実行する課金装置と、を備える。本課金システムによれば、使用者による特定機能の利用に応じた適切な課金を行うことができる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許