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公開番号
2025116277
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025094815,2021098863
出願日
2025-06-06,2021-06-14
発明の名称
電気刺激フィットネスウェア
出願人
株式会社 MTG
代理人
個人
主分類
A61N
1/36 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】美観を保ちながら機能を高めたフィットネスウェアを提供する。
【解決手段】電気刺激フィットネスウェアにおいて、止水シート250は、電極部30と衣服部の接合部分を被覆可能な位置に配置され、少なくとも一部に止水層264を有する。衣服部の少なくとも一部は、複数の生地の間に止水シート250を挟んだ複層構造を有する。止水シート250は、止水層264より伸縮性の高い生地の少なくとも一部に止水層264が溶着されて構成されている。
【選択図】図29
特許請求の範囲
【請求項1】
身体に着用可能な衣服部と、
対象身体部位に電気刺激を与えるために前記対象身体部位に近接し得るよう前記対象身体部位に対向する位置にて前記衣服部の内側に設けられ、導電性高分子生地で表面が形成された電極部と、
前記電極部と前記衣服部の接合部分を被覆可能な位置に配置される少なくとも一部に止水層を有する止水シートと、
を備え、
前記衣服部の少なくとも一部は、表地と裏地の間に前記止水シートを挟んだ複層構造を有し、
前記電極部は、前記裏地に対して前記対象身体部位の側から接合し、
前記止水シートは、前記表地と前記裏地の間において前記裏地と前記電極部の接合部分を前記止水層が被覆するように形成されていることを特徴とする電気刺激フィットネスウェア。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記止水シートは、前記止水層より伸縮性の高い生地の少なくとも一部に前記止水層が溶着されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気刺激フィットネスウェア。
【請求項3】
前記電極部は、複数の電極部を含み、前記複数の電極部の少なくとも一部は殿筋に電気刺激を付与可能な位置に設けられ、
前記止水層は、前記殿筋に電気刺激を付与可能な電極部に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の電気刺激フィットネスウェア。
【請求項4】
前記止水シートは、少なくとも殿筋に対応する部分が、前記止水層より伸縮性の高い生地に前記止水層が溶着されているとともに、その上端部が前記衣服部の腰部に繋がれて吊り下げられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電気刺激フィットネスウェア。
【請求項5】
前記止水シートは、少なくとも殿筋より下方に対応する部分が、前記止水層より伸縮性の高い生地の単層で形成されており、その下端部が前記衣服部の裾部に繋がれていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電気刺激フィットネスウェア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運動用の衣類に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
人間の身体的運動に用いる運動器具として、例えば筋電気刺激装置がある。筋電気刺激装置は、筋肉に微弱な電流を流して筋肉を緊張および弛緩させることで、筋肉を運動させて筋力強化を図ることが期待される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-6644号公報
スペイン国特許出願公開第1129005U号明細書
特開2018-7699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の筋電気刺激装置を利用して全身の筋肉を同時に鍛えるために、各装置を身体に固定するためのフィットネス用衣類が知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、従来のフィットネス用衣類の場合、筋電気刺激装置や多数の電気ケーブルが衣類から露出して美観を損ねていただけでなく、剥き出しの電気ケーブルの存在がユーザーの動きを制限してしまう場合があった。一方、導電性布部を生体用電極とする着用具も知られるが(例えば、特許文献3参照)、導電性布部の肌への接触面内を通電させるものである分、十分な通電量を確保するには導電性布部の面積を大きくとる必要があり、フィットネスウェアとして実現するにはウェアの形や動きが制約されるおそれがあった。
【0005】
また近年、フィットネスジムでのトレーニングだけでなく自宅トレーニングも増加しているため、フィットネス用衣類の仕様としても生活環境下での使用を前提とした配慮の必要性が高まっている。
【0006】
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、美観を保ちながら機能を高めたフィットネスウェアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電気刺激フィットネスウェアは、身体に着用可能な衣服部と、対象身体部位に電気刺激を与えるために対象身体部位に近接し得るよう対象身体部位に対向する位置にて衣服部の内側に設けられ、導電性高分子生地で表面が形成された電極部と、を備える。少なくとも電極部と衣服部の接合部分に止水層が形成されている。
【0008】
この態様における電気刺激フィットネスウェアは、上半身用であっても下半身用であってもよい。「電極部」は、複数箇所に設けられた複数の電極であってもよいし、1箇所に設けられた一つの電極であってもよい。「接合部分」は、衣服部において電極部が設けられた領域ないし電極部が最も近接する領域であってよい。「接合」は、必ずしも電極部が衣服部の生地自体に直接的に密着していなければならない趣旨ではなく、少なくとも衣服部において電極部が近接ないし隣接していれば足りる。「止水層」は、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド合成樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン等をシート状またはフィルム状に形成させた防水性を有する合成樹脂であってよいし、電極部の水分を吸収して止水することで衣服部の外部へ染み出すことを防止する高分子吸水ポリマー等の高吸水性樹脂の層であってもよい。この態様によると、電極部を保水させた場合に、その水分が電極部から衣服部の外部へ染み出すことを予防し、椅子やソファなどの家財道具を濡らすことを防ぐことができる。
【0009】
電極部と衣服部の接合部分を被覆可能な位置に配置される少なくとも一部に止水層を有する止水シートをさらに備えることにより、電極部と衣服部の接合部分に止水層が形成されていてもよい。この態様によると、電極部を保水させた場合に、その水分が電極部から衣服部へ浸透しても止水シートによって衣服部の外部へ水分が染み出すことを予防し、椅子やソファなどの家財道具を濡らすことを防ぐことができる。
【0010】
衣服部の少なくとも一部は、複数の生地の間に止水シートを挟んだ複層構造を有してもよい。止水シートは、複数の生地の間において生地と電極部の接合部分を被覆してもよい。「衣服部」は、その少なくとも一部が複数の生地、例えば表地と裏地を重ねた複層構造を有してよく、その表地と裏地の間に止水シートの層を挟み込む形で構成してよい。衣服部の複数の生地の間には周囲の全部または一部が縫製されて形成された閉塞空間を有してもよく、止水シートはその閉塞空間に配置されてもよい。この態様によると、止水シートが外部からは視認できない位置に設けられることで、美観と機能性を保ったフィットネスウェアを実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
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